白金台ぶらぶら歩き②

庭園美術館を出て、プラチナ通りに向かう途中にある食料品店。


ボナールのチョコレートを置いていると紹介されていたのを覚えています。

コーヒーのいい香りがお店の外まで漂ってます。
お店の人（女性二人）はあまり愛想がいいとは言えませんが、アルザスワインの品揃えがいいこと、マリアージュフレールやフォションの紅茶がパリとそんなに変わらない値段で売っていることは特筆すべきですね。しかも、大きい缶で！

あと、焼き菓子がとてもおいしかったです。
外にテーブルがあって、そこでコーヒーと一緒にいただけるのですが、ちょっと冷えそうなので今日はお持ち帰りで。バナナケーキ、フィナンシェ、さくらのフィナンシェをいただきました。どれもバターたっぷりでおいしかったです。しかも、200円前後という良心的なお値段。



ここでお買い物をしたあと、プラチナ通りへ。


おしゃれなレストランやカフェが並んでます。

通りから一本入ると、昔ながらの大きな門構えの家があったり、マンションなのか一戸建てなのか、どこから入るのかすらわからないような建物があったり。

でも、だいぶ前につくったらしいレンガ造りの壁のようなものがありました。


なにか歴史がありそう。


こんな小道も。通ってみたかったけど、かなりぬかるんでいたので、今日はパス。

通りから見えるところに松岡美術館というのがありました。こじんまりしていていい感じ。ぐるっとパスが使えるのと展示が良さげだったので入ってみました。



これが、大当たり‼︎

展示の仕方も見やすくて、わかりやすかったです。特にガンダーラなどの仏教美術の展示は、こんな貴重なものをこんな近くで見られるなんて！と感激ものでした。手書きの解説も力の入り具合が伝わるおろしろいものでした。

企画展は日本美術院の画家のもので、奥村土牛や横山大観などもあってすごく得した気分。

大きな全面ガラスの奥にはきれいな庭が広がっていて、ベンチに座ってのんびりできます。つくばいに椿が浮かんでいたりして、きちんと手入れされているのが心地いいです。


駐車場には羊が！古代中国では、霊獣とされていたそうです。

こういう出会いってうれしいですね。初めての街でも、あちこちふらふら歩き回って、これからもすてきな出会いをしていこうと思います。