それほんと?

キラ様のデスノート

NHK金融危機特番

2009年07月20日 | 政治
NHKの金融危機番組を見た方は多いと思う。
いろいろな視点で分かりやすくまとまっている。
今回の金融危機の姿は理解できたのではないだろうか。

しかし、証券ビジネスと実態ビジネスの違いに切り込めていない。
もし、切り込めていたらもっと分かりやすくなっていただろう。
それが、NHKの知識の限界だろう。

その差とは、証券ビジネスには企業が生産した付加価値を消費するというプロセスがないことだ。
マネーゲームというように、博打なのだ。
博打だから、カモがいる。
カモには、金融工学のおまじないでだます。
そして、場(証券市場)に金をかけさせる。
当然、負ける。
負け方も半端じゃない。
レバレッジを効かせて、大ばくちだから。

マスコミは、勝ちばかりを宣伝し、金融ビジネスの素晴らしさを強調する。
その最先端を走ってきたのが、竹中平蔵だ。
博打には当然の、勝ちと負けが同時に発生することを何も言わない。

一方の実態ビジネスは、必ず消費サイクルがある。
作りすぎると在庫が膨らみ、ブレーキがかかる。
自動制御が働く。

ここが大きな違いだ。

政治家、官僚、マスコミ、評論家、ジャーナリスト、、、

証券ビジネスと実態ビジネスの違いくらいわきまえて意見を述べたらどうか。


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