それほんと?

キラ様のデスノート

サブプライムローン地獄

2007年11月27日 | 経営
アンリカに金融工学を駆使したサブプライム証券は、悲惨な結果を招く。
優良証券の中に細切れにした不良債権を入れ込んで隠した。
不良部分を取り除けば、有力部分だけが復活するが、その方法が無い。
100分の1、1000分の1しか含まれていなくても、それは不良債権となるから販売できない。
価値は底なしに収縮していく。
該当の証券は、将来販売されて現金化することができないから、これをもっている会社、人は資産が無くなる。

証券は、実は、自動車や家電などと同じものだ。販売することで、現金化され、再投資される。
商品が不良であれば売れないのと同じだ。
だから、証券も売れない。
しかし、証券と自動車などと異なるのは、購入動機だ。

証券会社は、証券を売ることで利益を得ようとする。
買う方も、将来現金化して利益を得ようとする。
証券会社と同じだ。

自動車や家電などには、そんな動機は殆ど無い。
購入者は、機能を利用することで、充足する。
原価償却も自分で受け入れる。
将来、売って、利益を得ようとはしない。

これは、かねかねかねのアメリカ資本主義のつまずきだ。
歴史を積み重ねてきた産業活動と消費者のモデルを、金を商品にして真似るアメリカ資本主義の崩壊だ。

20、40兆円ともいわれる損失だが、それの10倍、100倍はあると感じる。

それが、本当の話。
キラさまだけがしっている。