11-5:30
N
スッタフルームで、マリアナ、ジェシカ、あたしの、
TOO NICE な人々でしみじみしてしまった。
なにがTOO NICEかというと、責任感でしょうかね。
あたしはもともと英語力のハンディがあるから、と
オブザベイションのまとめなどは自宅に持ち帰ってやってたし、
必ずその週の分はこなしていた。(時間がないといってやんない人も多い)
わたしのオブザベイションはパーフェクト、一番だと、
幼児教育の高い資格をもつジェシカに、そう言われた。
「書き方がわからないときは、TAMAのフォルダを見せてもらうのがいいよ。
パーフェクトだから」、と他のスタッフにも言ってた。
しかもわたしは英語のハンディ分と思い、
次から次に動く。雑用は率先してかたづけていく。で、「TOO NICEだ!」
働きすぎだと、UKからの同じく働き者の元モンテッソリの先生、カレンに
言われたことがある。
マリアナは、プログラミングをやっぱり週末に家でやってきる。
いままでのグループリーダーは、忙しい最中にでも、現場をはなれて
スタッフルームにこもって、ラクチンでやっていたのに。
マリアナはめいっぱい現場の仕事をしてくれる。
その上で、自分のランチブレイクには親御さんへのレターを書いたりしている。
ジェシカにいたっては、毎土曜日、園にきて
倉庫をかたづけたり、みんながやり残した仕事しているという。
五時間は仕事してるって、土曜日たんびに。
もちろん無給だよ。驚いた。うちの園で一番の高い資格保持者だよ。
「今度、あたしも土曜に来るわ・・・・」って、マリアナが言ってた。
こんなTOO NICEなスタッフの存在に、
会社よ気がつけよ!ちゃんとその労働に見合ったものを
ペイしなさい!
いやあたしは充分なんだけどね・・・・
先々代のダイレクターに拾ってもらって、
「あなたを見つけたよかった!」って言ってもらえただけでよかったんだから。
でも、先々代も先代もいなくなり、アタシより古いスタッフは
給食のおばちゃんとジャシカのみ、というこの状態じゃ、
「ありがとう~!」と感謝してくれる人も激減で、
逆に、こっちが、派遣さんに、
「きょうはどうもありがとう!」と言わなきゃならん始末で。
さみしいね。やって当たり前と思われるようになるとさみしいね。
それで、マリアナとジャシカとしみじみしたのかな・・・・・
秋だしな・・・・・・