たくやらな日々

大好きな『美しい男』たち、そして日々の出来事などを心の赴くままに。

屋根の上のヴァイオリン弾き

2009年10月29日 22時47分28秒 | favorite
数日前になるんだけど、せっかく書いた文がログインしそこなって消えてしまい、意気消沈。書く気も失せたんだけど、せっかく楽しかったんでもう一度チャレンジ。

去年だったと思うんだけど、もらったチラシの中に『屋根の上のヴァイオリン弾き』のものがあって、その中に懐かしい名前を見つけて、是非観に行ってみたいと思ってたのよ。でも、1年も経つと忘れる・・・・・・
そういえば、いつだっけか?と思っていたときにタイミング良くいつも来るメルマガの中にこの公演の割引チケットを見つけてね。
こりゃー、観に行くしかないな!って事で、日比谷まで行ってまいりましたよ。


ストーリーはユダヤ人の家族のお話。貧しいながらも仲良く暮らしているんだけど、娘たちは親の思うとおりにはならなくて、次々と意に沿わない相手と結ばれて旅立ってしまうと言う感じ。
大体さー、ユダヤ人って日本では見かけないでしょ?
私がイギリスに住んでた時に、時折見かける小さな帽子をかぶってヒゲ面の人々は何者?って思っていたら、それらの人々がユダヤ人だったのね。
彼らは安息日になると盛装して家族で歩いてましたよ。
このお話は今よりもずいぶんと昔の話のようだけど、彼らの中には今でも信心深く生活している方々がいるんですね。
でも、日本でも、私たちの親や祖父母の時代にはああいった封建的な時代があったんだろうとは思いますわ。

お話の最後はハッピーエンドではなくて、住み慣れた村を追い出されるんだからアンハッピーエンドなのね。
ところが、悲壮な感じはしないの。
前向きに生きていく力強さを感じられて悲しい感じはしなかったな。
スカーレット・オハラが映画の最後で力強く大地を踏みしめていたのを同じような感じ?違うかな?でも、私の中ではそう感じられたの。
これって市村さんが持つ明るさのせいなのかも?って思えることもあったけど。
まあ、全体的にはほろっとすることもあったけど、全体的に明るくて。ダンスも楽しげで良かったしね。

ミュージカル俳優さんたちって言うのは歌がうまいのは当たり前?なんだろうね。
みんな上手くて・・・・
私が見に行きたいなって思った最初のきっかけは良知君が出演してたからだったのね。市村さんも好きだったし。
そんな歌がうまい集団の中で良知君は大丈夫なんだろうか?と言う、多少の心配もあったんだけど、頑張ってましたねぇ。歌も訓練次第である程度は歌えるようになるもんなのかな?ミュージカルの歌と普通の歌とは違うとは思うけど。

ストーリー的にはすごく楽しめたんだけど、割引チケットだったせいか席が2階席の端っこだったの。
ステージには近かったんで斜め横からではあったけど、出演者の顔もよく見えたしね。ただ・・・・・音が反響してて台詞が良く聞き取れない部分があったの。それが残念だったわ。
後ろの方でも良いからもう一度真ん中のほうで見たいな・・・と思ったんだけど、公演はもう終了。短かったのね。

それと公演パンフレットが在庫切れですって。
時代背景とか知りたいよな・・・って思って欲しかったんだけど、予約してまではねぇ・・・・その頃には感動も醒めちゃってるわさ。
でも、軽く人物紹介してあるチラシをいただきましてね。それで大分助けられましたよ。
帰ってきてから公式サイトを見たら、解説とかストーリーも詳しく書いてあって、それを見られたから良かったんだけどね。
再演があるようだったら今度はちゃんとした席で観てみたいな。


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