いっとき、こいつの出す音が好きじゃなかったときがあったんだが、
なんだろう、いまはまあ、割りと好きな音になった。
今回もよく鳴ってくれました。
●さて、久しぶりのLIVEが終わって、今日の分の仕事を終わらせて
打ち上げには顔出さなかったんで、いま、LIVE終わりの無常感に浸っております。
タイトルは今、そこにあるグルーヴ、ということで
LIVE前の何度かの練習の頃から、本番のプレイを経て、
ぼんやりと感じていることを記録しておこうかな、と。
Recordが僕の人生の使命。
●大雑把にいえば、いわゆる「ノリ」。
ドラムという楽器を担当するにおいて逃げられない言葉。
バンドのノリを左右する、と言われ続けてウンウン唸っているドラマーは
きっと僕だけじゃないはず。
ただ、僕は、学生時代、師匠に言われた言葉
「バンドのノリはみんなでつくるもの」
をずっとアタマのスミにやきつけて今までやってきたし
その時時のメンバーにもことあるごとに訴え、うっとうしがられ(笑)
時には【責任逃れ】と捉えられて汚名?を被ったこともある。
それでも、師匠の言葉はいまでも
実感を込めてそのとおりだと感じている。
●僕が学生の頃は、ちょうど「グルーヴ」という単語が浸透してきた頃で
Rhythm&Drumsマガジンなんかにも毎号のようにこの単語が踊っていた。
当時のベイシストと夜通しB♭ブルースをやり続けるという
【マラソンブルース大会】を催したこともある。
当時煌めく名pプレイヤーの方々が揃って口にする
【グルーヴスポット】とやらにハマりたくて仕方がなかった。
●んで、そんなことをやってきた今現在の僕の結論は、
【長い間 限られた条件で 続ける】ということになる。
クラブやライブハウスで、ある時点を境に半狂乱になるタイミング。
徹夜を続けて仕事をしていると、ある時刻を境に半狂乱になるタイミング(笑)
飛鳥涼(※デビルマンの方だからなっ!)と不動明にデーモンが乗り移った瞬間。
マラソンランナーがある地点を境に気持ちよくなる、
いわゆる【ランナーズ・ハイ】。
きっとそういったものと同種の場所に存在する、忘我の瞬間。
そこに本当の【Groove(Spot)】がある気がして仕方がない。
●楽曲が商品として扱われる、
いわゆるメロディが4~8小節単位で区切られ
そこに詞が乗っかった
大きな意味での【Pops】ミュージックに
それを期待するのはほぼ不可能に思える。
聞いている人間をあきさせないように
今、曲の進行がどうなっているか
全体の構成のどこのあたりなのかが分かるように
メロディとコードの進行に併せてRhythmを変えていくのが常套とされる世界で
今、生のリズムセクションができることって
何かね?
これだけDTMが発達し気軽に扱える世の中で
わざわざ1セクションに人間一人使うという
非効率極まりないことをしている
バンドって形態にできることって
一体、何かね?
●いろいろ端折って(書くまでに至らなくて)、
僕が思う、バンドの【ノリ】におけるドラムの役割は…
僕は民生ファンなので、野球に例えると、
おそらくは
「ストライクゾーン」を決めることなのだろうと思っている。
【ノリ】を形成するのには
やっぱり【定期的に連続するパルス】が必要なわけで
簡単に言えば、それは「テンポキープ」になる。
残念ながらどうしてもそこからは逃げられないみたいだ。
(きっついね、世のドラマーのみんなっ(:_;)
テンポがズレるのは“アイツ”のせいなのにねっ笑)
●では、メトロノームのようにはっきりと正確な
寸分の揺れもないビートを出せばいいかというと、
どうやらそうでもないらしい。
今まさに書いた【揺れ】がGrooveには絶対必要条件なのだ多分。
(もちろん、機械的な寸分狂わないビートによって発生する独自の気持ちよさは存在する。
けど、それはもう、絶対PCのほうが良い仕事するのは完全に当たり前。
むしろそういう気持ちよさが欲しかったら生楽器を選択してはいけない。大いなる間違いだ)
●その【揺れ】の許容範囲を決める、ってのが
前述の「ストライクゾーンを決める」ってことなんだけど。
これ重要なのはバッターを打ち取るためのゾーンじゃないのだ。
打撃投手のメンタリティと同じ。
どこに投げれば一番気持ちよく打ってもらえるか。
それを考え、感じ、
今日は内角低め、今日は外角高め、というように
バンドのみんなで感じてコースを決める。
バッターは、自分たち。
そして、LIVEに集まるお客さんなのだ。
多分。
●さて、前述のPopsMusicにおけるGrooveの、
存在場所が唯一あるとしたら、
そこはやっぱり
LIVEって場なんじゃないか
LIVEしかないんじゃないか
と思うわけです。
場によって共有させることができるのは
共有させることが許されるのは
そこしかないから、です。
4~5分の曲の中での、栞のようなリズムチェンジとフィルインなら
それはその楽曲のためのものでしかないのです。
場によって
場に依って
人によって
人に依って
変えて、試して、続けることで積み上がる興奮。
そこに初めてGrooveは現れるのではないか、
演る人と、聴く人がいて
一体になった瞬間、
そこにGrooveがある。
「ノリはみんなでつくるもの」なのです。
ということで
言いたいことは今回対バンだった
LIVEの間中、(多分)すべての出演バンドに声援と手拍子を
「ノリ」を作ってくれた
「こたつみかん」さんに
この上ない感謝の言葉を捧げたいということなのでした。
さんきゅなー。
おかげで楽しかったで。
別にやろうと思ったら
一人でもできるもんねぇ。
ボーカルすらいらねぇ。
なんだろう、いまはまあ、割りと好きな音になった。
今回もよく鳴ってくれました。
●さて、久しぶりのLIVEが終わって、今日の分の仕事を終わらせて
打ち上げには顔出さなかったんで、いま、LIVE終わりの無常感に浸っております。
タイトルは今、そこにあるグルーヴ、ということで
LIVE前の何度かの練習の頃から、本番のプレイを経て、
ぼんやりと感じていることを記録しておこうかな、と。
Recordが僕の人生の使命。
●大雑把にいえば、いわゆる「ノリ」。
ドラムという楽器を担当するにおいて逃げられない言葉。
バンドのノリを左右する、と言われ続けてウンウン唸っているドラマーは
きっと僕だけじゃないはず。
ただ、僕は、学生時代、師匠に言われた言葉
「バンドのノリはみんなでつくるもの」
をずっとアタマのスミにやきつけて今までやってきたし
その時時のメンバーにもことあるごとに訴え、うっとうしがられ(笑)
時には【責任逃れ】と捉えられて汚名?を被ったこともある。
それでも、師匠の言葉はいまでも
実感を込めてそのとおりだと感じている。
●僕が学生の頃は、ちょうど「グルーヴ」という単語が浸透してきた頃で
Rhythm&Drumsマガジンなんかにも毎号のようにこの単語が踊っていた。
当時のベイシストと夜通しB♭ブルースをやり続けるという
【マラソンブルース大会】を催したこともある。
当時煌めく名pプレイヤーの方々が揃って口にする
【グルーヴスポット】とやらにハマりたくて仕方がなかった。
●んで、そんなことをやってきた今現在の僕の結論は、
【長い間 限られた条件で 続ける】ということになる。
クラブやライブハウスで、ある時点を境に半狂乱になるタイミング。
徹夜を続けて仕事をしていると、ある時刻を境に半狂乱になるタイミング(笑)
飛鳥涼(※デビルマンの方だからなっ!)と不動明にデーモンが乗り移った瞬間。
マラソンランナーがある地点を境に気持ちよくなる、
いわゆる【ランナーズ・ハイ】。
きっとそういったものと同種の場所に存在する、忘我の瞬間。
そこに本当の【Groove(Spot)】がある気がして仕方がない。
●楽曲が商品として扱われる、
いわゆるメロディが4~8小節単位で区切られ
そこに詞が乗っかった
大きな意味での【Pops】ミュージックに
それを期待するのはほぼ不可能に思える。
聞いている人間をあきさせないように
今、曲の進行がどうなっているか
全体の構成のどこのあたりなのかが分かるように
メロディとコードの進行に併せてRhythmを変えていくのが常套とされる世界で
今、生のリズムセクションができることって
何かね?
これだけDTMが発達し気軽に扱える世の中で
わざわざ1セクションに人間一人使うという
非効率極まりないことをしている
バンドって形態にできることって
一体、何かね?
●いろいろ端折って(書くまでに至らなくて)、
僕が思う、バンドの【ノリ】におけるドラムの役割は…
僕は民生ファンなので、野球に例えると、
おそらくは
「ストライクゾーン」を決めることなのだろうと思っている。
【ノリ】を形成するのには
やっぱり【定期的に連続するパルス】が必要なわけで
簡単に言えば、それは「テンポキープ」になる。
残念ながらどうしてもそこからは逃げられないみたいだ。
(きっついね、世のドラマーのみんなっ(:_;)
テンポがズレるのは“アイツ”のせいなのにねっ笑)
●では、メトロノームのようにはっきりと正確な
寸分の揺れもないビートを出せばいいかというと、
どうやらそうでもないらしい。
今まさに書いた【揺れ】がGrooveには絶対必要条件なのだ多分。
(もちろん、機械的な寸分狂わないビートによって発生する独自の気持ちよさは存在する。
けど、それはもう、絶対PCのほうが良い仕事するのは完全に当たり前。
むしろそういう気持ちよさが欲しかったら生楽器を選択してはいけない。大いなる間違いだ)
●その【揺れ】の許容範囲を決める、ってのが
前述の「ストライクゾーンを決める」ってことなんだけど。
これ重要なのはバッターを打ち取るためのゾーンじゃないのだ。
打撃投手のメンタリティと同じ。
どこに投げれば一番気持ちよく打ってもらえるか。
それを考え、感じ、
今日は内角低め、今日は外角高め、というように
バンドのみんなで感じてコースを決める。
バッターは、自分たち。
そして、LIVEに集まるお客さんなのだ。
多分。
●さて、前述のPopsMusicにおけるGrooveの、
存在場所が唯一あるとしたら、
そこはやっぱり
LIVEって場なんじゃないか
LIVEしかないんじゃないか
と思うわけです。
場によって共有させることができるのは
共有させることが許されるのは
そこしかないから、です。
4~5分の曲の中での、栞のようなリズムチェンジとフィルインなら
それはその楽曲のためのものでしかないのです。
場によって
場に依って
人によって
人に依って
変えて、試して、続けることで積み上がる興奮。
そこに初めてGrooveは現れるのではないか、
演る人と、聴く人がいて
一体になった瞬間、
そこにGrooveがある。
「ノリはみんなでつくるもの」なのです。
ということで
言いたいことは今回対バンだった
LIVEの間中、(多分)すべての出演バンドに声援と手拍子を
「ノリ」を作ってくれた
「こたつみかん」さんに
この上ない感謝の言葉を捧げたいということなのでした。
さんきゅなー。
おかげで楽しかったで。
別にやろうと思ったら
一人でもできるもんねぇ。
ボーカルすらいらねぇ。
えばくんお久しぶりー
ごめん、このgooのメッセージ、不調みたいでメッセージは見れていないのです(:_;)m(__)m
Facebookで会いましょう
こっちからリクエストさせていただきまぁす