今回は、料理コラムニストの山本ゆり氏の「りんごのアップサイドダウンケーキ」を紹介します。
りんごのアップサイドダウンケーキと言えば、タタン姉妹の失敗作から生まれた「タルト・タタン」があまりにも有名で、私も大好きなケーキの一つですが、りんごが飴色になるのが特徴ですよね。一方、山本氏のこちらのケーキは、りんごの色がそのまま残るのが特徴です。
山本氏のレシピ「【簡単!!お菓子】しっとりふわふわ*りんごのアップサイドダウンケーキ」をこちらで見られますが、彼女ならではの愉快なトークも含まれているので、レシピ部分のみをここにも貼りつけます(山本さん、ごめんなさいm(__)m):
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<材料>(直径18cmの丸型1個分)
●りんご・・・・・1個
A砂糖、レモン汁(なければ水)・・・・・各大さじ1ぐらい
B小麦粉・・・・・90gぐらい
Bベーキングパウダー・・・・5g
●無塩バターまたはマーガリン・・・・・・60gぐらい
●砂糖・・・・・60gぐらい
●卵・・・・・・2個
●あればラム酒・・・・・大さじ1ぐらい。いれると香りが全然違うので、あれば是非。
●あれば粉砂糖、ミント・・・・・各適量
<作り方>
下準備:型にオーブン用シートを敷いておく。Bは合わせてふるっておく。バターは室温に戻してやわらかくしておく。
①りんごは皮をむいて芯をとり、7~8㎜厚さのくし形に切り、耐熱容器にいれる。Aをふりかけてまぶし、ふわっとラップをかけて電子レンジ(600w)で約3分加熱し、ざっくり混ぜてあら熱をとる。(これが終わったらオーブンを170度に余熱しておく) 一部を型の底に並べ、残りはざく切りにする。
②ボウルにやわらかくなったバターをいれて泡だて器でよく練り、砂糖を加えて白っぽくふわっとするまでよくすり混ぜる。溶き卵を少しずつ加えてその都度よく混ぜる。(一気にいれると分離するんで少しずつ)
③Bを加えてゴムべらでさっくり混ぜ、ラム酒とざく切りのりんごを入れてざっと混ぜ、型に流す。(気持ち真ん中をへこませて周囲に生地がくるようにゴムべらでべーんべーんと持っていく) 170度のオーブンで30~45分焼く。(爪楊枝をさして生の生地がついてこなければOK。この写真の焼き加減は、香ばしいけど、ちょっと焼き過ぎて周囲がパサついたので、もうちょっと薄めの焼き色がオススメです)
④あら熱が取れたら型からはずし、ボコボコ膨らんでる部分があれば切り落として(その場でムシャッ!!と食べ)逆さまにする。あれば粉砂糖をふってミントを飾る。
☆粉砂糖の代わりにナパージュ(管理人注:リンクは管理人によります)めいたものがあればそれでテカテカに仕上げても。
☆好みで生地にナッツを混ぜると絶対にもっとおいしいです。上から下までやわらかかったんで。
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焼き上がりはこちら:
あれ~、山本氏のに比べると薄っぺらいですねーw(☆o◎)w 様子を見ながら35分焼いたのですが、もう少し焼いてもよかったのかな? しかも、山本氏は「上から下までやわらかかった」と言っていますが、私のはそんなことはなかったので、何かがまずかったのでしょうね。生地をこね過ぎたのかな(^^ゞ
りんごの中で圧倒的に紅玉が好きな私は、紅玉を使いました。小ぶりなので、ふじなどを使う場合より分量が少なかったと思います。生地に入れられたのはほんの少しでした。中央を隠しきれず、中央にも2切れほど置きました。少し大きめのりんごを使った方がよいと思います。
ラム酒を入れ忘れました(^^; あと、手許にはあるのですが、粉糖は敢えてかけませんでした。甘くしなくてもいいかなと。案の定、甘過ぎず、素朴な味わいです。紅玉の酸味が爽やかで私にとっては好ましいのですが、これなら粉糖をかけても大丈夫だったかも?
りんごの色と透明感がそのまま残り、見た目も美しいケーキですね。ただ、バターたっぷり、カロリー高めです(^^;
次回は、ラム酒とナッツを入れてチャレンジしたいと思います(^^)v
こちらはおまけ...
市販の冷蔵パンケーキ(リコッタチーズ)が美味しそうに見えたので、温めて食してみました。8分立ての生クリームと、生のいちごや冷凍ベリーを散らしました。手軽で安価なわりには美味しくいただけました。添加物てんこ盛りなのはいただけませんが...(^^;
ごちそうさまでした(#^.^#)
アップサイドダウンケーキは初耳なんですが、
このアップ(上)でサイド(横)でダウン(下)なケーキって、
一体何なんだと思った次第です(^^;
初耳ストとは初耳だったので、一瞬???でしたが、すぐにわかりました。グッドネーミングです(^^)v
>アップサイドダウンケーキは初耳なんですが、
このアップ(上)でサイド(横)でダウン(下)なケーキって、
一体何なんだと思った次第です(^^;
あーなるほど、疑問の内容というか、疑問が起こった理由には納得しました。
「アップ(上)でサイド(横)でダウン(下)」と、日本語で分解してしまうと、確かに「なんじゃ?」となりますよね、ご尤もです(^^)v
でも、英語で考えてみてくださいませ。upside downなので、上を下に、つまり上下を逆さまにすることなのでありまして...(^^ゞ
で、言葉面はそれで一旦は理解できると思うのですが、それをこのケーキに当てはめて考えると、また新たな疑問が浮かぶかもしれませんよね。
ケーキとしての完成形の見た目はりんごが上になっていますが、焼くときはりんご面が下なのです。
それを上下逆さまにして完成形にするので、upside downなのですねぇ。
って、質問を真に受けて説明してきましたが、ボッケさんとしては、ユーモアたっぷりのチャチャ入れだったのかな?