今日11月11日は、「1111」ということから「ポッキーの日」やら「きりたんぽの日」だったり、「十一十一」(⇒ +-+-)ということから「電池の日」だったりするようですね。厚労省は「介護の日」と定めているようですよ。Wikipediaによると、「いい日、いい日、毎日あったか介護ありがとう」というキャッチフレーズとの語呂合わせからだそうです。
私にとっては、本日2014年11月11日は、乳がんの経過観察期間である10年間を無事卒業できた記念日となりました
長かったような、短かったような...。乳がんは再発や転移のリスクが高いがんですが、初期で発見、治療できたため、それらのリスクをほとんど意識せずに淡々と過ごしてきた気がします。ですので、さほどの解放感もなければ、とりたてて感慨もないですし、今後も淡々と過ごしていくだろうと思うのですが、半年に一度の検査がなくなったのは確かにありがたいことです。検査の度に最低3回は通院しなければならなかったし、費用の高い検査が多かったので、経済的に負担だった*ことも事実です。費用の高い検査といえば、目の玉が飛び出るようなバカ高い検査を受けて内部被曝しまくった挙句、検査技師に不用意な言葉を吐かれ、ひと月も転移の恐怖におののいたことがありましたっけ...少なくとも、そんな思いをしなくてすむのは嬉しいかしらん...。
そういう意味では、やはり一区切りついた気分ではありますねぇ(*^▽^*) お祝いにプチ花束でも買おうか...ケーキを買って帰ろうか...そんなことを思いつつ、結局買わずに戻りました。
代わりに、可愛い箱(幼馴染からの誕生プレゼントが入っていたものです)に、折りためてある「福山ローズ」と葉っぱを入れてみました。
(バラの折り方は、過去記事:「折り紙 ~福山ローズ~<改良版(1)>」・「折り紙 ~福山ローズ~<改良版(2)>」 をご参照ください。葉の折り方は、本日別途掲載するこちらの記事をご参照ください。)
闘病については、今だに親には秘匿し続けています。母と私の間に挟まれている妹には申し訳ないけれど、これからもそのつもり...Kちゃん、今後もよろしくね。
そして、今までも、これからも、一番心を痛めているであろう夫には、申し訳なく思っているし、最も感謝しています。彼は、この10年、日々の暮らしでも海外旅行でも、私の体調とペースを何よりも優先して過ごしてきてくれました。私が機嫌よく過ごしていれば、少々のこと(?!)には目をつぶってくれるし、私のしたいことをさせてくれ、行きたい所に連れて行ってくれます。こつこつとマイレジをためては、少なくとも私だけはビジネスで旅させてくれるし、現地では「ツアコン兼ドライバー兼ポーター」に徹し、毎回1,000~1,500キロを一人で走破してくれます。常に沈着冷静で留学経験もある彼には、語学の心配もトラブル時の心配もほとんどありません。こんなによくしてもらえているのだから、病気したのも悪くなかったかな、とさえ思っています(^_^;
だ~りん、この10年間、ほんとにごめんなさい&ありがとう。そして、これからもよろしくお願いしますm(__)m これからは、とにかくボケないように気をつけます。私のために本当は無理をしてるんじゃないかと思うことがときどきあるので、自分の体も大切にして過ごしてください。
花束もケーキも買わなかったけど、実は服を衝動買いしちゃった浪費癖のある奥さんより(^_^;v
* 私は被爆二世なので、がん等の被爆由来の病気にかかり、半年以上の治療が必要になった場合は、東京都から費用の助成が適用されます。入院時の差額ベッド代と食費以外はすべて無料になるのです。但し、その適用はあくまでも治療が対象であり、経過観察期間に入ってからは自費負担しました。治療期間に相当した5年間、都の納税者の方々には大変お世話になりました。この場をお借りし、お礼申し上げますm(__)m
10年は長いですよね。
優しいご主人様で、うらやましいなあ~
2月誕生の孫に、お母様の介護にとまたまた忙しくなりますが、よろしくお願いします。
翠
恥ずかしながら、病気のお蔭で主人が優しくなったのですよ(^_^;
2人目は順調にいくといいですね。
K真君の写真を見ていると、ご主人を彷彿とさせることがよくあり、笑ってしまいます(あ、失礼(^_^;)。
過日は銀杏美味しくいただきました。ごちそうさまでしたm(__)m