
5月の連休明けに、夫の単身赴任先である神戸に1週間滞在しました。台風1号の影響で雨模様が3日も続きましたが、晴天の日を狙って何箇所か観光しました。5回に分けてご紹介します。初回は、宝塚駅から徒歩10分ほどのところにある「宝塚ガーデンフィールズ」内の英国風庭園「シーズンズ」を、今までとは一風変わったデザインレイアウト形式でご紹介します。
(★これより下の画像をクリックすると大きい画像や別の画像が見られます。★画像にマウスオンすると解説が出るものがあります。○印が文頭にあるものには別画像がリンクされています。★撮影日は2011年5月9日です。)
初夏の神戸 ~花香る宝塚~
<宝塚駅からガーデンまでの道のり>
「花のみち」という、花と樹木に彩られた美しい遊歩道が続いています。途中、「宝塚大劇場」の前を通りました。ひいきのタカラジェンヌの登場を待ちわびるファンが群れていましたよ。この道沿いの建物は、宝塚大劇場の南欧風の色合いとの調和が図られているように見受けられました。
<「シーズンズ」入口>
庭園の入口(中央の温室風建物)を抜けると、目の前にスイレンが浮かぶ横長の池が現れました。ウシガエルが大きな声で出迎えてくれましたよ 建物にはカフェとショップがあります。
<ウッドランド・ガーデン>
せせらぎが流れ、歴史ある大木が緑陰を作り、落ち着いた佇まいのエリアです。
<フォーマル・ハーブ・ガーデン&カラー・ボーダー花壇>
英国製アンティークレンガが敷きつめられた幾何学形式のガーデンです。ハーブはまだあまり咲いていませんでした。
<サマー・ハウス&ウインター・ガーデン>
サマーハウスでは、植物の展示やセミナーが開かれます。
<ロビニア・アーチのロングウォーク&ロック&グラバル・ガーデン>
ゆるやかに曲線を描く長いアーチのトンネルに、ロビニア・アルトドルフ( ニセアカシアの園芸種)やクレマチスが絡んでいます。明るい黄色のロビニアの葉に陽の光や池の水面が透けて見えて、爽やかなスポットです。
<チャペルの遺跡>
崩れかけた遺跡をイメージして作られたエリア。アーチ型の窓に満開の2色のモッコウバラが絡まり、きれいでした。
<モッコウバラのブリッジ>
池の中央にかかった橋の両側を、モッコウバラが見事に覆い、壁に絡まった紫色のクレマチスとも見事な調和をなしていました。
<テンプルと水辺の植物のエリア>
池にはスイレンが浮かび、島にはバラの絡まるテンプルがあります。ウッドデッキ様のブリッジにもバラが絡んで...。近隣の建物との調和も抜群です。
<泉と牧草の自然なエリア>
泉とせせらぎの周りに、グラス系の植物と多年草が植えられたメドウガーデン。隣接の建物が借景として上手に利用されていますね。
<シークレット・ローズ・ガーデン>
さまざまなバラがその季節には美しく彩るエリアですが、まだ咲いているバラは少なく、残念でした。ここも石の壁とアーチ型の窓が上手に使われていました。
さほど広くないガーデンですが、周りの建物等に邪魔されることないので美しく、とても居心地のよい空間です。スケッチして過ごすもよし、緑陰に配されたベンチで風を感じながらのんびり過ごすのもよさそうです。堪能しました(*^▽^*)v
次回は、丘の上のハーブ園の特集です。お楽しみに!