町田市にある「西山美術館」を訪れました。
ダスキンでお馴染みの株式会社ナックの社長、西山由之氏が集めた、ロダンとユトリロ作品専門の美術館で、4,000坪の庭園とマイセンの器で飲むコーヒーが売りでもあります。
毎週日曜日の午後に館長の西山氏によるギャラリートークが開かれ、所蔵品の解説以外にもロダンやユトリロの人物像や逸話を聞くことができます。
それによると、ここは、ロダン収集の美術館としては日本で3番目の規模(国立西洋美術館、静岡県立美術館に次ぐ)、ユトリロ美術館としては日本最大の規模だそうです。特にユトリロに関しては、ユトリロの「白の時代」の名画とされる25~26点のうちの10点もが所蔵されている、類いまれな美術館だそうで、研究熱心な西山氏の熱いトークと併せて、ファン必見かもしれません。ロダンの「考える人」は国内に21体あり、そのうち8体がロダンの存命中に製作されたもの、最後の8体目がこの美術館に所蔵されているそうです。
画像編とギャラリートーク編と2回に分けてご紹介します。
「西山美術館」 ~建物と庭~
館内は撮影禁止なので写真はありませんが、建物や庭園の様子、周りの景観の画像を載せてみます。(★画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。)
和風の門構えと庭園、そしてコンクリート打ちのモダンな美術館。対比がユニークです。
駐車場からの眺め
マイセンの器が売りのカフェ。1客18~数十万円するものが集められています。
裏庭には二羽ニワトリが...いえ、たくさんのニワトリと高価な鯉や鶏が飼われています。
真ん中のはプードルじゃありませんよ、烏骨鶏です。その名のとおり、肌が黒いのですね。
クサギ 洋種ヤマゴボウ
木化した?ヒマワリ
サルスベリ
ワンフロアが広くはないのですが、それにしても、ワンフロアを1人で独占して見られる贅沢さを満喫しました。「この美術館、やっていけてるのかしら?」なんて老婆心を起こしながらも。期間限定の○○展の類いは、人をかき分けながら見ないとですものね。美術館で3時間余を1人で過ごしたのは初めてでした。
初秋の風が里山に漂う、東京の郊外での静かな日曜日のひとときでした。
ダスキンでお馴染みの株式会社ナックの社長、西山由之氏が集めた、ロダンとユトリロ作品専門の美術館で、4,000坪の庭園とマイセンの器で飲むコーヒーが売りでもあります。
毎週日曜日の午後に館長の西山氏によるギャラリートークが開かれ、所蔵品の解説以外にもロダンやユトリロの人物像や逸話を聞くことができます。
それによると、ここは、ロダン収集の美術館としては日本で3番目の規模(国立西洋美術館、静岡県立美術館に次ぐ)、ユトリロ美術館としては日本最大の規模だそうです。特にユトリロに関しては、ユトリロの「白の時代」の名画とされる25~26点のうちの10点もが所蔵されている、類いまれな美術館だそうで、研究熱心な西山氏の熱いトークと併せて、ファン必見かもしれません。ロダンの「考える人」は国内に21体あり、そのうち8体がロダンの存命中に製作されたもの、最後の8体目がこの美術館に所蔵されているそうです。
画像編とギャラリートーク編と2回に分けてご紹介します。
「西山美術館」 ~建物と庭~
館内は撮影禁止なので写真はありませんが、建物や庭園の様子、周りの景観の画像を載せてみます。(★画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。)
和風の門構えと庭園、そしてコンクリート打ちのモダンな美術館。対比がユニークです。
駐車場からの眺め
マイセンの器が売りのカフェ。1客18~数十万円するものが集められています。
裏庭には二羽ニワトリが...いえ、たくさんのニワトリと高価な鯉や鶏が飼われています。
真ん中のはプードルじゃありませんよ、烏骨鶏です。その名のとおり、肌が黒いのですね。
クサギ 洋種ヤマゴボウ
木化した?ヒマワリ
サルスベリ
ワンフロアが広くはないのですが、それにしても、ワンフロアを1人で独占して見られる贅沢さを満喫しました。「この美術館、やっていけてるのかしら?」なんて老婆心を起こしながらも。期間限定の○○展の類いは、人をかき分けながら見ないとですものね。美術館で3時間余を1人で過ごしたのは初めてでした。
初秋の風が里山に漂う、東京の郊外での静かな日曜日のひとときでした。
ロダン、ユトリロ、というから
西洋風な美術館をイメージしていたら、
和風的趣の建物なのですね。
武家屋敷にでも入っていきそうな・・・。
そういうところもじっくり見てみたいです。
ん十万円?もするマイセンのカップで、
一人コーヒー・・・を。
素敵な時間を過ごされましたね。
私もこういう過ごし方大好きです。
体の回復を待って、近々絶対訪れてみますね。
そう、ちょっと変わった造作の美術館でしたよ。
私の紹介の仕方が悪かったのですが、道路に面した門から入り、庭園の脇を上がっていくと、西山氏の私邸とそれに並ぶ形で美術館があるんです。
門と私邸が和風、美術館そのものはコンクリート打ちのモダンな建物なんですよ。
2回目でご紹介しますが、西山氏の解説が実に面白かったのです。行かれるなら、ぜひ日曜日のそのギャラリートークが聞ける時間帯にいらしてみてくださいね。
最初の方から書き込みしたいのは山々ですが、とてつもない時間がかかるので、ブログの存在を教えていただいた頃からボチボチ書き込ませていただきます。
まず絵画の話ですが、数々の美術館を訪れましたが、なぜかユトリロの作品は不思議と印象がありません。とはいうもののさりげなく部屋に飾る絵としては好ましいと思います。主張が強くない分、情緒性や安心感を感じます。
ロダンの考える人と言えば、私の住む静岡にも県立美術館に所蔵されています。昔、一体しかないものだと思っていましたが、何体もあると聞いて少しがっかりした記憶があります(いやはや国内だけで21体もあるんですか!)。唯一のものに憧れを感じるのは私だけでしょうか?
美術館ついでに書くと、登呂遺跡のそばに静岡市立芹沢介美術館という美術館があります。
http://www.seribi.jp/
芹沢介という染色の大家にちなんで作られた美術館ですが、家具や食器などの日常の骨董品、民族特有(特にアイヌ・沖縄)の工芸品などを展示する、地味ですがおもしろい美術館です。
私もこの美術館に行くまで、ユトリロもロダンもさして興味はなかったのです。でも、遠くないところにあるし、庭園やマイセンの器に惹かれて足を運んだところ、館長の話が思わぬ副産物だったのです。
そう、私は「考える人」は世界中に1体しかないとずっと思っていたので、びっくりしました。静岡県立美術館のロダンの所蔵数は日本で2番目だそうですよ。
静岡市立芹沢介美術館、外観にまずはびっくり! フランス庭園風の造形かしら。「遺跡の雰囲気に自然に融け込むように、天然素材を選んで構成された建物」とありますね。なるほど。素敵です。
中を見てまたびっくり! おしゃれで上品で洗練されていますね。やっぱりこういうのを見ると、西山美術館は「成金趣味」だにゃ。あ、ここだけの話ね。なんて。
展示物は私が好きそうなジャンルですねー。静岡...なかなか行く機会がありませんが、恵まれればぜひ行って見たい美術館ですね。ご紹介ありがとう!