武子太郎の武子の一文

役者、タケシタロウの気ままな日記でございます!

常識と一般論

2010-03-09 17:23:41 | 日記
が嫌いだ。

そもそも常識というのが、善悪の判断基準なのか、大多数の意見なのか曖昧だ。
テレビで、
「漢字常識問題」
というのがあるが、本当に常識なら問題にすらならないのだ。

また、学校では常識を教わるのに、いざ社会に出ると型にはまるなと言われる。

芝居をやっていると富に感じる。

いかに常識という先入観を捨てるかだ。
常識と一般論だけで固められた芝居なんて面白いわけがない。

なぜならそれは一般の人達の日常だからだ。

また、一般論は、私的な選択を求められた時にはほとんど役にたたない。

みんなはこうやってるよと言われても、個人的な、自分に関わってくる選択ではそんなこと関係ないのだ。

今、自分がどうするかなのだ。

特に怖いのがメディアによって操作される一般論や常識だ。
そもそも民放には、完全に客観的な事実を述べることは不可能に近い。

せいぜいが天気予報くらいだろう。

NHKでも完全には真実ではない。

事実をそのまま伝えても、情報の出し方によって受け方の印象は変わってくるのだ。

例えばフジテレビはヤクルトが巨人に勝ったと言い、日テレは巨人がヤクルトに負けたと言うかもしれない。

判断することが日々難しくなっている。

やれやれ