ポルトガルのえんとつブログ

画家の夫と1990年からポルトガルに住み続け、見たり聞いたり感じたことや旅などのエッセイです。

K.007. 花模様ワインピッチャー Jarro

2018-10-13 | 飾り棚


高さ22cm/1リッター

 モンサラスの丘の下、サン・ペドロ村ヴィッタル・ジャネイロ工房のワインピッチャー。

 レストランでこういった器に樽から移したワインが出てくると嬉しくなってしまう。

 ワインのボトル一本なら普通 750 ミリリットルだがこれならたっぷり1リッターが入る。

 それに安いワインでも樽から移したものならたいていが旨い。

 ガラスのビンでは中味の残りは一目瞭然だが、この器ならまだ残っているのか?もう無いのか?中味が見えないから、恐る恐るグラスにかたむける。

 そしてたいていの場合とくとくとくとくと出てくる。

 いつも得(とく)をした気分になる。

 ピッチャーの中で増えているのでは?と思うこともしばしば。

 アラジンの魔法のランプならぬ「魔法のワインピッチャー」である。

 要するに酔っぱらっている証拠なのだが…。

 我家では残念ながらワインには使わない。

 花を生ける。これに薔薇を生けて何度か VIT の絵になった。MUZ


©2018 MUZVIT

 


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