ポルトガルのえんとつブログ

画家の夫と1990年からポルトガルに住み続け、見たり聞いたり感じたことや旅などのエッセイです。

K.031. ティーカップ Pires e Chávena Chá

2018-11-03 | 飾り棚

受け皿の直径15.7cm

 パルメラ城アズレージョ(絵タイル)工房のティーカップ。
 アズレージョに描かれているのと同じ模様が描かれている。

 ポルトガル人は紅茶よりもコーヒーをよく飲む。
 フランス人はコーヒー党でイギリス人は紅茶党と言われている。
 元々の植民地の関係でそうなっている様だが、時代と共にそういったことも薄れてきている。
 ポルトガルはブラジルやインドネシアを統治した時代があったから、当然コーヒー党ということになる。
 でも意外にも、かつての統治国モサンビ-クは紅茶の産地として有名らしい。

 ポルトガルにはあらゆるお茶やコーヒーが売られている。
 我家にはアフリカのモサンビーク、コンゴ、それにアルゼンチンのマテ茶などがある。

 このカップにたっぷりのコーヒーを注ぐのも悪くないと思う。

 今、毎日飲んでいるのは、インドネシアから最近独立したティモールのコーヒー。
 ティモールはインドネシアから支配される前は、ポルトガルの植民地だった。
 年配の人々はポルトガル語も喋り、若い人たちはインドネシア語しか話せないという。
 でも独立後はなぜか、ポルトガル語が公用語に採用された。
 これからポルトガルとティモールの結びつきはますます強くなるのだろう。

 ティモールコーヒーはなかなかこくがあって、香りも高い。
 次はニューギニアのコーヒーを飲んでみようと、もう買ってきてある。
 どんな味だろうか?
 楽しみ! MUZ

©2018 MUZVIT

 

 


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