直径24cm
これも随分永く使っている。下町に住んでいた頃からだからもう 10 年以上になる。
素焼きの割には頑丈に出来ているものだ。
うしろが平らになっていて壁にぴったりとフィットする。
下町では壁に釘を打ち込んであってそれに引っ掛けていた。
隣近所もその様にしていたが、一本の釘だけでよく落ちないものだと思う。
いま、我家ではベランダの手すりにくくり付けている。
つる性の真っ赤なゼラニュームを植えているが、久しぶりに植え替えをしてやろうと、その間ちょっと拝借して撮影した。
毎年 2~3 ヶ月、個展のために日本へ帰る。
その間全くのほったらかしであるが、瀕死の状態ながらも生きている。
ポルトガルに戻って水を与えはじめるとめきめきと立派に甦る。
今我家のベランダにはこの「ゼラニューム」の他「はらん」「月下美人」「セントポーリア」そして「ニラ」のプランター植えがある。
どれも根性が座っていて、毎年2~3ヶ月の乾燥にけなげにもしっかり耐えている。
耐えなければ我家では生きてゆけない。
「赤いゼラニューム」などはこの植木鉢と同じ、もう 10 年以上も我家にいる。
その間「冬眠」ならぬ「乾眠」の術を既に身に付けたのかもしれない。MUZ
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