帽子の房までの長さ 10cm
闘牛の開催日。闘牛場の前でおばさんから売りつけられた笛とカバー。
何人かのおばさんが売っているが、おばさんたちの手作りでそれぞれ個性的。
その他にもペラペラの薄い座布団を大声を出して売る人もいる。
なにしろ観覧席はむき出しの硬いコンクリートの段々だから、座布団でも敷かないとお尻が痛くなる。
これは闘牛観戦の際、フォルカドスを応援する笛と、フォルカドスの帽子を真似たカバー。
本物の帽子は牛を押さえつけるフォルカドス(農民)の帽子で、頭を守るヘルメット代わりにもなる。
8人のフォルカドスの先頭に立つ男が、手負いの牡牛と対峙する時、「よし来い!」とこの帽子を目深に被り直し、気合を入れる。
このおもちゃの笛や座布団は闘牛運営の寄付金にもなっている。
MUZ 2007/08/16
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