ポルトガルのえんとつブログ

画家の夫と1990年からポルトガルに住み続け、見たり聞いたり感じたことや旅などのエッセイです。

K.073. 両手付き甕 pote

2018-12-15 | 飾り棚

高さ36cm 幅26cm

 オリーヴの塩漬けを作る甕なのだろうと思う。露天市で見つけて、私は味噌を造ろうと買い求めた。
 味噌は良い色、素晴らしい味でみごとに出来上った。その後、もっと大量に造りだしたのでこの甕では用を足さなくなってしまって、ひとまわり大きいオリーヴ甕を使っている。
 今、この甕は味噌の香りを撒き散らしながら、部屋の片隅に収まっている。
 頭に蓋を乗せて、両腕を張った姿はなんとなく可笑しい。ちょっと太ったポルトガルおじさんを思い浮かべてしまう。
MUZ  2006/12/13

 

©2018 MUZVIT

 

飾り棚サムネイル もくじへ

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 060. ある日突然、春の嵐 | トップ | 061. ソーラーパネルとひまわり »
最新の画像もっと見る

飾り棚」カテゴリの最新記事