こんな映画を見て来ましたっ!

鑑賞作品:｢カンフースタントマン 龍虎武師｣(2D･字幕版)

(ネタバレ防止フィルター稼働中)

原題:｢龍虎武師 KUNGFU STUNTMEN｣

(切り口と画像が違うレビューは｢こちら｣をCLICK!)

…コレはスゴいわ…。

スタント側の視点から香港映画を語るドキュメンタリー。

今やすっかり香港映画の重鎮となったサモ・ハン(｢処刑剣 14BLADES｣ほか。いつの間に名前変えたん?)始め、ドニー・イェン(｢ムーラン｣ほか)、アンドリュー・ラウ(｢レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳[監督]｣ほか)、ブルース・リャン(｢グランド・マスター｣ほか)、ユエン・ウーピン(｢グランド・マスター[アクション指導]｣)、ツイ・ハーク(｢王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件[監督]｣ほか)らのビッグネーム、更にはスタント界の大老師が出るわ出るわ。

ブルース・リー、ジャッキー・チェン(｢ポリス・ストーリー REBORN｣ほか)の舞台裏から、｢完全に事故やん!｣的な過激過ぎるスタントシーンとその背景…と、このジャンルが好きなら感涙滂沱な映像&証言の乱れ撃ち。

スタントアクションの黎明期から全盛期そして衰退期…それから未来。
ちょっと似てるかなって感じたのは…｢迷子になった拳｣←この映画。


一歩、いや半歩間違えば即｢あの世逝き｣…な｢実際のシーン｣の数々。
馬鹿かも知れない。クレイジーなのは間違いない。

それでも下積みから晩年までをキラキラした目で語る大ベテランたち…。

何よりの｢宝｣はこの｢熱｣と｢想い｣だろう。


良いモノを観た。


｢鑑賞評価:☆☆☆☆☆｣

蛇足…結構衝撃的なシーンもあるので｢そういうの｣が苦手な人はご注意を。