○ベンジャミン・フランクリンの13徳(フランクリン自伝 中央公論新社 p190~)
①節制 頭が鈍くなるほど食べないこと。酔って浮かれ出すほど飲まないこと。
②沈黙 他人または自分自身の利益にならないことはしゃべらないこと。つまらぬ話は避けること。
③規律 自分の持ち物はすべて置くべき場所を決めておくこと。自分の仕事はそれぞれ時間を決めてやること。
④決断 やるべきことを実行する決心をすること。決心したことは必ず実行すること。
⑤節約 他人または自分のためにならないことに金を使わないこと。すなわち、むだな金は使わないこと。
⑥勤勉 時間を無駄にしないこと。有益な仕事につねに従事すること。必要のない行為はすべて切り捨てること。
⑦誠実 策略をもちいて人を傷つけないこと。悪意をもたず、公正な判断を下すこと。発言する際も同様。
⑧正義 他人の利益をそこなったり、あたえるべきものを与えないで、他人に損害を及ぼさないこと。
⑨中庸 両極端を避けること。激怒するに値する侮辱をたとえ受けたにせよ、一歩その手前でこらえて激怒は抑えること。
⑩清潔 身体、衣服、住居の不潔を黙認しないこと。
⑪平静 小さいこと、つまり、日常茶飯事や避けがたい出来事で心を乱さないこと。
⑫純潔 性の営みは健康、または子孫のためにのみこれを行って、決してそれにふけって頭の働きを鈍らせたり、身体を衰弱させたり、自分自身、または他人の平和な生活や信用をそこわないこと。
⑬謙譲 キリストとソクラテスにみならうこと。
(18世紀、アメリカ合衆国建国の父として尊敬されているベンジャミンフランクリンが25歳の時、立派な人になる・徳のある人になるには、この13徳が身につけばよいと、手帳に書き留めたもの。フランクリ自伝で紹介され、日本でも明治の頃から繰り返し紹介されてきたもの。私も中学3年の時クラス担任の先生がガリ版刷りで一項目づつ説明してくれたのをよく覚えている。徳目③規律~物は所を定めておくべし~は今もどこに直したのか分からないと困った時、「物は所を定めておくべし」と、今もよく独り言⑦誠実は、これに違反してエライ目に会って以来特に肝に銘じている徳目。 ④中庸の一歩その手前でこらえて激怒は避けるも 高校生の時、前日夜更かしして睡眠不測の時は、腹がたっても眠いので私の判断が間違ってるかもしれない、だから我慢してこらえる、と言い聞かせて、人間関係が劇的に好転したことがあります。
これからも、若い人に読み継いで欲しい一節。takeda)
①節制 頭が鈍くなるほど食べないこと。酔って浮かれ出すほど飲まないこと。
②沈黙 他人または自分自身の利益にならないことはしゃべらないこと。つまらぬ話は避けること。
③規律 自分の持ち物はすべて置くべき場所を決めておくこと。自分の仕事はそれぞれ時間を決めてやること。
④決断 やるべきことを実行する決心をすること。決心したことは必ず実行すること。
⑤節約 他人または自分のためにならないことに金を使わないこと。すなわち、むだな金は使わないこと。
⑥勤勉 時間を無駄にしないこと。有益な仕事につねに従事すること。必要のない行為はすべて切り捨てること。
⑦誠実 策略をもちいて人を傷つけないこと。悪意をもたず、公正な判断を下すこと。発言する際も同様。
⑧正義 他人の利益をそこなったり、あたえるべきものを与えないで、他人に損害を及ぼさないこと。
⑨中庸 両極端を避けること。激怒するに値する侮辱をたとえ受けたにせよ、一歩その手前でこらえて激怒は抑えること。
⑩清潔 身体、衣服、住居の不潔を黙認しないこと。
⑪平静 小さいこと、つまり、日常茶飯事や避けがたい出来事で心を乱さないこと。
⑫純潔 性の営みは健康、または子孫のためにのみこれを行って、決してそれにふけって頭の働きを鈍らせたり、身体を衰弱させたり、自分自身、または他人の平和な生活や信用をそこわないこと。
⑬謙譲 キリストとソクラテスにみならうこと。
(18世紀、アメリカ合衆国建国の父として尊敬されているベンジャミンフランクリンが25歳の時、立派な人になる・徳のある人になるには、この13徳が身につけばよいと、手帳に書き留めたもの。フランクリ自伝で紹介され、日本でも明治の頃から繰り返し紹介されてきたもの。私も中学3年の時クラス担任の先生がガリ版刷りで一項目づつ説明してくれたのをよく覚えている。徳目③規律~物は所を定めておくべし~は今もどこに直したのか分からないと困った時、「物は所を定めておくべし」と、今もよく独り言⑦誠実は、これに違反してエライ目に会って以来特に肝に銘じている徳目。 ④中庸の一歩その手前でこらえて激怒は避けるも 高校生の時、前日夜更かしして睡眠不測の時は、腹がたっても眠いので私の判断が間違ってるかもしれない、だから我慢してこらえる、と言い聞かせて、人間関係が劇的に好転したことがあります。
これからも、若い人に読み継いで欲しい一節。takeda)