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内村鑑三 一日一生 7/9日 (2023/3/1)

2023-03-01 13:46:08 | どん底に落ちたとき
内村鑑三 一日一生 7/9日

試練を耐え忍ぶ人は、幸いである。それを忍びとおしたなら、神を愛する者たちに約束されたいのちの冠を受けるであろう。(ヤコブ書1-12)

栄光は恥辱の後に来る。人に嘲られ(あざけられ)、踏みつけられ、面前にて卑しめられ、悪人として偽善者として彼らの蔑視するところとなりて、しかる後に吾人に栄光は来るなり。しかり、恥辱は栄光の先駆なり、開拓者なり。春の夏に先だつごとく、月欠けて後にその満つるがごとく、恥にあうて吾人に栄光の冠をいただくの希望あり。吾人は喜んで人の辱めを受くべきなり。

(T社を19年前リストラ通告され、1年後、本当にリストラされ、この間の1年間は、世間体が悪い、破門された、手のひらを返すような元同僚・後輩の嘲笑、罵倒、等々腰をかがめて這って進むような、しんどい毎日。当時も内村のこの個所を読んだが、それほど印象には残らなかった。いのちの冠を実感できなかったから。19年後の今は、最後まで裏切らない友達に囲まれて、ピールを酌み交わしながら、釣りだ畑だの愉快な毎日。「喜んで人の辱めを受くべきなり」、の指摘そのとおりだと実感される。)
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