★小沢一郎。
小沢一郎、この人、総理になっちゃいけないでしょう。
公衆の面前、テレビを前にした全国放送で、日本の天皇を「病気だったら、他の事もやめろ、天皇が絶対だなんてことがあるか!!」と声を張り上げ、羽毛田・宮内庁長官を「あのナントカという役人、なんたらかんたら言うんだったら辞表を出せ!」。
この小沢という人、これで政治生命はアウト、こういう人に日本の総理になって欲しいですか、皆さん。
★小沢一派は、世の中の余りの支持率の低さに、ひどく動揺していると聞こえてきた。どの世論調査でも10%台というのだから、「小沢じゃ駄目」を突きつけられた。
公然の天皇批判、幹事長室にふんぞり返りながら党の実権を握り、党内の言論を統制し、反小沢の議員たちを締め上げ、鳩山内閣をコントロールしておきながら、「普天間など俺は知らん。予算案など俺は知らん、マニフェストを破ったのは俺じゃない」。
たった3ヶ月で墓場から出てきた、こういう人に、総理になって欲しいですか、皆さん。
★闇の勢力。
闇の勢力と政治家の繋がりは、ある意味、相互の補完機能として、コインの裏表、陽の射す所、影は生まれるような関係だ。
妖怪ガマと闇の勢力というのは、戦後の裏面政治史でいつか明らかにされるだろう。
1965年日韓基本条約の5億ドル(対ドル360円の1800億円、当時の韓国国家予算は3.5億ドル、1260億円)の日本からの経済援助、そしてそれとは別に1996年までの巨額のODA援助を日本は韓国に対して行った。
さて甘い砂糖に蟻が群がるように、カネの周りには人間が群がる。
元関東軍参謀で伊藤忠の特命常務・瀬島龍三、そして上海特務機関、右翼の巨頭・児島誉士夫、政商・小佐野賢治、目白の闇将軍・角栄へと点と線は繋がっていく。
★菅直人。
菅は勝利を念頭に、党首選後は小沢を要職に就けると漏れてきた。まさか法務大臣ではないだろうが。法務大臣を起訴したら世の中、終末だ。千葉景子などは大臣退任後に無資格で死刑を執行したとして、殺人罪で訴追される恐れもあるが。まあ、ないか。
さて、小沢一派は菅直人の軍門に下るのか、プライドだけは高い小沢が菅の川下に立てるかどうか。党首選で一敗地にまみれても、榎本武揚と土方歳三は北海道・五稜郭に逃げ込み、カン軍に最後の決戦を挑んだように、9・14で終わりにはならぬ。
そして小沢の顔を見ていたら、新選組の親分・近藤勇に似ているなと思い始めた。カリスマ性、ゴーマン、冷酷非情の中の情け、土方と沖田との紐帯、統制力とクソ度胸。この近藤勇、最後は流山で捕縛され、板橋の刑場で首を刎ねられたのだが、長州の怨念により焼酎に首を漬けられ、京の都まで運ばれ三条河原でさらし首にされた。そして皐月の夜露に濡れた夜半、何者かによって持ち去られたといわれる。
虎は死して皮を残すが、カン軍に敗北した梟雄は、死して名を残すのか。
★さて、党首選、小沢が駄目なら菅直人しかいないところに、日本の悲劇がある。3ヶ月前に菅直人が総理になって以来、本ページは菅の言動を注目して見てきた。特に公式の議場である8月の予算委員会の4日間。
合格点にはほど遠い。この人、意外に不勉強である上、相手が強いと見ると低姿勢、弱いと見ると高飛車。答弁は官僚の作文通り、長々と喋るが中身がない。国家社会主義者というのは、こういうタイプだろうな。
今は小沢から頭に熱湯をかけられているから、飛び上がっているが、普段は目をトロンとさせ、苦虫3匹を口の中に飼っている。
菅直人という人は、裏情報の通り、韓国諜報機関のハニートラップにはめられ、韓国人に弱みを握られているのではないかとさえ思えてくる。それが韓国への謝罪談話となって表れたのではないか。ああいう菅談話は日本と日本人を辱しめるだけでなく、嫌韓を増やすだけだ。そして韓国にいる親日派の韓国人インテリたちは、菅談話を苦々しく思っている事を付け加えよう。
さてさて、最新号の週刊現代は小沢総理を予言したが、本ページは菅の勝利と見る。
★民主党。
衆院議員の中島正純(大阪3区)が360万円に架空支出したとか、民主党サポーターから白紙の投票用紙を集めていた秋田県の衆院議員・高松和夫とか、民主党というのは自民党よりひどい山賊集団だな。
(ムラマサ、鋭く斬る)