武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

宮崎勤を待っている4人の女

2008年06月18日 | 人間の死

宮崎勤 (45)

5人以上の精神科医と心理学者が、この幼女殺人犯を精神鑑定した。
結論は、精神分裂病、精神障害者として判定されたが、最高裁は人格障害を認めたが責任能力はあるとして死刑を言い渡し、昨17日朝、東京拘置所にて死刑が執行された。 絞首刑である。
本人は絞首刑では苦しいから、薬物でやってくれと頼んだそうだが規則通り吊るし首になった。

宮崎勤は、20年前の1988年、埼玉県内で4歳から7歳の女児4人を車で誘拐し、埼玉県内や八王子の山林で首を絞め殺害、時には自分の部屋で遺体を切断した。
そしてそれらの切断された遺体や、遺骨を家族に送りつけた。


精神異常者であったことは間違いない。
犯行に及ぶときはネズミ男に追いかけられたからと語ったが、殺した幼女の遺骨を被害者の家の前に置いたり、ヤユする葉書を送ったり、「今田勇子」 の偽名で殺しの詳細を書いた犯行声明書を新聞社に送るなど知能的愉快犯的な面を見せていた。

また、殺した幼女をビデオに録画しており、幼女の陰部を指で弄んだシーンを残していた。
自分の部屋に積み重ねた6000本にも及ぶVHSテープ1本1本の内容を映し確認していた捜査官が、それを見て吐き気を催したと述懐している。

また幼女の一人は宮崎勤の自宅の前のゴミ捨て場で燃やされており、そこから幼女の骨が見つかっている。
宮崎は、東京・あきる野市小和田で生まれ育ち、父は地元では名士で印刷所を経営し、秋川新聞を発刊していた。
しかし事件後、残された一家6人(祖父母、両親、妹2人)に起こった悲劇について語れば、父は自殺して、他の家族は離散状態になってしまった。
妹は地元でも有名な美人だったが、結婚は破談になった。

裁判で宮崎勤は「醒めない夢を見ていたというか、本当の夢を見ていたというか・・」と宮崎は語った。

彼は小さい頃から犬猫の動物を虐待していた性癖があったという。

また、祖父の骨を食べたとも自白している。
性的倒錯についても言及されており、小児性愛者(ペドフィリア)とも鑑定されているが、成人女性をあきらめて、代わりに幼女を相手にしたという鑑定結果も出ている。

宮崎が捕まった理由は、強制ワイセツをされた幼女の父親がたまたま近くにいて、八王子の山林で逃げた宮崎を追いつめ、最後は殴り倒して八王子警察署に引き渡したという。
腕の1本くらいはへし折ってやってもよかったのだが。

さて、地獄に落ちた宮崎を待っているのは惨殺された少女達だろう。
生きていれば皆さん20代のお嬢さんになっている。

宮崎勤にふさわしい刑罰は何か、百回の絞首刑か、それともヨーロッパ中世において実際に行われた処刑、馬4頭に両手両足をロープで縛りつけ、それぞれ別の4方向にムチを使って一気に馬を走らせることか。
それとも、お釈迦様の慈悲は一片の反省の言葉もなかった宮崎勤に届くのだろうか。

死刑は当然としても、蜘蛛の糸一本の情けは残しておいてやりたいものだが。


(ムラマサ、静かに鳴く)

 

コメント
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