武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

嶋田紘・医学部長は金と引き換えに学位を与えたのか

2008年03月13日 | 人間の欲望
「皆がしていることを、自分がひっくり返すことは怖くてできなかった」 と横浜市大の若き医師は言い、「医学部長は、学部では絶対的な権力者。謝礼を渡さなかった場合のリスクを考えた」と打ち明けた。
嶋田紘・学部長(64)の研究室で、学位取得の謝礼として現金の授受が行われていた。 菓子折りに現金が入った封筒を添えて渡すよう先輩に教わったという。
博士号の学位認定審査後、風呂敷に包んだ菓子折りを持って、学部長の教授室を訪ねた。 30万円の入った封筒を見えやすいよう菓子折りに添えて渡したところ、嶋田学部長は、当然のことのように受け取ったという。
総額は少なくても千数百万円にのぼるとみられる。
学位取得を巡る金銭授受については、文部科学省が「個人的な謝礼でも収賄罪が成立する」と通達している。
また、昨年12月の名古屋市大の収賄事件を受けて、横浜市大では、「学位取得をめぐって金品を受け取るのはあってはならないことで、地方公務員法に触れる」 という内容の文書を、学長と理事長名で教授らに出していた。
さて、この若き医師は、副査にも10万円を渡そうとしたが、「その場で現金が入った封筒を突き返された」と言うのだが。
人品が異なるということか。

中国の外相は12日。
男子マラソン世界記録保持者のゲブレシラシエ(エチオピア)が大気汚染を理由に北京五輪マラソンへの不参加を表明したことについて 「多くの中国選手が、北京の競技場で世界記録を出している。選手は北京の空気に満足している」と発言したそうな。
しかし、北京の空はスモッグでひどく汚れており、この空に皆が満足しているというのだろうか。
独裁国家というのは、人民を押しつぶして生き永らえるものだ。

中国の軍事支配下にあるチベット。
僧侶・尼僧らが政治犯として拘留中の僧侶の釈放などを訴えるデモに対して、僧侶など50人以上が中国公安に拘束されたと聞こえてくる。
観光都市ラサで衆人環視の中、僧侶へ公然と暴力が振るわれたというおぞましき事態だ。
自由アジア放送によると、10日、ジョカン寺近くで僧侶や尼僧を含む10人あまりのチベット族がチベットの旗をふり、ビラを配りながら抗議活動を行ったところ、中国武装警察が武力で押さえ込んだという。
中国の恐怖支配と弾圧政治がチベットの人々を苦しめている。
(ムラマサ、鋭く一閃)

コメント
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