懐かしの名画

2008年03月17日 20時53分48秒 | 浅草&上野公園

 私が若い時に見た映画を浅草名画座や花月で再上映しています。

当時は浅草東映で上映していたもので六区は多数の映画館があり賑っていた。

 

健さんが後ろから斬られそうになると客席からスクリーンに向けて「危ない」と声が掛かる嘘みたいな本当の話を見ました。

やくざが団体でやくざ映画を鑑賞しているところにに、なにかトラブルがあったのか若い衆が呼びに来ると一斉に立ち上がり表に出て行く、映画ではなく現実の世界で迫力があった、当時(昭和46年頃)の浅草は活気もあり「やくざ」も勢いがあった時代でした。 

            

 緋牡丹博徒「矢野竜子」は有名ですが女渡世人は「妻恋お駒」、藤純子は切れ長の目で此れほど美しい女性が居るのかと思ったものです。

      

     

 

健さんは強きを挫き弱きを助ける的確に昔の侠客を演じた名優だと思います。独立してからは日本の大作に多数出演して良いあじを出しています。

酒は飲まず礼儀正しく現場のスタッフ等にも気を使う優しさを持ち合わせ、他人の悪口陰口を言わず寡黙で言い訳をしない筋を通す”男の中の男と”役者として人間として尊敬しています。