愛宕山の麓で気ままに田舎暮らし

「笠間クラインガルテンの日々」からタイトル変更しました これからも笠間の地で多くの人々と触れ合いながら野菜作りを楽しみに

今年初めての雷雨

2010-06-07 19:48:33 | Weblog
6月5日(土) 朝夕雷雨
 午前6時前に自宅をスタート
 自宅を出たときは明るい曇り空だったのですが
 土浦辺りで、猛烈な雨に
 午前8時、クラインガルテンに到着
 
 雨の中、迎えてくれたアマリリス
 

 そしてこの奇妙な形をした花・・・
 

 こちらは、デルフィニウム?
 

 こんな空模様
 

 田圃をチェックに行って見かけた売店の隣の広場のヤマボウシ
 

 こちらは一杯の花をつけたヤマボウシ
 
 
 「ミズキ科の樹木。花は六月に咲く。四枚の白い花弁のように見えるのは苞で、中心の粒々がほんとうの花である。
 ちかごろ、近縁のアメリカヤマボウシ(花水木)というのがだいぶはやって・・・(中略)
 日本のヤマボウシは、上からでないと、花はよく見えない。山歩きをしていて、登りには全然気がつかなかったのに、
 同じ道をおりるとき、眼の下一面のその花を見てびつくりすることがある。」
 (昭和41年 雪華社出版の佐藤達夫著「植物誌」より)

 なかなか雨が上がらないので、街に買い物に・・・
 ところでこの雨、まさに干天の慈雨
 1週間以上、降っていませんでしたので

 11時前に雨も上がり、畑をチェック
 スイカ、カボチャ等々様子を見ながら摘心
 この虫、よく野菜の葉を食べてくれる困り者
 ウリハムシ(ウリバエ)?
 
 小さくてわかりませんか?
 中央、葉の先端近くの褐色の虫

 午後1時30分からは、自然薯の種芋を畑に入れる作業
 種芋は山砂の中で発芽させるそうです
 
 既に砂の上に芽を出したものも・・・
 
 こちらが種芋
 
 芽と根が同じところから出てくるようです
 
 先ずは、今回も種芋のお世話をしてくれた自然薯のプロのIさんによる植え方の指導
 
 昨年は必ずしも真っ直ぐに、かつ大きくできた自然薯ばかりではなかったため、
 今年こそはと、全員なかなかの意気込みです
 このように、目を上に根を左右にして上から10~15cmほど土を掛けます
 

 
 自然薯は浅いところに根を伸ばすので、
 こうすることにより、根は下にある先週埋め込んだ樋の外側を這って栄養を吸収し、
 一方、芋は真下の樋の中でスクスクと大きく育つ(はず?)のだそうです

 1時間ほどで、無事作業終了
 
 秋の収穫を期待して・・・

 午後3時からは、こちらも共同作業
 里芋とショウガ畑の草取り
 とにかく草がびっしりで大変なのです
 草取り開始後20分ほどして、またまた怪しい雲行きと雷鳴
 草取りはこの状態で来週に持ち越し
 
 (黒いところが草取りの終わったところ!!!・・・まだまだこれからです)

 ところで雷光のことを稲妻とも言いますが、この言葉、
 雷の多い年は高温多湿でお米が豊作
 つまり雷は「稲の夫(つま)」ということからきていると、昔読んだ本に載っていたように思います
 ところで、雷はやはり「神鳴り」ということなのでしょう

 1時間ほどで夕日が差し
 畑はぬかるんでいますが、畑の周りの草取りを・・・
 あちらこちらでドクダミが花をつけて
 
 ドクダミ、別名「十薬」

 「あじさい、くちなし、柿の花。湿潤の季節に咲く花は多い。
 そのどれもが、思いをこめてしかし決して声高にではなく、むしろ抑え気味に花となるように思えてならない。(中略)
 こうした湿潤の季節の花のなかでも、際立ってひそやかで、暗く、凄みを感じさせるのは、十薬である。(中略)
 どくだみ・・・・とひとは名づけた。十薬は雅号、どくだみは俗名といったところか。
(中略)
 その中の一本を切りとって、花びんにさすのがならわしだ。(中略)
 改めて、花びんのなかの十薬を見ると、そのフォルムの完成された美しさに驚かされる。
 スペードの葉のかたち、茎のうねり、頭頂の十字の花。(中略)
 茶花として採られてきた理由もわかる。侘び寂びのシンボル。しかしそれはまた生命力のシンボルでもある。
 美しさとは、このようにいのちの躍動に満ちながらも侘びや寂びを感じさせるものなのであろう。」
 (作品社出版「花の名随筆6 六月の花」に収載の益田れい子「十薬の花」より)

 こうした随筆を読むと、困りもののドクダミをちょっぴり見直す気にも・・・

 ところで、草取りしていると、いつものことですが、突然土の中から
 ゆうに20センチはあろうかというミミズ
 
 次から次と出てきます
 
 (チョッと気持ち悪いですネ)

 日帰り農園で作業中のFさんに声を掛けると、
 「私は、写真が趣味でして、笠間駅前で開催中の『道の市』に写真教室の仲間とお店を出していまして、
 今日は畑に来るのがこんな遅い時間になってしまいました」と、

 『道の市』についてお尋ねすると
 「もう、7,8回目になるでしょうか。駅前の道路を歩行者天国にして、道路の両脇に、
 全国各地から、思い思いの作品を持ちよった人達がショップを出します。
 今日はあいにくの雷雨で大変でしたが・・・
 結構な賑わいで、NHKのニュースでも流されたのではないでしょうか。
 明日も開かれますので、よろしければ来てみてください。」と

 明日は、真壁の町を見に行こうと思っていますが、その後にでも・・・

 風呂上りに一杯
 本を読もうとゴロリと横になった途端に・・・
 10時になって目が覚め、眠気眼で布団に・・・
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