古都ぶらりさんぽ

京都・奈良など全国を散策し鑑賞した文化、建築など紹介し、咲く花の美しさや魅力を画像に収めたり想いを綴っています。

随心院①薬医門

2008-01-04 18:05:13 | Weblog
随心院は、991年、弘法大師の後弟子、仁海和尚が開基しました。
その後、1229年に随心院門跡となり伽藍を誇ったが、応仁の乱で灰と期しました。
その後1559年に再建され、さらに建物の玄関、書院、薬医門などは徳川第二代将軍秀忠夫人、天真院尼の寄進によります。
まず、表書院に入ると、江戸初期の狩野永納ら狩野派の画家たちによって描かれた花鳥風月の襖絵などが納められています。
次いで能の間に。中央には文張り地蔵尊像、右に小町白描画、左に卒塔婆小町坐像が安置され、当時の風習を伺い知ることができます。
またここは3月頃には梅園が有名で200本近い梅が咲き誇ります。
その他4月は石楠花、梅雨時は苔、秋は紅葉と美しい景色を見ることができます