古都ぶらりさんぽ

京都・奈良など全国を散策し鑑賞した文化、建築など紹介し、咲く花の美しさや魅力を画像に収めたり想いを綴っています。

貴船神社③水占斎庭

2007-08-31 18:19:11 | Weblog
水占斎庭という珍しい占いがあります。
何も書いていないような「御札」を水面に浸けると運勢が浮き出てきます。
若者に人気があり、その雰囲気の男女が神妙にチャレンジしていました。
僕も始めて見ましたが、また、もの珍しさもあってか外国の人も占っていました。

貴船神社②桂の御神木

2007-08-30 18:11:09 | Weblog
境内の拝殿に上がる所に、桂の御神木があります。
樹齢400年の桂の木で、根元からいくつもの枝が天に向かって伸び、八方に広がっています。
勢いの良さは正にご神木に相応しい感じがしました。

貴船神社①参道

2007-08-29 18:13:57 | Weblog
貴船神社は、神武天皇の母、依姫が黄船に乗って川を上り、祠を建て水徳神を祀ったのが起こりとか。
平安京遷都以来、雨乞い、止雨、治水を司る神として崇拝されて来ました。
黒馬は祈雨、一方、赤馬は止雨だったとか。
写真のように、大鳥居をくぐると階段になって参道。たいそう趣があります。
左右の燈籠は灯りが点ります。
貴船川から神社への途中に和泉式部が蛍の歌を詠んだ蛍岩があり、境内には雨乞いの滝の他、依姫の乗り物を埋めた船形岩、大宮人が烏帽子を置いて休んだ烏帽子岩、橋姫が丑の刻参りをして牛になってしまったという牛岩など、歴史を物語る石が随所にあります。
また貴船川のせせらぎは避暑、紅葉の季節にと人気があります。

鞍馬寺⑦奥の院魔王殿

2007-08-28 18:15:34 | Weblog
鞍馬寺の奥の院は、鞍馬随一の聖地です。
ここまで来ると空気が違い、鳥のさえずりを聞きながら、時折り聞こえる鐘の音を聞くと何とも言えない深い感銘を受けます。
石灰岩の重なる柵内は日本庭園の源流と言われる磐座(いわくら)です。

鞍馬寺⑥義経供養塔

2007-08-28 18:12:45 | Weblog
義経は遮那王という名であった7才から10年間、鞍馬寺で暮していました。
その東光坊の旧跡です。
ここから、義経は奥州に移り住み、そして平家を打ち破り英雄となり、最後は兄、頼朝によって死を迎えるわけですが、まさか自分が悲運な運命をたどることになるとは思いもしなかったでしょう。
供養塔は何も語りません。

鞍馬寺⑤不動堂

2007-08-25 16:31:10 | Weblog
鞍馬寺の不動堂は頂上あたりにあります。
堂内には、伝教大師が刻んだとされる不動明王が安置されています。
この付近は、樹齢1000年近い杉の巨木が並んでいます。その木立に圧倒されながら爽やかな空気を体一杯、味わいながら歩くという最高の気分を味わうことができます。この気分は都会では味わえないですね。
また、この付近で牛若丸(後の源義経)は稽古に励んだと伝えられています。

鞍馬寺④金堂

2007-08-24 18:18:54 | Weblog
先に書きました九十九折の道を進み、155段の石段を上がると、金堂に。
ハイキングを兼ねて歩けば爽快な気分ですよ。
ここは、三尊尊天をお祀りしています。
お堂の前には桜の木が。その季節に訪れると最高の気分を味わえます。
また、この近くには、多くの宝物を展示している「霊宝殿」、作家 与謝野晶子の書斎であった「冬柏亭」などもあり、見どころが一杯です。

鞍馬寺②由岐神社

2007-08-22 18:20:51 | Weblog
由岐神社は、鞍馬の火祭りで有名な神社です。
940年に、当時、大地震や平将門の乱により騒然としていた都を鎮めるため由岐大明神を祈念したのが始まりとか。
その時に篝火を焚いたのが、火祭りの起こりと伝えられています。
テレビなどでお馴染みですが、神社の石段を勇壮に駆ける姿は圧巻です。
   

鞍馬寺①仁王門

2007-08-21 18:11:28 | Weblog
鞍馬寺は、770年、鑑真和上の高弟、鑑禎上人が毘沙門天を祀り草庵を結んだ時に始まり、程なく藤原伊勢人(いせんど)によって伽藍が建立されました。
天狗の山として親しまれるように豊かな自然に恵まれ、牛若丸ゆかりの地として、また安らぎに満ちた雰囲気に訪れる人は後を絶ちません。
この仁王門は俗界から浄域へ入る門で、ここに有名な湛慶作の仁王像が祀られています。
ここをくぐると、一つはケーブル、もう一つは九十九折の参道が続きます。この参道は、清少納言が枕草子の中で「近くて遠きつづらをりといふ道」と記しています。
道の途中には、善行功徳を積み滝に打たれ修行した放生池、魔王尊石像を祀る社、牛若丸に兵法を教えたとされる鬼一法眼の法眼社などがあります。