ヤンバルに座る---たかえをまもれ!

ヘリパッド建設に反対する現地行動連絡会(高江連絡会)

北部訓練場ヘリパッド建設と世界自然遺産登録を巡る政府の奸計

2015-10-04 10:16:23 | 日記
1.陳情書
先だって行われた政府-沖縄県の辺野古集中協議期間中に北部訓練場に関わる問題が取り沙汰され、政府の奸計が露わになりました。地元がやんばるの森の世界自然遺産登録運動を推進するにはSACO合意に基づく負担軽減を名分とした北部訓練場の過半の返還を加速化する必要があると。返還部分を含めた世界自然遺産登録をほのめかす一方で、そのためには残余の部分に予定しているオスプレイ用ヘリパッド建設(残り4基)を進展させる必要があると。世界自然遺産登録を絡めて地元関係首長(国頭村、東村)を篭絡し、県に揺さぶりをかけてヘリパッド建設反対の住民や市民を排除するための奸計を巡らしている。当高江連絡会と「ヘリパッドいらない」住民の会は10月1日、県議会において事の精査と審問を行い、県としての方針と施策を講ずるよう陳情書を携えて県議会喜納昌春議長を訪ね要請しました。議長はしっかりと傾聴し陳情書の内容を受け止めていただいたと思う。オスプレイ配備撤回決議はまだ生きていること、やんばるは県民の安心した生存に関わる水がめであることなど、自ら言及された。また、要請に先立って統一連N氏の案内で各会派を訪問して陳情書趣旨説明を行い、議事採用に尽力されんことを訴えました。ちなみに会派は自民党、公明党、維新党、県民ネット、社民党、共産党、社大党の7つです。なお、陳情書は10月14日の特別委員会で審査される。以下に陳情書を掲載します。






2.9月28日(月)~10月3日(土)の座り込み現場

県外からは日を変えて茨城県、千葉県、和歌山県、青森県、東京(横田)など各地の市民団体や個人が訪問され、説明や交流で賑わいました。また県内からもAさんが訪れて、例年のように隣近所に声かけをして集めた多くの浄財を届けて下さいました。
またある日(30日)は辺野古の早朝行動を終えて、水曜日のバナナおじさんら三人、天ぷら・湧き水で作ったミルクコーヒーを差し入れてくれた大宜味のご夫婦、関東から看護学校の若者45名も加わり、昼は賑やかになりました。
支援の広がりを実感します。高江の運動の裾野もどんどん拡がっています。

こんな日もありました。朝から北部訓練場内からいつもの小銃のタタタタタという軽い音とは違う迫撃砲の音らしき砲撃連続音が聞こえました。どんな状況を見立てた訓練なのでしょうか? あいかわらずジャングルでの地上兵の戦闘訓練やお飛行訓練が行われていますが、N1テントでの監視活動は概ね平穏な日々でした。24時間隙間のない監視活動は続いています。工事阻止も3ヶ月!を超えました!やんばる路に芙蓉が咲き始めました。やんばるも秋近しです。このまま皆の力で冬・春まで止めよう!







3.各地で日々まい進している会員からのお便り
・大分Tさんから
川内原発が1号機に続き2号機も再稼働されるのが間近に迫り、抗議行動などをやっています。なにやら自己と向き合いながら自問自答しながらの行動です。
・福岡Fさんから
先月9月19日に、SEALDs RYUKYUのよびかけに呼応する形で沖縄集会とデモを福岡で開いたら、300名集まりました。今までの福岡からしたら、大きな変化です。その集会後に、「次はいつですか」という声が多数届いたそうで、今月も18日に須崎公園で集会をしてから渡辺通り~西通りを周って市役所裏の中央公園まで歩きます。
私も実行委員で、準備しているところです。辺野古だけじゃなく、高江のこともコールに入れたり発言に入れたりと、それが私の役目だと思ってがんばります。


4.連絡

県道70号線が日米共同使用地になった際の覚書等の公文書公開請求に応じて開示決定をした県に対して国が起こした「県の開示決定の取消を求める裁判」の第2回口頭弁論が近く行われます。

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