高江現地行動連絡会報告
7.28 ヘリパッド運用抗議集会報告
(案内および開催趣旨は7月25日当会ブログ記事にて紹介済みです。)
7月11日より突然、ヘリパッドが運用開始され、既に、夜間訓練も始まっています。
高江集落を取り囲むようにできた6つのヘリパッドによって住民の生活破壊は甚大なものになるでしょう。
参加は、主催の実行委員会(オスプレイ・ヘリパッド建設阻止現地実行委員会)の各団体、北部3村島ぐるみ会、伊波洋一参議院議員等々150人近い人たちで、炎天下猛暑の中、熱く大きく盛り上がりました。
今日の集会で、
①運用阻止、
②ヘリパッドを潰し元通りに戻すこと、
③県民の水瓶を守ること、そして
④世界自然遺産登録のため基地を閉鎖に追い込むこと
など当然の願いが訴えられました。
また、今後とも<辺野古>新基地建設反対行動と<高江>基地反対返還行動は連動して取り組み、頑張ることが確認されました。
なお、高江現地行動連絡会および「ヘリパッドいらない」住民の会は、北部三村の島ぐるみ会にも呼びかけて、8月中旬以降に東京で防衛省交渉、市民集会を考えております。
炎天下の集会模様(3枚目は「ヘリパッド運用停止を 高江 市民ら120人が抗議集会」2017年7月29日琉球新報記事より)
なお、上記の要請事項は北上田毅さんブログでは本集会の様子(写真)と併せて次の3点にまとめられております。「高江・メインゲート前で「オスプレイ運用抗議集会。 8月中旬には東京で市民集会・防衛省交渉」http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/300378828fd6133489ac418b969ebfcf
『
1.昨年12月、3地区4箇所のヘリパッドは米軍に移管されたが、まだ周辺施設は未完成のままだ。しかし7月11日、米軍は、まだ進入路(註1)等の工事が続いているにもかかわらずオスプレイを離発着させた。しかも、事前に約束していた、東村や県への連絡もなかった。この点について抗議し、オスプレイの運用を行わないよう申入れる。
2.また、この間、北部訓練場ではヘリによる深夜11時半頃までの夜間訓練が続いている。こうした夜間訓練や集落上空の飛行を行わないよう申入れる。
3.FルートからH地区ヘリパッドへの工事用仮設道路(註2)の撤去、原状復帰。さらに、N1裏から約700mの国有林部分(米軍への提供区域外)の道路使用許可の取下げと、高いバリケードの撤去(註3)を申入れる。
』
註1 進入路
G地区ヘリパッドとGゲートを結ぶ軍用道路。昨年、G地区ヘリパッド工事を急ぐために従来の施工計画を無視して工事用簡易道路に仕立てていたものを従来企画で再工事する道路。今や、H地区ヘリパッドと連絡可能な通路と連携。
註2 FルートからH地区ヘリパッドへの工事用仮設道路
従来計画にはなかった工事用トラック運搬道路。FルートとはN1地区ヘリパッドから高江開拓地農道(村道)に抜けるルート。本来、G地区、H地区のヘリパッドその他関連施設を工事するには村道の一部利用が計画されていたが、村道使用不可の東村の要請を受け入れ、村道を使用しない、つまり「提供用地=米軍基地」内に工事用仮設道路を強引に造った道路。県の赤土流出防止条例による規制を逃れるために立木伐開進行に合わせて伐根をせずに大量の砕石を投入して造った工事用仮設道路。そのために計画になかった道路範囲は約5700㎡に及び、4千本近くの立木が無惨に伐採され、突如森が裂かれ、砕石アルカリによって面的な自然環境破壊が行われた。現在もその被害は拡散進行中である。管轄の及ばぬ米軍へ移管したとの話もあるが、犯罪隠蔽処置ともとれる。決して許せないことである。あくまで工事用仮設道路であるので原状復帰は当然である。
参考記事:『事前協議書の範囲超え樹木伐採 米軍ヘリパッド建設 沖縄防衛局「問題ない」2016年9月28日 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-365358.html 』
註3 道路使用許可の取下げと、高いバリケードの撤去
沖縄防衛局が農林水産省林野庁沖縄森林管理署に申請受理された道路使用許可。註2記載の工事用仮設トラック運搬道路工事を目的として当Fルート道路上に突然設置された刑務所隔離壁同様の有刺鉄線付きの高いバリケード。森の動物の移動の障害にもなっている。
(註は当ブログ主による)
7.28 ヘリパッド運用抗議集会報告
(案内および開催趣旨は7月25日当会ブログ記事にて紹介済みです。)
7月11日より突然、ヘリパッドが運用開始され、既に、夜間訓練も始まっています。
高江集落を取り囲むようにできた6つのヘリパッドによって住民の生活破壊は甚大なものになるでしょう。
参加は、主催の実行委員会(オスプレイ・ヘリパッド建設阻止現地実行委員会)の各団体、北部3村島ぐるみ会、伊波洋一参議院議員等々150人近い人たちで、炎天下猛暑の中、熱く大きく盛り上がりました。
今日の集会で、
①運用阻止、
②ヘリパッドを潰し元通りに戻すこと、
③県民の水瓶を守ること、そして
④世界自然遺産登録のため基地を閉鎖に追い込むこと
など当然の願いが訴えられました。
また、今後とも<辺野古>新基地建設反対行動と<高江>基地反対返還行動は連動して取り組み、頑張ることが確認されました。
なお、高江現地行動連絡会および「ヘリパッドいらない」住民の会は、北部三村の島ぐるみ会にも呼びかけて、8月中旬以降に東京で防衛省交渉、市民集会を考えております。
炎天下の集会模様(3枚目は「ヘリパッド運用停止を 高江 市民ら120人が抗議集会」2017年7月29日琉球新報記事より)
なお、上記の要請事項は北上田毅さんブログでは本集会の様子(写真)と併せて次の3点にまとめられております。「高江・メインゲート前で「オスプレイ運用抗議集会。 8月中旬には東京で市民集会・防衛省交渉」http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/300378828fd6133489ac418b969ebfcf
『
1.昨年12月、3地区4箇所のヘリパッドは米軍に移管されたが、まだ周辺施設は未完成のままだ。しかし7月11日、米軍は、まだ進入路(註1)等の工事が続いているにもかかわらずオスプレイを離発着させた。しかも、事前に約束していた、東村や県への連絡もなかった。この点について抗議し、オスプレイの運用を行わないよう申入れる。
2.また、この間、北部訓練場ではヘリによる深夜11時半頃までの夜間訓練が続いている。こうした夜間訓練や集落上空の飛行を行わないよう申入れる。
3.FルートからH地区ヘリパッドへの工事用仮設道路(註2)の撤去、原状復帰。さらに、N1裏から約700mの国有林部分(米軍への提供区域外)の道路使用許可の取下げと、高いバリケードの撤去(註3)を申入れる。
』
註1 進入路
G地区ヘリパッドとGゲートを結ぶ軍用道路。昨年、G地区ヘリパッド工事を急ぐために従来の施工計画を無視して工事用簡易道路に仕立てていたものを従来企画で再工事する道路。今や、H地区ヘリパッドと連絡可能な通路と連携。
註2 FルートからH地区ヘリパッドへの工事用仮設道路
従来計画にはなかった工事用トラック運搬道路。FルートとはN1地区ヘリパッドから高江開拓地農道(村道)に抜けるルート。本来、G地区、H地区のヘリパッドその他関連施設を工事するには村道の一部利用が計画されていたが、村道使用不可の東村の要請を受け入れ、村道を使用しない、つまり「提供用地=米軍基地」内に工事用仮設道路を強引に造った道路。県の赤土流出防止条例による規制を逃れるために立木伐開進行に合わせて伐根をせずに大量の砕石を投入して造った工事用仮設道路。そのために計画になかった道路範囲は約5700㎡に及び、4千本近くの立木が無惨に伐採され、突如森が裂かれ、砕石アルカリによって面的な自然環境破壊が行われた。現在もその被害は拡散進行中である。管轄の及ばぬ米軍へ移管したとの話もあるが、犯罪隠蔽処置ともとれる。決して許せないことである。あくまで工事用仮設道路であるので原状復帰は当然である。
参考記事:『事前協議書の範囲超え樹木伐採 米軍ヘリパッド建設 沖縄防衛局「問題ない」2016年9月28日 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-365358.html 』
註3 道路使用許可の取下げと、高いバリケードの撤去
沖縄防衛局が農林水産省林野庁沖縄森林管理署に申請受理された道路使用許可。註2記載の工事用仮設トラック運搬道路工事を目的として当Fルート道路上に突然設置された刑務所隔離壁同様の有刺鉄線付きの高いバリケード。森の動物の移動の障害にもなっている。
(註は当ブログ主による)