ヤンバルに座る---たかえをまもれ!

ヘリパッド建設に反対する現地行動連絡会(高江連絡会)

座り込み支援の輪広がる/傍若無人、横着無尽の米軍訓練

2015-08-22 10:07:51 | 日記

今週の主な動き(8月14日(月)~21日(土))

先週のうるま市島ぐるみ会議に続き8月19日には当連絡会の支援要請の手紙に応答し恩納村の島ぐるみ会議4名の方が馳せ参じてくれました。その日は那覇から平和市民連絡会の送迎車利用の方々も来てくれ、他にも長崎から17人、愛知、京都、岐阜からも座り込み支援者があり賑やかでした。支援者一行をN4ゲート近くの県道横の草に紛れて人知れずやんばるのツルランが迎えてくれました。

この数日、仲間も大勢集まり、20日にはにぎやかにI子さん心づくし炊き出し(タイカレー)をごちそうになりました。みな元気いっぱい、ヤル気いっぱいです。

週末は台風15号襲来に備えテント片付けその他暴風対策です。


辺野古新基地建設工事一時中断、集中協議を巡る動きに関して

8月10日~9月11日までの辺野古海上ボーリング調査作業一時中断合意に伴う沖縄県-日本政府間の集中協議が始まっているが、それを巡る事前の数カ月前からの協議関係者間の水面下での不透明な動きに加え、非公開の協議進行には疑心暗鬼を生む弊害が懸念されています。また、この協議は第3者委員会の報告が出たにもかかわらず知事が埋立承認の取消しに踏み切らないまま実行されています。そのような動きに対し8月14日に普天間爆音訴訟に取り組んでいるA氏がN1座り込み現場に来られ、沖縄県に対し下記の要請を行うので賛同団体になるよう依頼がありました。連絡会現地メンバー間で協議し即決賛同団体となりました。

・翁長氏(沖縄県)と菅官房長官(日本政府)との協議は公開で行うこと   

・協議終了後、直ちに埋め立て承認を取り消しにすること

ちなみにこの呼びかけ人は「New Wave to HOPE」ら市民運動団体で、8月11日の第3者委員会の報告書の学習会が持たれた折に、その場で県への要請をしようということが決まったものだそうです。

その要請行動は8月17日に行なわれましたが高江連絡会はN1座り込み現場活動に専念しました。当日は「 県からは町田公室長が出てこられた。今まで、県民会議の要請行動でも、統括監や課長級の対応だったので、市民グループの要請行動に公室長が対応するのは異例のことだろう。」とのこと。詳しくはチョイさんの日記を参照下さい。(http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/4d3b19c31db50ba647f892f9263d9e65

 

米軍の傍若無人、横着無尽な訓練と高江現地取り組み

8月20日には北部訓練場の空と地上では大型輸送ヘリ(2004年8月13日に沖縄国際大学キャンパスに墜落炎上した同型機CH53と思われる)によるトンブロックの吊り下げ吊り下ろし・移動訓練が行われました。N4地区とメインゲート奥の森の訓練地点間で、ホバリング飛行でブロックを吊り下げあるいは吊り下ろし、そのまま飛び立ち、N4ヘリパッドの上空を通過するコースで旋回、また元に戻る移動訓練を何回も何回も行っていました。さきごろハワイ基地で墜落した致命的欠陥機オスプレイの代行訓練なのでしょうか、この一ヶ月オスプレイは北部訓練場に現われておりません。去る8月12日うるま市では、伊計島の南東約14キロで米陸軍のMH60ヘリが事前集積艦「レッド・クラウド」への着艦に失敗し、墜落する事故が起きたばかりで、県の原因究明要請を歯牙にもかけず、原因も明らかになっていない状態で諸訓練が行なわれています。更に、この日(8月20日)にはうるま市津堅島訓練場水域で米空軍のMC130特殊作戦機からのボート投下を含むパラシュート降下訓練が行なわれております。 沖縄防衛局への7日前期限の通告義務を履行することなく、したがって関係自治体には寝耳に水の状態でした。同水域は日常的に定期船や漁船が航行しているところで漁業や船の運航が危険な状態に晒されました。 詳しくは琉球新報を参照下さい。(http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-247599-storytopic-1.html

県民の生命を何とも思わない人権無視のなんたる行為の数々! 憤りを感じます。日米地位協定に基づく治外法権下で傍若無人、横着無尽の米軍に沖縄県民を晒す日本政府! 何たる国!

一方で、 8月15日、中谷防衛大臣が来沖し、辺野古新基地建設問題で翁長知事との冒頭で「特に基地の返還等につきましても北部訓練場の返還等においても現在ヘリパッド2基完成しておりますが、残りも速やかにできれば、返還ができるものでございますので、この件についてもご理解いただきたい」(沖縄タイムス WEB版)との動きがあったせいか、高江座り込み現場にまつわる不審な動きが発生しつつあり、警戒、監視行動を強化しております。また、去る6月29日の県議会への陳情に対して「6ケ所のヘリ着陸帯の移設については、住民生活及び自然環境への影響を巡って様々な意見があるものと承知しております。--- 今後、地元の意見も伺いつつ、検討してまいりたいと考えております。」(H27 第1回県議会 陳情説明資料)という県の見解もありました。この見解に基づきその早急な具体化の要請行動も併せて必要です。

 

沖縄周辺の米軍訓練水域・空域図(沖縄県基地対策課webより)

http://www.pref.okinawa.jp/site/chijiko/kichitai/23388.html

うるま市伊計島・津堅島、名護市辺野古崎は目と鼻の距離にあります。

 

 津堅島訓練場(沖縄県基地対策課webより)

http://www.pref.okinawa.jp/site/chijiko/kichitai/1234.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る