白糸の滝

明けて翌日、白糸の滝へ午前中に再訪すると
奥の滝壺までしっかり陽の光が降り注いでいます。
昨日は影に包まれて良く見えなかった上から見る滝の全景も、こうしてはっきりわかると素晴らしいですね。
ここから滝壺の方へ階段を下って行きます。

NIKON D3
Ai Nikkor 50mm F1.2S

前日の影の多い白糸の滝は明暗差が付き過ぎてレタッチも手の込んだ調整が必要でしたが
このぐらいの条件ならハーフNDの使用である程度のところまで持って行けそうです。

NIKON D3
Ai Nikkor 50mm F1.2S

それにしても美しい滝でした。

NIKON D3
Ai Nikkor 50mm F1.2S

滝壺に近寄ると虹が出ていました。

NIKON D3
Ai Nikkor 50mm F1.2S


NIKON D3
Ai Nikkor 50mm F1.2S

これは滝壺から上に戻った時のものですが、撮影のラストの方のカットで
時間帯がまた変わっていることもあり、影の位置の変化もさることながら
この場所からでも虹が滝に架かっているのが印象的でした。

NIKON D3
Ai Nikkor 50mm F1.2S

静岡県・富士宮市・白糸の滝
2008年11月

水のカーテン

音止の滝の奥へ向かって５分ほど歩くと、いよいよ白糸の滝です。

びっくりするのは遊歩道が整備されていて滝壺の近くまで行けるようになっていることと、
意外と周囲に普通に家があるような所にこんな大きな滝が出現するという所なんですが
これほどの名瀑となれば一大観光地として整備されているのはまぁ当然のこととして、
白糸の滝は上流に川が無く、富士山の膨大な雪解け水が溶岩層を通り
岩の隙間から間断なく流れ落ちているという、この滝独特の構造があり
そのため忽然と滝が現れるような不思議な感覚がするんですね。

NIKON D3
AiAF Nikkor 18mm F2.8D

そしてさらに驚くのはこの滝のスケールです。
落差20mの滝の横幅は、なんと200m！
思っていた以上の幅の広さ、右から左へ順を追って撮影したので
ぜひこのスケール感を感じていただけたらと思います。

NIKON D3
AiAF Nikkor 18mm F2.8D


NIKON D3
AiAF Nikkor 18mm F2.8D


NIKON D3
AiAF Nikkor 18mm F2.8D

ところが朝霧高原を出発して、ここへ辿り着いたのは14時。
ご覧のようにこの時間で既に半分以上が影に覆われてしまっていたのです。
特に滝のハイライトと言える左奥の部分はかなり影に入ってしまっています。
ということで、予定を変えて翌日にもう一度訪れることにしました。

NIKON D3
AiAF Nikkor 18mm F2.8D

静岡県・富士宮市・白糸の滝
2008年11月

音止の滝

ちょっとAF-S 35mm F1.8G速報を挟んでしまいましたが秋の静岡編に戻ります。
富士宮市を朝霧高原・田貫湖から南下して白糸の滝へ
まずはその隣にある音止の滝です。

NIKON D3
AF-S Zoom Nikkor ED 24-85mm F3.5-4.5G (IF)
35mm

こちらの滝も日本の滝百選に数えられる落差25mの豪快な直瀑です。

NIKON D3
AF-S Zoom Nikkor ED 24-85mm F3.5-4.5G (IF)
24mm

周囲はちょうど紅葉の見頃でした。

NIKON D3
AF-S Zoom Nikkor ED 24-85mm F3.5-4.5G (IF)
85mm

それにしても凄い水量です。

NIKON D3
AF-S Zoom Nikkor ED 24-85mm F3.5-4.5G (IF)
70mm

虹が縦に出ていました。

NIKON D3
AF-S Zoom Nikkor ED 24-85mm F3.5-4.5G (IF)
24mm

静岡県・富士宮市・音止の滝
2008年11月