僕のつぶやき

服や音楽が好きな、現代の夢見るフリーターsanboさんがお送りする戯言やイラストなどなどです。

辞職

2005年05月21日 21時29分25秒 | つぶやき

たくさんの人が働いているのだから、仕事をやめたいと思う人がいてもおかしくないだろう。

僕は先日、同僚から「仕事を辞めたい」という話をされた。僕と同じ新社会人で、就職して二ヶ月になる。介護の仕事は、普通の仕事と違う部分がたくさんあって、肉体的にも精神的にも疲れて辞めていく人が多い職業でもある。だから、慢性的な人員不足って言われるんだけど。

その子は根っからのまじめで、きっと何に対しても一生懸命にならないと気がすまないんだと思う。まだまだ仕事覚えて間もないわけだから、がむしゃらになっちゃってるんだろうけど、いつまでもそんなままだと力尽きちゃうから、主任とかからいろいろと話するんだけど、それを間違って受け取ったりするんだ。

お金を稼ぐって大変。

働いてみてから、ぐっとそれを強く実感している。バイトしてるときは、ほとんど責任だってなかったから、言われた仕事をやっているだけでよかった。でも今は自分で考えて、自分でやらなくちゃいけない。だから、ときどき嫌になることもあるけど、僕は辞めれない。

その子にもいろいろと話をした。
「仕事辞めるのは簡単だよ」
「新しい道もあるかもしれないよ」
とか、辞めるような選択をちらつかせたりもした。でも、きっと本人も辞めたくはないんだと思ったから、そう言った。「辞めちゃダメ、辞めちゃダメ。頑張ろう」って言うのは簡単だけど、きっとそんな言葉をいくら並べても満足しないだろうし。自分でもどうしたらいいんだかわかんなくなっちゃってると思ったから、いろいろ選択はあると話した。もしかしたら間違ってるかもしれないけど、今はそれがいいと思った。

仕事なんてたくさんあるから、介護にこだわる必要なんてこれっぽっちもない。僕は年寄りの世話が好きなわけでもないし、ボランティアが好きなわけでもないし、文句ばっかり言われるのが好きなわけでもないし。自分でもなんでこの仕事してるんだろうって思いますよ…(笑)でも、どんな仕事でも大変なことには変わりない。

辞めようと思ったそのこがどうなるか。少し気になるところ。
しばらく様子を見守っていこうと思います。


ライバル

2005年05月21日 21時13分29秒 | つぶやき

専門学校に入って、いろいろな人に出会いました。その中の1人(♂)を僕は勝手にライバルとして、勝手に対抗してきました。別に表切ってぶつかるわけじゃなくて、1人の世界で「勝った・負けた」とやっているわけです。だから、本人にも、他の人にも一度も言ったことはない。

でも、やつは強かった。

・人当たりがいい

・友達が多い

・運動神経がいい

・音楽ができる

・かわいい(もてる)

・いろいろ頑張ってる

…何もかも、やつのが上だった。学校のときのテストの点数だけは、僕のがよかったけど社会に出てしまえばそんな点数の差なんて関係なくなっちゃうわけだし、やつに勝てることなんて一つも無い。

やつも僕と同じように「施設」で働いてる。休みだって、勤務時間だって不定期だけど頑張ってる。それだけじゃない。恋愛に関しても充実させてる。休みの日には彼女と遊びに行ったりしている。まだまだある。仕事も恋も充実させるだけでも大変なことだろうに、やつは自分を高めることまでやっている。働きながら、恋をして、自分を輝かせている。

ん~

もうライバルなんて言ってられない。恥ずかしくてそんなこといえないですよ。

仕事だって頑張れてるかって聞かれたら、答えられないし…自分を高めることなんてやってる余裕なんてこれっぽっちもない。同じ年で、同じ仕事をしていながら、どうしてこんなに差があるんだろうって思った。でも、どう転んでもやつにはなれないし、なりたいわけでもないんだけど…

学校に入ったときはこんなに「溝」を感じることは無かった。時間が経つにつれ、溝は大きくなって、やつの背中は遠くなっていった。いつかそれが見えなくなって、僕はぽつりと街灯もないような道で立ち尽くしてしまうんだろう。

どうしたらいいんだろう。もうわからない。

…挫けてしまいそうだ。