大晦日の夕方、母を連れてようやくのことで帰宅すると、
夫はバスで実家へお餅を取りに出かけたまま、まだ戻っていなかった。
当たり前だが、大雪で車がみな立ち往生していたのだ。
なんできのうのうちに行かないのやら。あんなにいいお天気だったのに。
もちろん前日に「明日は雪だから今日行ったら?」と勧めたけれど、
例によってリスクを甘く見積もる傾向のある夫の耳に入るはずもなく、
「今日はやることがあるから」とパソコンに向かってしまったのだ。
書き忘れていたが、仕事納めの翌日(29日)も仕事だった夫。
どこにも行きたくないという気持ちはよくわかる。
で、何をやるのかと思えば、株のチェックとネット将棋。(やっぱり)
その結果がこれだ。
実家との往復に、なんと、4時間も!
実に普段の倍近くかかっている。
これでは私が病院との往復にかかった時間と大差ない。まったくも~(ーー;)
帰宅した夫、お風呂の支度がまだだと知った途端、不機嫌な顔に。。。
母とお茶している間にお湯を張っておけばよかったのだが、疲れていて忘れたのだ。
一番風呂を勧める夫に、(たぶん湯冷めを理由に)遠慮する母。
結局、母と私は食後に入ることにした。
夫にしてみれば、義母を差し置いて入るのはかなり気が引けるだろうけれど、
大晦日となれば寝るのが遅くなるのはわかっているから、湯冷めも気になる。
それに母はもともと食後にお風呂に入る習慣だ。
(夫が寝る前にもう一度湯に浸かるのは、湯冷めというより酔い覚めのせいか?)
こうして些細なことがイライラの種と化していく。
特に何も言わないが、顔つきで雄弁に語る夫。
気を遣っているのか、遠慮してばかりの母。
母を泊めるということは、母に退院の準備をしてもらうだけでなく、
私自身は母と同居するための心の準備をするということにほかならない。
母はどういうことにまごつくのか、私はどういう時にイライラするのか、
その観察をしながらいかに年末年始を楽しく過ごすか。
私にとっては初めてとなる母の外泊を、成り行きとはいえ、
わざわざこの時季に引き受けたのは、今考えるとかなりの無茶だった気がする。
でも、それがかえってよかったように思う。
これくらいできないようでは同居など無理だろうし…。
その晩、数年ぶりに我が家に迎えた母とともに大晦日の食卓を囲んだ。
不思議と違和感がなかったのは、やはり自分の親だからなのだろうか。
まだ半日過ごしただけなのに、どのような4日間になるのか、もう大体の見当はついた。
イライラと自己嫌悪と和やかと疲労のごった煮。どれも自分由来成分。
なるべく「和やか」の分量を多くしたいと思いつつ、すでに他の3つがかなり出ている。
いったいどんな味になることやら!
(次を読む)
夫はバスで実家へお餅を取りに出かけたまま、まだ戻っていなかった。
当たり前だが、大雪で車がみな立ち往生していたのだ。
なんできのうのうちに行かないのやら。あんなにいいお天気だったのに。
もちろん前日に「明日は雪だから今日行ったら?」と勧めたけれど、
例によってリスクを甘く見積もる傾向のある夫の耳に入るはずもなく、
「今日はやることがあるから」とパソコンに向かってしまったのだ。
書き忘れていたが、仕事納めの翌日(29日)も仕事だった夫。
どこにも行きたくないという気持ちはよくわかる。
で、何をやるのかと思えば、株のチェックとネット将棋。(やっぱり)
その結果がこれだ。
実家との往復に、なんと、4時間も!
実に普段の倍近くかかっている。
これでは私が病院との往復にかかった時間と大差ない。まったくも~(ーー;)
帰宅した夫、お風呂の支度がまだだと知った途端、不機嫌な顔に。。。
母とお茶している間にお湯を張っておけばよかったのだが、疲れていて忘れたのだ。
一番風呂を勧める夫に、(たぶん湯冷めを理由に)遠慮する母。
結局、母と私は食後に入ることにした。
夫にしてみれば、義母を差し置いて入るのはかなり気が引けるだろうけれど、
大晦日となれば寝るのが遅くなるのはわかっているから、湯冷めも気になる。
それに母はもともと食後にお風呂に入る習慣だ。
(夫が寝る前にもう一度湯に浸かるのは、湯冷めというより酔い覚めのせいか?)
こうして些細なことがイライラの種と化していく。
特に何も言わないが、顔つきで雄弁に語る夫。
気を遣っているのか、遠慮してばかりの母。
母を泊めるということは、母に退院の準備をしてもらうだけでなく、
私自身は母と同居するための心の準備をするということにほかならない。
母はどういうことにまごつくのか、私はどういう時にイライラするのか、
その観察をしながらいかに年末年始を楽しく過ごすか。
私にとっては初めてとなる母の外泊を、成り行きとはいえ、
わざわざこの時季に引き受けたのは、今考えるとかなりの無茶だった気がする。
でも、それがかえってよかったように思う。
これくらいできないようでは同居など無理だろうし…。
その晩、数年ぶりに我が家に迎えた母とともに大晦日の食卓を囲んだ。
不思議と違和感がなかったのは、やはり自分の親だからなのだろうか。
まだ半日過ごしただけなのに、どのような4日間になるのか、もう大体の見当はついた。
イライラと自己嫌悪と和やかと疲労のごった煮。どれも自分由来成分。
なるべく「和やか」の分量を多くしたいと思いつつ、すでに他の3つがかなり出ている。
いったいどんな味になることやら!
(次を読む)
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