燈子の部屋

さまざまなことをシリアスかつコミカルかつエッセイ風に(?)綴る独り言的日記サイトです

黒豆

2004-02-13 00:00:00 | 健やかにいこう
来た。
やっぱり来た。
鼻ポタの季節が来た。
スギ花粉の飛散量がどう変わろうと、私は2月10日になると俄然花粉症が始まる。
今年はくしゃみこそまだ出ないものの、瞼は寝起き直後みたいだし、微熱はあるし、
気がついたときには鼻水がポタッ…。
せめて見えない鼻栓でもあればなぁ。

もうだいぶ長いこと付き合わされているので、そろそろ花粉症と別れたいのだが、
何か安価で副作用のない食べ物はないものか(あくまで食品から摂りたいらしい)。
そういえばこの前、テレビで「じゃばら」というレアな柑橘類が紹介されていた。
自然交配で偶然生まれた特産品とかで、量産はきかないが花粉症に効くらしい。
朝食べると昼には効果が実感できるという。
本当だろうか?
そんな優れものならすぐにでも試してみたいと思ったが、すでに完売。
毎年、秋になるとインターネットなどで予約を受け付けているそうだが、
あっという間に売り切れてしまうのだという。
昨秋はといえば、ちょうど退職した頃だ。
パソコンはしていたけど、インターネットはあまり繋がなかったっけ。
いや、そもそも来春の花粉症対策なんてまるで考えていなかった。
まったくのんびりしたものだ。
喉もと過ぎれば、というやつなのかもしれない。

実は今、花粉症ではなく、高血圧予防の対策中である。
昨年、会社の健診でショックを受け、3ヶ月ほど毎朝血圧を測ってみたのだが、
どうも高めで安定している傾向があるのだ。
それ以来、少し気にしていたものの、健康に気を使いすぎても血圧が上がる、
という記事を読んだことがあるので、いちいち塩分を測ることなどせず、
いたってアバウトに気をつける程度だった。
でも、この前テレビで観て(こんなことは勤めていた頃にはなかったことだが)、
黒豆が血液をサラサラにして血圧の上昇を防ぐというので、早速作って飲んでいる。
早い話が「黒豆の煮汁」なわけだが、それだとなんとなくまずそうな響きなので、
家では勝手に「黒豆茶」と呼んでいる。

 作り方はこちら:NHK「生活ほっとモーニング」2月2日放送
 とことんリクエスト「驚異の健康パワー!黒豆丸ごと徹底活用術」


放送日の夕方にスーパーへ行くと、すでに黒豆が売り切れていたので、
なぜだか「さすがだなぁ」と思ってしまった。
年の瀬でもないのにこんなに黒豆が売れたことはないだろうな。
もっとも、「テレビで紹介されました」の札はまだなかったけれど。
黒豆の煮汁は濃く入れた紅茶みたいな色合いだが、味は白湯に近いと思う。
だから、案外そのままで飲めたりする。
うまい、とは言わないが。
私はいつもコーヒーはミルクかブラック、紅茶はストレートという習慣なので、
新顔の煮汁のために砂糖は使いたくない。
そのかわり、煮汁をとった後の黒豆を甘く煮たものをお茶請けにしている。
結果的に糖分の摂り過ぎになってしまうのだろうか…?
煮汁は一両日中に飲むのがよいというので、作り置きはできない。
そうかといって、とても毎日は作れそうにないが、
そんなに気張らずに続けてみようと思う。
唯一の難点は、黒豆100グラムあたり200円することだ。
材料費だけでも煮汁1カップ33円くらいにはなる。
煮出すのに20分かかるし、飲むときには温め直すのでガス代もかかる。
コーヒーや紅茶に比べると高めだが、高血圧を予防できるなら安いものだ。
いずれ結果を日記に書こうと思う。

血圧を下げるには、お酒も控えないといけない。
どちらかといえば、夫にこそもっと控えて欲しいのだが。
この頃の私は、ビール350ミリリットル、芋焼酎一合が基本量。
芋焼酎はたまに二合飲むこともあるけど。
確かに芋焼酎は血液サラサラ効果があるといわれているが、
それはあくまで適量の話だし。
「もう一杯いく?」と夫に聞かれるとつい「うん!」と答えてしまうのをやめて、
近頃は「もういらない…」と言うようにしている。
それでも夫は自分だけお代わりを続けてしまうので、
なんとかならないものかと思う。
ただ不思議なのは、夫は私よりお酒を飲むのに血圧が低い。
うーん。
謎だ。


(次を読む)

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