燈子の部屋

さまざまなことをシリアスかつコミカルかつエッセイ風に(?)綴る独り言的日記サイトです

憧れの「ふるさと」

2014-08-13 17:05:01 | 日々つれづれ
 「年を取ると、ふるさとに帰りたくなる」という言葉をよく耳にする。
 私はまだ若いのか、そう思ったことは一度もない。
 たまに、こどもの頃によく遊んだ神社などを懐かしく思い出すことはある。
 でも、生まれ育った土地に帰りたい、とは思わない。
 それは、実家が借家で、何度も転居をし、結婚するまで親元を離れたことがなかったせいかもしれない(今は親と同居だ)
 ただ、帰省ラッシュのニュースを見ると、「ふるさと」に憧れを抱いていることに気づく。

 夫の実家は、道が空いていれば十五分ほどで行ける距離で、その気になれば歩いても行ける(滅多にしないけど)
 マイカーをやめた今はバスかレンタカーなので、その倍はかかるけど、気軽に行ける。
 そんな日帰り訪問を「帰省」とはとても呼べまいが、近いのは何よりありがたい。

 憧れの「ふるさと」は、私の場合、ない物ねだりに等しく、だからこそ、憧れるのかもしれない。

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