燈子の部屋

さまざまなことをシリアスかつコミカルかつエッセイ風に(?)綴る独り言的日記サイトです

北海道料理屋さん 2

2005-03-29 11:23:17 | 食べるたのしみ
今となってはいつから日本酒にしたのか覚えていないが、
とにかく、ビールの次は日本酒だった。
それも、冷酒を置いていなかったので、常温で。
このお店の常連さんはお燗のほうが好きなのだろう。

いや、お酒のことを書いている場合ではない!

この日一番の主役は、


本物のししゃも!


私は昔から「ししゃも」が大好きだが、
近年よく出回っているのが外国産の違う魚だということは知っていた。
だから、本物が出てきた時には本当にびっくりした。

旨みがみんな卵に行ってしまうメスよりも断然旨い、オスのししゃもなのだが、
その大きさがよく肥えたマイワシの干物並みほどもある。
それが、黄金色のいい按配に焼けていて、実に旨そうなのだ!

さっそく一口食べてみて、そのおいしさにうっとり~~~

ああ、これが本物のししゃもの味なんだ~

うーむ! いったいどう書けばこの味が伝えられるのか?

感動している私たちに、親父さんは焼く前のししゃもを見せてくれた。

「本物はウロコがはっきり見えるんだよ」

なるほど、ウロコだ。
スーパーの「なんちゃってししゃも」(本名=カペリン)では
決して見ることのできないウロコがそこには見てとれた。
焼いてあるほうでもウロコはわかる。

若旦那が言う。

「ほんとは3本で千円なんだけど

 ケンカしちゃうといけないから

 1本オマケしといたよ!」

わ、若旦那、そんなに気を遣って頂いてありがとう~
ケンカなんてしませんよぅ!
……って、まさか、いかにもケンカするように見えたのか? わし?

そして、その感動も覚めやらぬうちに、次の主役が!


燻製鮭カマの炙り!


これがまたえらく旨い!!

しばらく前から私たちは「スモークサーモンは炒めたほうがうまい」
という結論に達していたのだが、今回それが実証されたと思う。

軽くスモークした鮭カマを焼いただけなのに、どうしてこんなに旨いのか!

またもや若旦那が言う。

「ほんとはそれも3つで千円なんだけど

 ケンカしちゃうといけないから

 1つオマケしといたよ!」

いやもう恐縮です、若旦那!
……って、若旦那、もしかして……恐妻家? (独身かもしれないけど)

日本酒の次は焼酎にしようとしたら、サワー用の焼酎しかないということで、
それをロックでレモンの輪切りを乗せてもらって飲んだ。
すると、普段これしきの酒量では酔わない夫が珍しくへべれけになった。
私はいつも通りゆっくり飲んでいたので、その場はほろ酔いで済んだ。

しかし、帰宅するや、二人とも身支度をして8時半には床に就いた。
つまり、相当酔っ払っていたということだ。

というわけで、ここは、ビール以外のお酒はあまり期待できないかもしれないが、
本物のししゃもと鮭カマと貝をお目当てにまた行きたいと思うお店になった。

本当にご馳走様でした♪


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2 コメント

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おいしそう (とほ)
2005-04-06 07:15:15
鮭カマ・・・ああ、おいしそう。

本物のししゃも、食べたことないです。

食べてみたいなぁ・・。

乙種焼酎でやりたいですね。

σ(^^)甲種だと悪酔いすることが多いです。

焼酎なのに翌日二日酔いしたりします。
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おいしかった~ (燈子)
2005-04-06 20:12:42
想像してみてください……



ほどよくスモークされた鮭カマを……

さらに香ばしく炙られた鮭カマを……



想像してみてください……



 * * *



って書いている自分がお腹空いちゃうので、ししゃものことまでは書きません。



焼酎で二日酔い?!

うーむ、新しいです。



私の二日酔いは早いです。

眠る前に頭痛が始まります。

そして翌日はスッキリです。

ま、滅多に二日酔いしませんが。

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