先週の金曜日、母の年金相談のために社会保険事務所へ行った。
自宅から歩いて20分ほどのところにあるので、気分はお散歩。
そのときは15時頃に着いたのだが、その時点で早くも30人待ち。
結構多くの人が相談に来ているのね、と思いつつ、受付の女性に聞くと、
「午前中、それも9時過ぎなら10人待ちで済みますよ」とのこと。
それなら来週出直します、ってことで、きのう行ってみた。
同じ方向にあるので、ついハローワークに寄り道してしまい、
社会保険事務所に着いたのは結局11時頃になってしまった。
が、行ってみてびっくり!
先週とは打って変わって、ここは病院かと思うほどたくさんの人がいる。
100席はありそうな待合椅子は満席。
げんなりして番号札を引くと、「159番」…。
「99番」からは午後になります、と張り紙がしてある。
相談窓口は10席あるが、一人あたりどれくらいの時間がかかるものやら。
1時間に30人は回るのかな、などと考えたが、とにかく一度家に帰ろうと思い、
またもや受付の女性に聞くと、番号札を引いたまま戻らない人もいるので、
どれだけ繰り上がるかわからない、とのこと。
それだけではない。
呼んだときにいなくても10人までは待ってくれるが、
それを越えるとまた最初から番号札を引いて待たなければならないという。
それはきつい。
「14時頃にはいらしたほうがいいでしょうね」と受付の女性。
仕方がないので出直すことに。
言われた通り、14時頃に行ってみると、なんとあと2、3人で私の番。
受付の女性の予測はばっちりだった。
ほどなく呼ばれて応対してもらえた。
今日はなぜこんなに込んでいるのかと聞いたら、
「テレビで誤解を招く報道があってね」と言う。
そういえば、近頃あちこちの局で年金問題が取り上げられている。
私もいくつか観た。
年金制度をあまりにも知らなさ過ぎの出演者には呆れたりしたが、
番組作りというか、報道姿勢に疑問を感じるものもあった。
「お上は意地悪」「お上は不親切」というような印象を抱かせるような、
偏った報道のように感じたのだ。
年金制度は昔からある。
わからないなら自分で調べたり聞いたりすればよいことで、
「年金って複雑」と思ったまま、棚上げにしていたのは誰なのか。
ほかならぬ私たちなのではないか。
正直に言うと、私もこれまで真剣に考えてこなかったクチだ。
自分で母の年金保険料を払っているくせに、
「保険料って高いよなぁー」と思うだけでおしまい。
ほかに考えなければならない問題がたくさんあったから、
私のなかで年金はそれほど関心をそそるものではなかったのだ。
それに、以前は番組で年金問題を扱う局などほとんどなかったし、
政治家が声高に言い始めたのは破綻の不安が蔓延してからだ。
しかしそれは、視聴者や有権者の関心が低かったからこそなのではないか。
無関心ほどタチの悪いものはないと思う。
さて、母の年金だが。
受給額が少ないので、60歳を過ぎた後も任意で保険料の支払いを続けてきた。
しかし、父に万が一のことがあった場合、遺族年金を受給することになるので、
減額されてもよいから今のうちに老齢基礎年金をもらうほうがよい、と結論した。
これまでは父が健康で長生きすると思っていたから受給を延ばしてきたのだが、
今になってみると、もっと早くにもらっておけばよかったと思う。
先のことは誰にもわからないが、だからといって考えないわけにもいかない。
いくつか予測を立てて、臨機応変に立ち向かえるようにしなければならない。
この先まだまだ考えなければならないことがたくさんある。
考えることがあるというのは悪くないなと思う。
自宅から歩いて20分ほどのところにあるので、気分はお散歩。
そのときは15時頃に着いたのだが、その時点で早くも30人待ち。
結構多くの人が相談に来ているのね、と思いつつ、受付の女性に聞くと、
「午前中、それも9時過ぎなら10人待ちで済みますよ」とのこと。
それなら来週出直します、ってことで、きのう行ってみた。
同じ方向にあるので、ついハローワークに寄り道してしまい、
社会保険事務所に着いたのは結局11時頃になってしまった。
が、行ってみてびっくり!
先週とは打って変わって、ここは病院かと思うほどたくさんの人がいる。
100席はありそうな待合椅子は満席。
げんなりして番号札を引くと、「159番」…。
「99番」からは午後になります、と張り紙がしてある。
相談窓口は10席あるが、一人あたりどれくらいの時間がかかるものやら。
1時間に30人は回るのかな、などと考えたが、とにかく一度家に帰ろうと思い、
またもや受付の女性に聞くと、番号札を引いたまま戻らない人もいるので、
どれだけ繰り上がるかわからない、とのこと。
それだけではない。
呼んだときにいなくても10人までは待ってくれるが、
それを越えるとまた最初から番号札を引いて待たなければならないという。
それはきつい。
「14時頃にはいらしたほうがいいでしょうね」と受付の女性。
仕方がないので出直すことに。
言われた通り、14時頃に行ってみると、なんとあと2、3人で私の番。
受付の女性の予測はばっちりだった。
ほどなく呼ばれて応対してもらえた。
今日はなぜこんなに込んでいるのかと聞いたら、
「テレビで誤解を招く報道があってね」と言う。
そういえば、近頃あちこちの局で年金問題が取り上げられている。
私もいくつか観た。
年金制度をあまりにも知らなさ過ぎの出演者には呆れたりしたが、
番組作りというか、報道姿勢に疑問を感じるものもあった。
「お上は意地悪」「お上は不親切」というような印象を抱かせるような、
偏った報道のように感じたのだ。
年金制度は昔からある。
わからないなら自分で調べたり聞いたりすればよいことで、
「年金って複雑」と思ったまま、棚上げにしていたのは誰なのか。
ほかならぬ私たちなのではないか。
正直に言うと、私もこれまで真剣に考えてこなかったクチだ。
自分で母の年金保険料を払っているくせに、
「保険料って高いよなぁー」と思うだけでおしまい。
ほかに考えなければならない問題がたくさんあったから、
私のなかで年金はそれほど関心をそそるものではなかったのだ。
それに、以前は番組で年金問題を扱う局などほとんどなかったし、
政治家が声高に言い始めたのは破綻の不安が蔓延してからだ。
しかしそれは、視聴者や有権者の関心が低かったからこそなのではないか。
無関心ほどタチの悪いものはないと思う。
さて、母の年金だが。
受給額が少ないので、60歳を過ぎた後も任意で保険料の支払いを続けてきた。
しかし、父に万が一のことがあった場合、遺族年金を受給することになるので、
減額されてもよいから今のうちに老齢基礎年金をもらうほうがよい、と結論した。
これまでは父が健康で長生きすると思っていたから受給を延ばしてきたのだが、
今になってみると、もっと早くにもらっておけばよかったと思う。
先のことは誰にもわからないが、だからといって考えないわけにもいかない。
いくつか予測を立てて、臨機応変に立ち向かえるようにしなければならない。
この先まだまだ考えなければならないことがたくさんある。
考えることがあるというのは悪くないなと思う。