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高倉動物病院のブログです

高倉動物病院の院長の近況、感じたこと、飼い主様向けのメッセージなどを掲載していきます。

今年もCWに突入

2025-04-29 18:13:22 | 近況

今年もつばめが飛来してきて営巣開始した途端に、よそ者(多分ムクドリかな)に壊されてしまいました。去年はめげずに営巣を再び再開したけど、今年はどうでしょうか。鳥の世界も、生き抜くことは大変なことです。何千キロという長旅でやっと故郷に辿り着いたのに、安心して営巣できない現実胸が痛みまね。今年もGWが始まりましたが、高速道路はやはり渋滞。観光地も混雑。それにめげずに突入する元気は、私にはありません。それに私の場合は、幸い平日でも休みをもらえるので、無理して混雑する祝祭日に旅行することもありません。嬉しいことです。今年で75歳。正直なところ自分の足で移動できる年数は、カウントダウンに入っています。癌の余命宣告を受けているのと同じです。「あれ!あんなに元気だったのにね・・_」と言われるような生き方をしたいですね。      色々なペットが連れてこられますが、どんなペットでも飼い主様さんにとってはお子さん同様、大切な家族ですね。ご病気が治って無事にご家族の元にお返しできると、スタッフ一同も安堵します。チョットの異常でも早めにお連れして、検診されることをお勧めします。気軽にご相談ください。            合掌

                                       

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2025-03-12 15:06:56 | お知らせ

少しづつ春が近づいて来たような南風を感じる時もあるこの頃です。色々と悲しい出来事が新聞の記事になっておりますが、どんなに悲しい出来事もきっと当事者でなければ、その悲しさはわからないでしょう。それが現実なんです。その悲しさから抜け出せないで日々悶々として苦しんでおられる方もいれば、その悲しさを跳ね返して次の人生の肥やしにできる方もいるでしょう。モチベーションを維持していくことは、大変なことです。生きることは、大変で若い時はその若さが故に勢いで進めるけど、年を重ねるにつれてその勢いのテンションが低くなっていくように思います。

ところで、動物を飼うと言うことは、その動物の命を我々人間が預かることと思っております。責任があります。健康管理も当然でしょう。ところが、健康だと思っていても、苦しさや痛さなど動物は言ってくれません。食欲や動き、鳴き声などの仕草から判断しなければなりません。食欲、排便、排尿がきっと一番分かりやすでしょう。勿論走り方も然りです。ところが、まあまあ元気で食欲もあるから平気だろうと思っていたところ、持病らしき病がじわじわと悪化していて、気付いた時にはもう手遅れになってしまったとすると、これは飼い主の健康観察(管理)があまかったと言わざるを得ないでしょうね。

実は、前回ブログに写真として載せた私の最愛の猫、キーちゃんが一挙に黄疸が発症して亡くなってしまいました。二泊三日の旅行のため当院に預けて、引き取ってから三日で亡くなってしまいました。引き取ってから翌日、元気がなく餌も食べなかったのですが、これは昨年預けた時にも食欲が回復するのに1週間近くかかっていたため、またかなと思っておりました。ところが三日目、朝起きがけに嘔吐し、フラフラしながらした排尿は真っ黄色。その朝から緊急入院、点滴治療開始したが、入院三日目に黄疸が悪化、懸命に治療してもらったが手の届かないところに行ってしまいました。旅行に行く前にはそんなに体調が悪いような様子に見えず、ストレスになるが二晩ぐらい頑張ってくれるだろうと思っていたが、今思うと預けなければよかったかと後悔しつつ、預ける前の健康管理がしっかりできていなかった自分に対する自責の念に駆られている今日です。ペットロス症候群に陥るギリギリの淵にいる「ちび虎」ですが、きーちゃんには申し訳ないけど二代目を受け入れてしまいました。   >>名前は「とこちゃん」です。とら娘 を短くした名前です。そのうちお披露目いたします.6ヶ月齢 雌 黒とら、短尾

でも、このトコちゃん、もう6ヶ月齢でまだ来て数日しか経ってませんが懐いてしまいベタベタです。いい娘が来ました!

 

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猫の素直さ

2025-02-03 14:08:47 | 近況

先日のフジテレビ騒動の記者会見を見ていて思うことは、記者の質問の言葉があまりにも酷い言葉遣いで驚きました。正に犯罪者への尋問の如くでドラマのようでした。「ちゃんちゃらおかしい・・・・」これを大声で怒鳴るように言っていることには、驚きました。公共放送での記者会見の中での発言です。子供が見ていたら、なんと思うでしょうか。コンプライアンス云々は分かりますが、もう少し冷静に発言できないのかな・・なんて思いました。憎み、怒りはきっと人間だけがもつ感情かもしれません。嫌がらせもきっと人間の感情から出る行動でしょうね。時折、飼い主さんが、「うちの猫が粗相をするのは、私に対する嫌がらせよ!」と言うのを聞くことがありますが、動物にはそんな感情はないと思っております。恐怖で興奮することはあるかもしれません。その結果として、噛み付いたり、爪で引っ掻いたりはするでしょう。それは、自分の身を守ったり、逃げようとしたりした為に生じる結果でしょう。相手に対する嫌がらせだったり、相手を苦しめてやろうとする感情はないと思います。実に単純な姿です。宗教や思想などは、人間社会の中でのみ見られる心の世界観だろうと思います。いい面もあるし恐ろしい面でもあります。我が家の猫を見ていると、寝たいときには寝ているし、何か欲しいときにはネダって来るし、もらえないからって拗ねることもありません。行動は実に単純です。それが、見ていても飽きない理由かもしれません。

 

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新の年を迎えて

2025-01-27 13:57:54 | 近況

令和7年になりましたが、今年はよりいっそう平穏な一年になってもらいたいです。テレビニュースを見ていると、暗いニュースばかり、「ニュース」だから仕方がないのかもしれませんが、自分の頭の思考回路を常にプラス思考に維持していないと、グレーな世界観になりそうです。私は今洋ラン栽培の趣味にはまって楽しんでおりますが、植物が育っていき、綺麗な花をつけた時には子供を育てたようなワクワクした高揚感に浸ります。一年かけて少しづつ育ち、その蘭が気に入った環境が作れれば美しい花を見せてくれます。環境が適してくれず機嫌が悪ければ、枯れはしなけれども花芽はつきません。お水をあげながらご機嫌伺いをして上手く育っているかどうかの確認で、数時間はかかるでしょう。その微妙な育ち方の観察は、植物であっても動物を育てる感覚と一緒だと思います。動物たちも、食欲、動き方、排便状態、排尿状態など諸々の変化が健康管理につながっています。植物はすぐには死にませんが、動物の種類によってはちょっとした見落としで死期を早めてしまうこともあります。植物も動物も愛情を持って育てることが大切です。

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とうとう12月

2024-12-04 09:05:14 | 近況

とうとう12月になってしまいました。猛暑続きで秋はどこ・・なんて思っていたらとうとう12月。12月になるといつも口にしてしまう言葉は、「一年で一番嫌な月なんです。」大掃除は勿論ですが、なんとなく片付けなければならないような気分で、毎日が時間に追われるようで落ち着きません。何故か、年を重ねるほど1時間が早いのは、動きが遅いからでしょうか。それとも、片付けようと思う事柄が多すぎるのでしょうか。まあいいか・・と、マイペースで時間を楽しむようにしています。

 我が家の猫は、たった2日間ひとりぼっちにしただけでなんとなく食欲がなくなり、活気も低下。これで3日間一人にしたらどうなることやら・・・と考えるのは、おかしな飼い主かな。本来猫は一人ボッチにしておいても犬たちと違って平気ですよ・・と常日頃愛猫家の方々に言っている自分が、矛盾に満ちた人間だと再認識しました。先日ある弁護士の方と同じテーブルでお食事をしながらお話しさせてもらいましたが、あのお堅い弁護士さんが実に動物好きで野生動物を見にサファリーにまで行かれるほどで、犬猫のお話しをすると表情が和やかになります。実に面白いですね。

久しぶりにオオタカの治療をしました。羽をカラスかな・・傷ついていて10針ほど縫合するだけで済み、骨折でなかったから2週間ほどの入院で無事放鳥できました。良かったですね。まだだったのでやられたのかな?

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