たかくら動物病院の付属診療所として元の高倉動物病院を野生傷病鳥獣診療所として活用しております。
野生傷病鳥獣を入院させて、無事自然に放せるよう治療しております。
主に、スズメやツバメ、キジバトが多いですが、先日は久しぶりにオオタカが保護されてきました。
所沢で飛べなくなっていたようです。日常的には、なかなか簡単には人間に捕まることはありません。
鋭い爪でギュっと掴まれると絶対に放さず、大けがをします。レントゲン検査の結果、骨折ではなく、
関節を痛めていたようです。きっと、カラスなどから咥えられ,引っぱられて翼を痛めたのかもしれません。
鹿の血肉を与えたら、お腹を空かせていたらしく人の気配を全く気にせずガツガツ食べてくれました。
当院で一週間ほど経過を看て食欲などの異常が見られなかったので、川越鳥獣保護センターにて飛翔状態を確認し、
放鳥する事になりました。良かったです。流石、睨みが鋭いけど、可愛いですね!