猫
は犬
と違って飼い主さんに依存して生きていくような動物ではないように思っております。
勿論、飼い主さんに大変懐いている猫ちゃんも沢山いるかもしれません。
でも、数週間飼い主さんから離れてお預かりしていると、エサをもらえる人に結構懐いてきます。
飼い主さんがお迎えにいらしても、犬程のすごい喜び表現はしていない事が多いですね。
家から自由に出入りしていて、どこかで気があった猫ちゃんがいたり、ハンサムなオス猫ちゃんがいたりすると、その猫ちゃんを追っかけたりして家に帰らなくなってしまうことがあるようです。
ましてや、美味しいエサを食べることが出来たりしたら、なおさら帰りたくなくなってしまうかもしれません。
“地域猫”と呼ばれる猫ちゃんの一部、多分半数以上はこんな猫ちゃんじゃないでしょうか。
大変、難しいことは承知しておりますが、この“地域猫”ちゃんたちにエサをあげることが本当に猫ちゃんたちの為になっているのでしょうか。
一生懸命にご自分のお財布からエサ代を捻出して世話されている愛猫家の方がたのお怒りを買うかもしれませんが、もしエサを与えなかったらどのくらいの数の”地域猫”ちゃんが餓死してしまうのかな・・なんて考えることがあります。
“わたくしがエサをあげなかったら、きっとこの猫ちゃんたちは餓死してしまいます” 本当にそうかな。
