今年初めてのツバメ飛来です。
病院の玄関を掃除していると、ツバメの鳴き声が聞こえ、まるで「帰ってきたよ！」と言っているようでした。
無事帰って来たんだね・・。 嬉しいですね。
巣を確認してから飛び去って行きました。去年より２週間程早いです。まだ、朝晩５℃ぐらいに冷え込むこの時期に、飛来してきて寒さに驚いているでしょう。
毎年飛来して子育てしていますが、年々エサとなる虫が少なくなっている今日、今年も無事子育てが進む事を願っています。
東南アジアやアフリカの後進国に沢山の駆虫剤が輸出され、農薬会社でも年々薬剤の開発が進んでいる事に、大変心配しております。
農作物や人体へ害を及ぼす害虫を駆除しようとする科学の進歩は、必要不可欠かも知れないけど、その虫を食べて生体系の根底を支えている小さな動物たちがいなくなった時には、自然の生態系連鎖がきっと乱れることでしょうね。結果的には、人間への影響となってくるでしょう。
トンボが飛び交い、蝶蝶が飛び交う自然が段々と見かけなくなっています。不必要な殺虫剤の散布は、是非止めてもらいたいですし、みんなで極力必要最少限にするよう努力しましょう。
ようやくクレマチスの新芽が息吹いてきて、早いところでは蕾も見られました。
やっと新春らしくなってきました。でもまだ川辺の桜並木の蕾はまだまだ固そうです。
ところで、今朝のニュースで痛ましい事件を知りました。なんとご実家に遊びに連れて来られていた１０ヶ月の乳幼児が、ご実家のゴールデンレトリーバー（GR）に咬まれてお亡くなりになってしまいました。
コマーシャルではGRのほのぼのとした映像が流されているので、きっと誰しも「まさか！」と思われたでしょうね。
でもあり得ることです。うちのシェパードは小さな子供を、とっても怖がっていました。
近寄って来ると自分から逃げますし、それでも近寄ると威嚇の表情をしました。犬によっては、怖い「動物」なのでしょう。慣れてしっかり認知出来るようになると、自分から近寄ったり、身体を触られたりしても我慢出来るようになります。
それと、甘噛みの程度です。犬にとっては、攻撃的な咬み方ではなく、嫌だよという意思表示の咬み方であっても、その咬み方の強さは犬によって様々です。アザが出来るような咬み方になってしまったり、犬歯によって創がつくような咬みかたになる事もあります。乳幼児の頭は柔らかいでしょう。皮膚だって柔らかいです。
犬にしてみれば甘噛みだったかもしれません。状況が良く分かりませんが、何れにしても飼い主様の観察が甘かったのでしょうね。
最初は我慢してくれていたけど、段々我慢が出来なくなったのかもしれません。あるいは、もともと攻撃的な性格を秘めていたのかもしれません。
GRでもこのような性格を時折みかけます。特にオスの犬は珍しくないです。コマーシャルに出演するワンちゃんたちはすべてと言っていいほど訓練がしっかり成されています。意外と其の事をしらないで、コマーシャルに惚れ込んでその犬種を購入してしまう方がおりますが、十分に調べてからお決めになってください。
お亡くなりになったお子様のご冥福をお祈りするとともに、ご両親の心痛を思うといたたまれません。
GRへのその後の対応が気になります。
