高倉動物病院のブログです

高倉動物病院の院長の近況、感じたこと、飼い主様向けのメッセージなどを掲載していきます。

ホーム転落事故

2017-01-15 06:05:08 | 近況

またしても、目に障害を持った方がホームから転落し電車に轢かれてしまう痛ましい事故がありました。

盲導犬でも、ホームからユーザーさんを守ることは出来ないのでしょうね。

心が痛むのは、ユーザーさんの事故は勿論ですが、この方が落ちる時にハーネスを持つ手を

放したことです。ユーザーさんは、この盲導犬を道連れにしないよう、手を放したのでしょう。

お仕事でどうしても電車に乗らなければならなかったのでしょう。是非このような悲惨な事故が

起こらないよう至急対策を進めていただきたいです。

 当面の対策として、盲導犬や白杖を持った目に障害を患った方の場合、駅員の方が一人付き添って、

電車の乗り降りを介助してあげてもらいたいです。それと、盲導犬の訓練でも、ホームの内側にユーザーさんを

歩かせるような訓練を何とか実施してもらいたいですね。非常に難しい訓練でしょうが、是非お願いしたいです。

全部の駅にガードが設置されればいいのでしょうが、まだかなり先でしょうね。駅員の協力を是非お願いいたします。

 

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猫の胃潰瘍

2017-01-10 06:23:53 | 近況

明けましておめでとうございます。

今年は明るい話題の多い年になって欲しいです。

ニュースを見ていて一番嫌なニュースは、死んだとか殺されたと言ったニュースです。

中でも目の不自由な方がホームから転落してお亡くなりになったニュースは、胸が締め付けられるような気持ちで一杯になります。落ちた瞬間のお気持ちは、

計り知れない程の恐怖だったと思います。周りに気づく方がいなかったのかな。

ところで、年始早々に猫の胃潰瘍の手術をしました。元気がないとの主訴で来院され、色々検査の結果胃に穿孔している疑いが強く、緊急手術となりました。

胃に血膿が溜まり、腹膜が癒着しておりましたが数ミリの穿孔創が見つかりそこを切り取って縫合。かなりの高齢猫(歯がない年齢不詳)でしたが、翌日には

元気を取り戻してきました。あんなに元気なくうずくまっていた猫が、手術翌日にはもうエサを欲しがるようになりました。胃潰瘍って、こんなに回復が早いのでしょうか。

胃潰瘍の経験がありませんが、激しい疼痛は事実だと思います。きっと、もの凄く痛かったのでしょうね。手術で穿孔した部位を切り取り縫合しているから、

それ自体も痛いでしょう。でも、2日後にはバクバク食べました。不思議ですね。異物は見つからず、穿孔した原因が分かりません。血糖値がすごく高い猫なので、

糖尿病で胃潰瘍?まさか・・・。猫ちゃんでもストレス性胃潰瘍なんてあるのでしょうか。

それともピロリ菌かな・・・・。飼い猫で経験がある方はお教えください。

 

 

 

 

 

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