外科医(9年目)日記

自分さえ我慢すればいいと思って頑張ってきた。そんな僕には家族が出来た。患者も大切、家族も大切。わがままだろうか?

CVポート挿入成功

2007年05月24日 16時53分00秒 | 日記

今回は3年目の外科医にCVポート留置を施行してもらった。

 しかし、いままで自分はこんなにも迷惑をかけていたのかというくらい、

 したの医者の主義を面倒みるのは苦痛なことだ。。。

 

 普段、自分では絶対にしないように心がけていることを平気でしようとする。

 それを患者にわからないようにとめるのも大変だ。。。

 

 ふつふつと腹が立ってきて、すぐに手技をとりあげてしまう。。。

 しかし、自分もほんの数年前はこんなもんだったなと思い直し、指導をつづ

 ける。。。

 

 こうして、医者は育っていくのだろう。。。下に教えるためには自分も勉強

 しなくてはいけない。。。

 このブログも適当に臨床経験を書いてるだけでなくて、公言するように

 なってから、教科書を片手にコメントしたりしている。。。

 

 ただ、基本的にはぼくの愚痴なので、そんなもんだとおもって読んでください。

 

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1 コメント

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愚痴を言うことは… (ゴンだぬき)
2007-05-25 04:13:51
いつも読ませてもらってますが、ひとつだけ…。

日本人は一般に、愚痴を言うのは悪いことだ、と考えていますが、果たしてそうでしょうか?

ひとつは愚痴を言うときは、真実に基づいていることが多いのです。嘘をついてまで、愚痴る人はいません。「今度入った研修医は優秀だ」「○○は良いヤツで力もあり海外留学した」などの耳に心地よい言葉には虚飾が多いものです。臨床家たるもの、現実に基づいた客観的事実を重視すべきです。

さらには、愚痴が出る場合は、見据えている目線が高いのに、現実とのギャップがあるから愚痴が思わず出る、ということです。
初めから、「どうでもいいや~」と投げている場合、決して愚痴なんぞ出ません。

私は以前からこう考えて、とくに後輩の愚痴、先輩の愚痴を喜んで聞くことにしています。
愚痴には真実が隠れています。
愚痴る人は高い目標を持っています。
単純に愚痴を言ってみっともない、などと簡単に片付けない方がいいのでは?
われわれ日本人は、もっと常識を疑うべきです。

学生時代に、「君らが出る頃は、医師過剰で就職が大変になるぞ~」と教授陣が脅かしていましたが、結局そんな常識は今もってハズれていましたよ。
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