断薬からの道のり

~長年飲んできた向精神薬を2010年1月3日に全部やめました。断薬初日からまる2年間の離脱症状経過などを記載しています~

からだに良いこと って?

2011年07月27日 | 向精神薬の離脱症状
こんにちは!

ムシムシしていますね。先日台風のときに熱中症になってからやっと、
「私は湿気に弱いんだ」ということがわかり、今日はもう冷房をいれました。


昨日、「ナチュラルクリニック代々木」に行ってきました。代替療法の病院です。
髪の毛を切って検査して、足りない栄養素を調べ、サプリメントでそれを補うというやり方の病院ですが
サプリメントよりも何よりも、「障害者申請の診断書」を書いていただけるのかどうかがキーポイントだったので
そっちを重点に話しました。

2カ月に一度、定期診察を受け、診断書を書いていただくことにしました。
医師は女性で、おそらく私より若い方でした。

サプリメントを飲まなければ診察が受けられないと言われたら、また1から探さなくてはと思っていましたが
それは問題なさそうで、ひとまず安心。

不足している栄養素は主に「魚の油」だと言われ
青魚をもっと摂ってくださいとのこと。ナッツ類や海藻も足りないと言われました。
動物性を摂るようになってから、ナッツ類はほとんど食べていないのでこれから食べればいいし
魚も以前ほどは食べなくなっているので、積極的に食べるようにすればいいと判断し
提案された3種類のサプリから、1種類=ビタミンB群 だけ買ってみました。

これだけ毎日野菜をメインに食べているのに、なんでビタミンBが足りないのか。
ストレスが多すぎて、すぐに使いはたしてしまうのだと、栄養士の方がおっしゃっていました。
多くの方が不足と言われる「カリウム」は、数値がよく
野菜をメインに食べているのがあらわれていますとのこと。


でも、???マーク、やはり多い。
今のものに何か足す という考え方は、みのもんたが昔やっていた朝の番組のようで
森光子の朝ご飯のようで
足りないからもっと○○を食べるという考え方が、健康的で自然治癒を高めるとはどうしても思えない。

ここまで冷えとり信じてやってきたせいもあり
松井病院の食養でもマクロビでも、「よけいなモンを食べるから病気になる」というほうが
私は自然な気がするし
何より「心の毒」が一番やっかいで、ストレスが健康を破壊する っていうほうが、ずーっと説得力がある気がします。

どこに行っても共通して言われるのは、「砂糖のとりすぎ」
砂糖は血糖を急激にあげて、そのあと下がるから低血糖になる。だからストレスじゃないことまでストレスに感じる というのが
一番理にかなっていると思う。

なのでいちおうビタミンBのサプリを飲んで、魚を食べるように意識はするけど
何よりも「砂糖を減らす」ってことが一番大事なように思います。
これがとっても難しい。

ものすごく食べたいのにガマンをするというのも大きなストレスになってしまうのでサジ加減が難しく
やっぱり「しっかり睡眠」「朝起きて夜寝る」「適度な運動」「日光を浴びる」とか
「イヤなことしない ストレスためない」
に尽きるような気がする。


冷えとりやってれば治るっていうのも、なんだか違うと思っていることは前から書いていますが
たとえば、農薬なんてなかったころ、砂糖もなかったころの人たちがみんな健康だったのかというとそうではなく
じゃあ、当時の人たちが靴下の重ねばきをしていたら、みんな健康で長生きしたのかというと、そうでもない気がするし
前世の毒の話や、死ぬことも毒出しと言われると、うーぬ・・・と思ってしまい、何が一番ベストかっていうと
いろいろ試して自分で見当つけるほかないわけで・・・。
毒出しを超えるための工夫が、鍼や漢方、サプリだったりもするわけで。


整理。
どこに行っても、治療家が必ず言うこと。
自分が体験して、もっともだと思うこと。

○ 冷やさない (頭寒足熱)
○ ぬるま湯で半身浴
○ 食べ過ぎない
○ ストレス解消
○ 砂糖をなるべく排除
○ 添加物、農薬をなるべく排除
○ 薬をやめる

○ あせらない、がんばりすぎない、考えすぎない

「冷やさない」 ひとつとっても、冷やす食べ物あたためる食べ物も、人によって言うことがまったく違います。
自分で感じ取るしかない。
マーマーマガジンにも書いてありましたが、しょうがは温める性質があると多くの人が言いますが
冷えとりでは生は冷やすと書いてあり
果物は酵素いっぱいだから摂るべしとよく言われますが、南国の食べ物だから冷えると冷えとりでは言う。
(現に食べると、私は体が冷えます。でも、少しの肉魚は冷えてるという実感がない)

半身浴だって、長湯は毒だと言う方もいるし、ホントにさまざまな選択肢があるから自分で体験するしかない。
アーユルヴェーダでは、きのこを食べずにバター摂ってと言われたし。


仕事が楽しくてモーレツにやる気があったり、うれしい人と話ができたり会えたりすると
ここに書いていることなんか(なんかと言うのもどうなんだか^^;)どーでも良くなります!
そういう時間を増やすこと、好きなことに集中すること
これが一番のクスリだと、しみじみ思う今日この頃です。

このテーマ、永遠に続く・・・・・。

5大疾病に精神病のわけ

2011年07月15日 | 向精神薬の離脱症状
こんにちは!

毎日暑いですね。
私は昨日鍼に行きましたが、途中から足首から下だけが猛烈に冷えてきて、怖いくらいになりました。凍るんじゃないか?くらい冷たくて、危険を感じたほど…
先生はそれを、典型的な冷えのぼせ、足が凍りそうになったのは本来の姿がそれだとおっしゃり、夜クーラーつけっぱなしで寝るのをなるべくやめて、なにしろ暑ければ頭を冷やすように言われました。
不思議なことに、半身浴を37度でしていると、どんどん体が冷えてきます。それも先生は
「本来の自分の姿が、じわじわ下を温めることによって出てくるからだ」とおっしゃります。
前にも書きましたが、この先生は冷えとりなんて興味がなく、深いことは知りません。それでも体ってそういうものなんだってこと東洋医学じゃあ当たり前のことみたい。
40年も生きてきて、なんで知らなかったのか・・・。



最近ニュースで、「4大疾病あらため、精神病を新たに加えた5大疾病とすることに厚生労働省が決めた」 と言ってました。

いかに精神病患者が多いかがわかりますが、なんでこんなに増えたのか?
私は、「簡単に向精神薬を処方して、やめどきを教えないから」だと思っています。
眠れない とか やる気が起きない とか 落ち込むことは、誰にでもあります。
うつうつすることだって誰にでもあるし、それが長引くことはたくさんの人が経験していることだと思います。

そうなった時にメンタルクリニックや心療内科、精神科を受診することが当たり前になった。ここまではわかるけど
カウンセリングもせずにいきなり投薬、しかもどんどん増やしてやめどきを教えない医者が多すぎる。

薬には必ず、副作用があります。自覚の有無はあるだろうけど、必ずあるから体に悪いのは決まっていることなのに
飲むとどんどん体も脳も動かなくなり、判断力や集中力がにぶり、余計に眠れなくなったり薬が切れるとさらに落ち込みがひどくなり、薬の量がどんどん増える。
そうして薬がさらなる症状を増やすから、患者は悪化したのだと思い医者はさらに薬を出し続ける。これでは1年経っても3年経っても治らないどころか、悪くなっていくのは当たり前です。

だから精神科の患者は増える一方で、私やたまごさんの掲示板に集まっているかたがたのように、どん詰まって自力でやめないと、一生薬を飲み続け、精神病患者でいるしかなくなってしまいます。

だから精神病がここ数年で急増したのだと、私は断言できます。


もちろん、「なんでクリニックや診療内科を受診することが当たり前になったか」の背景にはいろんな理由があげられると思う。
パソコンや携帯電話の普及による24時間労働、電磁波、食生活の変化など、自然を無視した生き方が当たり前になり
誰のためになんのために生きているかがわからなくなってきたり、私が最初に精神科を受診したのもそういう理由からでした。

そこで誰もが、「生活を変えること」よりも、「症状を消して今の生活を続ける」ことを選ぶから、薬に依存するハメになる。
かく言う私もそうでした。早朝の酷夢からはじまって動悸、めまい立ちくらみ、手ががたがた震えてコーヒー運べなくなったのがきっかけです。
なんでそうなったか、治すにはどういう生活をすればいいのか なんて、どこに行っても誰も教えてくれませんでした。


薬と症状のスパイラルに陥るから、こんなに精神病患者と「言われる」人が増えているのに
(本当はもう、もとの症状は治っているのに、薬の副作用でいろんな症状が出てくるからずっと病院に通うことになり、ずっと精神病患者でいされられ続ける、一生治らないと思いこまされる)

この明らかな事実を知ってか知らずか、「日本人の5大疾病」なんて国が肩書きをつけることは、本当に愚かで本当にばかばかしい。

連日のニュースを観ながら、こんなことを考えていました。



薬の離脱症状は相変わらずありますが、睡眠がたぶん、さらにマトモになってきていて
異常な眠気が前ほどじゃなくなっています。
突然おなかがへっ込むこともあり、そうすると全体のジスキネジア(不随意運動)が軽い感じがして、そうすると歩くのが若干ラクな気がする時が出てきました。

気候が夏に入り落ち着いてきたので、大きな症状の変動も梅雨どきと比べたらなくなってきているよな感じです。
暑くてのぼせるのはもう、ハンパじゃないのでひどくこたえますが・・・。
微熱も少し、さがってきた。
お通じが今朝はなんと、薬をやめて初めて「朝食後」にきた!これはかなりすごいことなのです。

今日も一日暑さを乗りきってこう。一歩一歩を確実に・・・。

諦めて、起き上がり、奮って、闘い、疲れて休む

2011年07月03日 | 向精神薬の離脱症状
おはようございます!


今日は7月3日。薬をやめて、まる一年半経ちました。
18か月でどういう状態になっているかで目安になると、断薬掲示板のだれかが言ってました。

私がなぜ、薬を飲むのをやめようと決意したか
どんどんひどい状況になっていって、頭も体も動かず、社会から取り残されて
気がついたら周りには、そういう人たちしかいなくなって、なりたい自分からとんでもない方向に
遠ざかってしまっていたからです。

薬をやめたらどうなるか と、冷静に客観的に予測することも、調べることも、すでにできなくなっていたからというのもあります。

一時期はすっかり、人生をあきらめました。
うつも不眠も一生治らない。こんなに長く薬を飲んで、こんなに長く養生していてもまったく良くならない と思ってました。

でも、このままじゃいけない。動悸がしたらすぐ薬を飲んで、眠れなくて薬を飲んで、薬でたるくてまた飲んで、薬のせいで頭痛かったらまた薬を飲んでじゃ、薬なしでは私は生きていけなくなる。しまいに薬に殺される
と、立ちあがり

勇気を奮って、薬を減らし、やめました。

そしたらこうなって、いろんなところで闘うことになりました。
病院とか、家族とか、もちろん症状。
誰に言っても理解されずに、理解してもらおうと頑張ることとか。
頑張ることと闘うことは違うし、何より闘うという言葉、好きじゃないんですが、一番わかりやすいので。

へとへとになって、疲れ果てます。
そしてまた、いったんはいろんなことをあきらめます。
歩けないなら外に出なければいいとか
どうせ病院に行っても、不思議な顔されて追い返されるだけ とか
どうせ理解されないなら、いっそずっと一人でいるほうがマシ とか


でも、それじゃあやっぱり困る
どうにかせねばということで、考える。
そして少し変える、起きる。


これの繰り返しで、一年半やってきました。
もちろんこれは、薬に限る話じゃない。

私は今、禁煙しています。

禁煙しよう、もう吸わない、と思ったことが、これまで何度あったことか。
そのたびに挫折してあきらめて、一生やめるのはムリだと思っていたけど

吸うのをコントロールくらいできないもんか?と、やめてみようと起き上がり
吸いたくなってもがんばって、アイスを放り込んだりする。
あんまりガチガチはやめようと思ってゆるめたりするけど
それじゃいつになっても終わらないからと、闘ってみる。

そしたら今度は甘いもの。
アイスがやめられなくなってきた。


全部、どうでもよくなるくらい
日々が明るくて前向きな、人間らしい生活ができるようになりたい。

それには体を整えることだよね?



最初に戻り、あまり無理のないように、少し考え方を変えて、妥協点を見つける。


これの繰り返しで、ゆっくりゆっくり、人生は変わっていくのだと思う。