おはようございます。
向精神薬の減薬断薬に関する情報ブログとして、このブログを整理しました。
まだしきれていない部分もあるのですが
記事の投稿としては、このブログはこれで最後になります。
断薬初日~断薬まる2年までの、離脱症状について書かれてあるものだけを抜粋しました。
いままさに離脱症状に苦しんでおられる方、これから減薬断薬しようと情報を集めておられる方のために余計な記事を削除しました。
一番読んで欲しいのは、医師・病院・行政ですが・・。
いずれ彼らもこの現実に直面しなければならないときが来ると思います。
安易に向精神薬を処方できなくなる日が来るのは時間の問題だと思います。
訴訟を起こすとか、私も実際考えましたが
それをやるのは、自分が本当に元気になったころでかまわないじゃないかと言い聞かせました。
厳しい精神的症状のある中、余計なストレスは1ミリも増やしてはならない と言い聞かせました。
現在断薬してから2年1カ月が経過しています。
まだまだジスキネジアや平衡失調がひどく、顔や背骨がギリギリと痛みます。
まっすぐ歩けず、交通機関を利用するときは杖で移動しています。
自分の内側におかしいことが山ほどあります。
ですが私は仕事を自宅でしていて、一人で暮らしています。(自立する上での金銭面の援助は両親から受けました)
週に1度、ヘルパーさんに来ていただいて助けてもらいつつ
でも、それももうじき終わりかな?と思っている段階です。
そんな状態にまで復活しました。
私は約8年間、向精神薬を飲み続けました。
多いときは10種類以上を飲んでいました。その処方がまずおかしいのですが。
その中には副作用で起こる頭痛を止めるための頭痛薬や、下痢止め、もちろん副作用止めもありました。
生理不順になったので、ピルなども処方されました。
1日の大半を寝て過ごすようになり、集中力も判断力もなくなり、廃人化していきました。
一度、自殺未遂をして救急車で運ばれました。
私の一生はこれで終わっていいのか?と、40を目前にして何も考えられない脳みそがかすかに訴えてくれて
それで、薬を減らしていこう、やめる方向に持っていこうと決意しました。
冷えとり健康法に出会い、やっている方のお話をうかがい、自分でも試していくうちに
冷えとりをメインにすれば必ずよくなる と信じて、ここまできました。
冷えとりは、おそらく一生続けると思います。(冷えとりとは頭寒足熱をとことん実行するものです)
離脱症状がものすごく厳しかったとき私は
「自分は8年服薬、基本の薬を4種類一気断薬だからここまでひどいのだ、そんな無茶なやめ方をして完治した方はいるのだろうか」
と、ものすごく気になっていて、そういう方を探しました。
でも、そんな方がいらしたとこで自分はその方の体と違うし
ふだんどんな生活をしているか、どんなことを考えているか
どういう食事を摂っているか 当たり前ですが全く違うので
なんの参考にもならない と思ったのです。
痛烈に孤独を感じていたのも、そのときです。
誰も、何もあてにできない。自分が自分の回復を信じることが一番だ と、腹をくくりました。
そして、せっかく生きているのだから、そんなことに重きを置いて生活するよりは
自分ができること、楽しいこと、やりがいのあること
いかに自分らしく生きていくか に重点を置いたほうがいいと、
そうするためにはいまどうしたらいいのか と、考えはじめました。
まだまだいっぱい症状があります。
精神的にもおかしいときはたくさんあります。
でも、そのたびにいちいち人に「苦しい」「悲しい」「耐えられない」と泣きごとを言って
誰の得になるでしょう。
言われた人は必ず、言った人から離れていきます。誰だってそんな話ばかりを聞きたくないです。
毒を吐いたぬけがらの自分しか残りません。
私は、話していい人=医師やカウンセラー・行政など に話をすることにしました。
こうなったのは、最近のことですが・・。
かなり余力が出てきたからだと思います。
以下に参考になりそうなURLを載せます。
あらゆる症状が出ますが、必ず落ち着いて生活できる時がきます。
私は冷えとりのお店の方に、「3年をめどにして頑張って」と言われました。
ドカンとひどい離脱症状があったあとに、少しだけ楽になるというペースのようです。
女性の場合は、生理がくるたびに落ち着いてくると思うので
そこを意識していると、安心材料になるかもしれません。
どんなに聞いたことのない症状・おかしな身体・おかしな精神状態でも
「これは離脱だ」と、自分を第3者の目で見るクセをつけてください。本当にそうなのです。
必ず終わりがあります。落ち着いて普通に生活できるときがきます。
深呼吸をして、散歩をしてください。
気分転換になることを、ひとつでも多く見つけてください。
自分が好きなもの、それがわからなくなっていたら「かつて好きだったもの」を探して、思い出して
やってみてください。とことん自分に優しくしてください。
かつて好きだったものがなくなっていても、いずれ嗜好が戻り自分に帰ってこれます。
グリーンフォーレスト ←減薬断薬の仕方について細かく書かれています。離脱が終わった方の体験談もあります。
http://heartland.geocities.jp/bz_drug_inform/
ベンゾジアゼピン系向不安薬&抗うつ薬・SSRI・向精神薬からの離脱 ←活発に意見交換が行われている場所です。
http://8245.teacup.com/ridatu/bbs/?
向精神薬の減薬・断薬励まし合いの掲示板 ←今は機能していませんがログが残っています。
http://benzo.webdeki-bbs.com/?pid=benzo&mode=pr&parent_id=65&mode2=2
断薬22カ月、離脱症状一覧 ←私の最近の記事です
http://blog.goo.ne.jp/takako808/e/e219d76e6fa54776c2151b66f8c42f5e
「向精神薬の減薬・断薬メンタルサポートハンドブック 」 常葉まり子著
減薬断薬の離脱について、本当のことがかなりきちんと書かれている貴重な本です。
以前はアマゾンで買えましたが、今はアマゾンにはないようです。
http://blog.goo.ne.jp/takako808/e/70bd04c2ed2ed217276d9236c99c1398 ←この本のことを書いた私の記事です
ネコリンヘンプ ←断薬仲間のネコさんのブログです。
http://blog.goo.ne.jp/nemunemu1_8
ベンゾジアゼピンからの離脱 ←断薬仲間のユキさんのブログです
http://blogs.yahoo.co.jp/yuki20100507/MYBLOG/yblog.html
私が試して良かったこと
○鍼
○漢方(東京都池上の松井病院で漢方外来というのがあります。北里の東洋医学研究所が有名です)
○ヨガ、ストレッチ(ヨガは早い段階でDVDを観ながら自宅でしていました。ストレッチは区が運営する定期教室で)
○朝のテレビ体操(早起きの習慣をつけるためにも)
○食事に気をつける (玄米菜食を優先的に無理なく、添加物をなるべくやめる)
○禁煙
○散歩
○半身浴・靴下の重ね履きなど冷えとり健康法
○服部みれいさんの本を参考に、ホ・オポノポノ、オイルマッサージなど
○ものを捨てる、不要なものの処分
○思ったことを思ったままにせず、書きとめる(セルフセラピーになります。誰にも見せないので本心だけを書く)
○好きなこと・いきがいを見つける。そのことを主に考えるように切り替える
もう少しこのブログを整理して、この記事も加筆修正すると思いますが、いったん〆させていただきます。
いつも読んでくださった方
あたたかいコメントをくださった方
CURAのお客さまはもちろんのこと
本当にありがとうございました。
*****
2013年 10月11日
加筆
薬をやめてから、丸3年と9カ月が経過しました。
顔、頭、腹部のジスキネジアがまだひどい時があります。顔が引きつれて表情が変わりますが
表情を自分で変えることが簡単になりました。全身、特に足のしびれけいれんもまだありますが、気にならない程度です。
私の歪んだ表情を見たことのある方は、とても少ないと思います。
一緒に仕事しているスタッフですら、あまり見たことがないと思います。
なので、つらい症状には変わりありませんが、以前と比べると全然ラクです。
平衡失調もありますが、もう杖をついておらず(2012年5月に杖をやめました)
歩いていて誰も私の症状に気がつきません。見た目にはまったく正常です。
鍼に行ったり整体を受けたり、外部からの刺激で好転反応がおこりやすく
次の日ドカっと具合が悪くなったりがあります。
季節の変化にとても身体が敏感で、一定の時期に皮膚に発疹が出たり、気分がふさいだり、イライラしたりします。
なので、そういう情緒的な部分もただの季節の変化なのだ ということを発見しています。自分の本心ではないということです。
排泄関係はいたって正常。相変わらず多少は食生活に気をつけています。回数もだいたいいつもきまっていて、不便を感じません。
テレビをまったく観なくなって半年くらい経ちます。テレビによって自分の価値観が植え付けられ、無駄な社会通念、常識にとらわれていて、その枠からはみ出すことを恐れ
そのストレスで病んでいったのだと、自分の歩んできた道順がわかりました。
精神的にも相当落ち着いていますが、精神的なある種の修行、訓練を徹底的にしましたので(離脱を乗り越えるために必要不可欠だったからですが)そのために落ち着けている という感覚のほうがまだ強いです。
自然に落ち着いた と言えるのは、あと半年くらいはかかりそうです。(それでも先が見えるだけ相当いいのだと思います。
以前はまったく先が見えなかった)
少しの感情の揺れが、何百倍にも何千倍にもなる感覚はまだあります。感情面ではそれが一番つらいです。
しかしそれも、「この感情の揺れは離脱のせいだ」と簡単に客観視できていますので大丈夫。
ポイントは、そのときの自分の感情を「おかしい」と思ったあとに
「でも、これだって私の自然な感情。だからないがしろにしない。どうしてこんな気持ちになるのかな?もしもし、私、どうしたい?」
と、自分に聞くのです。そして自分でケアする方法を探す。
この方法をいつも試みるようなクセをつけるようになって、かなり生きやすくなりました。
とても頑張って仕事をしています。ほとんど仕事のことしか考えていません。
たまにドカーンと仕事以外のことをしたくなり、気持ちの赴くままに行動しています。
今は、山に車で自分で入れるように、ペーパードライバーの講習を受けています。
山歩きはプロに頼んで、リハビリになるコースをガイドしてもらっています。月1回ペースです。
それが生きる楽しみの大きなひとつになっています。
私の内面を吐き出す場所として、「くらにっき」というブログがあるのですが
しばらくログインしていなかったらパスワードをすっかり忘れてしまい
仕方ないので、最近新しく「くらにっき2」というのを始めました。
よろしければ、こちらもお読みください。(断薬のことにはほとんど触れていません)
くらにっき2
くらにっき
このブログを最後に更新してから、1年半経ちました。
やっと、また向き合えるようになりました。
断薬について向き合うのがきつくて、しばらく見ないで過ごすことにしようと思い、このブログの更新をやめたのでした。
その間、さまざまな変化がありました。
仕事が忙しくなり、鎌倉に引っ越し、仕事を一緒にしてくれる同僚が増え続け、私含めて6人の大所帯になりました。
普通に忙しく仕事をしていて、普通にみんなで笑い合ったり、多少ムカっとしても流しつつ、成長のためにみんなでいるんだということに立ち戻りつつ
お客様にも取引先にも恵まれ、周囲の方にもかわいがられ、とてもいい人生を歩めていると思います。
離脱はものすごく、地獄のように厳しかったけど、そのおかげで私は自分の人生に本当の意味で責任を持ち、いい人生にすることを心から誓い、それができるのは自分だけだということを骨身にしみて自覚するようになれました。
人生とは本当に厳しい、しかし、本当に優しいです。
向精神薬の減薬断薬に関する情報ブログとして、このブログを整理しました。
まだしきれていない部分もあるのですが
記事の投稿としては、このブログはこれで最後になります。
断薬初日~断薬まる2年までの、離脱症状について書かれてあるものだけを抜粋しました。
いままさに離脱症状に苦しんでおられる方、これから減薬断薬しようと情報を集めておられる方のために余計な記事を削除しました。
一番読んで欲しいのは、医師・病院・行政ですが・・。
いずれ彼らもこの現実に直面しなければならないときが来ると思います。
安易に向精神薬を処方できなくなる日が来るのは時間の問題だと思います。
訴訟を起こすとか、私も実際考えましたが
それをやるのは、自分が本当に元気になったころでかまわないじゃないかと言い聞かせました。
厳しい精神的症状のある中、余計なストレスは1ミリも増やしてはならない と言い聞かせました。
現在断薬してから2年1カ月が経過しています。
まだまだジスキネジアや平衡失調がひどく、顔や背骨がギリギリと痛みます。
まっすぐ歩けず、交通機関を利用するときは杖で移動しています。
自分の内側におかしいことが山ほどあります。
ですが私は仕事を自宅でしていて、一人で暮らしています。(自立する上での金銭面の援助は両親から受けました)
週に1度、ヘルパーさんに来ていただいて助けてもらいつつ
でも、それももうじき終わりかな?と思っている段階です。
そんな状態にまで復活しました。
私は約8年間、向精神薬を飲み続けました。
多いときは10種類以上を飲んでいました。その処方がまずおかしいのですが。
その中には副作用で起こる頭痛を止めるための頭痛薬や、下痢止め、もちろん副作用止めもありました。
生理不順になったので、ピルなども処方されました。
1日の大半を寝て過ごすようになり、集中力も判断力もなくなり、廃人化していきました。
一度、自殺未遂をして救急車で運ばれました。
私の一生はこれで終わっていいのか?と、40を目前にして何も考えられない脳みそがかすかに訴えてくれて
それで、薬を減らしていこう、やめる方向に持っていこうと決意しました。
冷えとり健康法に出会い、やっている方のお話をうかがい、自分でも試していくうちに
冷えとりをメインにすれば必ずよくなる と信じて、ここまできました。
冷えとりは、おそらく一生続けると思います。(冷えとりとは頭寒足熱をとことん実行するものです)
離脱症状がものすごく厳しかったとき私は
「自分は8年服薬、基本の薬を4種類一気断薬だからここまでひどいのだ、そんな無茶なやめ方をして完治した方はいるのだろうか」
と、ものすごく気になっていて、そういう方を探しました。
でも、そんな方がいらしたとこで自分はその方の体と違うし
ふだんどんな生活をしているか、どんなことを考えているか
どういう食事を摂っているか 当たり前ですが全く違うので
なんの参考にもならない と思ったのです。
痛烈に孤独を感じていたのも、そのときです。
誰も、何もあてにできない。自分が自分の回復を信じることが一番だ と、腹をくくりました。
そして、せっかく生きているのだから、そんなことに重きを置いて生活するよりは
自分ができること、楽しいこと、やりがいのあること
いかに自分らしく生きていくか に重点を置いたほうがいいと、
そうするためにはいまどうしたらいいのか と、考えはじめました。
まだまだいっぱい症状があります。
精神的にもおかしいときはたくさんあります。
でも、そのたびにいちいち人に「苦しい」「悲しい」「耐えられない」と泣きごとを言って
誰の得になるでしょう。
言われた人は必ず、言った人から離れていきます。誰だってそんな話ばかりを聞きたくないです。
毒を吐いたぬけがらの自分しか残りません。
私は、話していい人=医師やカウンセラー・行政など に話をすることにしました。
こうなったのは、最近のことですが・・。
かなり余力が出てきたからだと思います。
以下に参考になりそうなURLを載せます。
あらゆる症状が出ますが、必ず落ち着いて生活できる時がきます。
私は冷えとりのお店の方に、「3年をめどにして頑張って」と言われました。
ドカンとひどい離脱症状があったあとに、少しだけ楽になるというペースのようです。
女性の場合は、生理がくるたびに落ち着いてくると思うので
そこを意識していると、安心材料になるかもしれません。
どんなに聞いたことのない症状・おかしな身体・おかしな精神状態でも
「これは離脱だ」と、自分を第3者の目で見るクセをつけてください。本当にそうなのです。
必ず終わりがあります。落ち着いて普通に生活できるときがきます。
深呼吸をして、散歩をしてください。
気分転換になることを、ひとつでも多く見つけてください。
自分が好きなもの、それがわからなくなっていたら「かつて好きだったもの」を探して、思い出して
やってみてください。とことん自分に優しくしてください。
かつて好きだったものがなくなっていても、いずれ嗜好が戻り自分に帰ってこれます。
グリーンフォーレスト ←減薬断薬の仕方について細かく書かれています。離脱が終わった方の体験談もあります。
http://heartland.geocities.jp/bz_drug_inform/
ベンゾジアゼピン系向不安薬&抗うつ薬・SSRI・向精神薬からの離脱 ←活発に意見交換が行われている場所です。
http://8245.teacup.com/ridatu/bbs/?
向精神薬の減薬・断薬励まし合いの掲示板 ←今は機能していませんがログが残っています。
http://benzo.webdeki-bbs.com/?pid=benzo&mode=pr&parent_id=65&mode2=2
断薬22カ月、離脱症状一覧 ←私の最近の記事です
http://blog.goo.ne.jp/takako808/e/e219d76e6fa54776c2151b66f8c42f5e
「向精神薬の減薬・断薬メンタルサポートハンドブック 」 常葉まり子著
減薬断薬の離脱について、本当のことがかなりきちんと書かれている貴重な本です。
以前はアマゾンで買えましたが、今はアマゾンにはないようです。
http://blog.goo.ne.jp/takako808/e/70bd04c2ed2ed217276d9236c99c1398 ←この本のことを書いた私の記事です
ネコリンヘンプ ←断薬仲間のネコさんのブログです。
http://blog.goo.ne.jp/nemunemu1_8
ベンゾジアゼピンからの離脱 ←断薬仲間のユキさんのブログです
http://blogs.yahoo.co.jp/yuki20100507/MYBLOG/yblog.html
私が試して良かったこと
○鍼
○漢方(東京都池上の松井病院で漢方外来というのがあります。北里の東洋医学研究所が有名です)
○ヨガ、ストレッチ(ヨガは早い段階でDVDを観ながら自宅でしていました。ストレッチは区が運営する定期教室で)
○朝のテレビ体操(早起きの習慣をつけるためにも)
○食事に気をつける (玄米菜食を優先的に無理なく、添加物をなるべくやめる)
○禁煙
○散歩
○半身浴・靴下の重ね履きなど冷えとり健康法
○服部みれいさんの本を参考に、ホ・オポノポノ、オイルマッサージなど
○ものを捨てる、不要なものの処分
○思ったことを思ったままにせず、書きとめる(セルフセラピーになります。誰にも見せないので本心だけを書く)
○好きなこと・いきがいを見つける。そのことを主に考えるように切り替える
もう少しこのブログを整理して、この記事も加筆修正すると思いますが、いったん〆させていただきます。
いつも読んでくださった方
あたたかいコメントをくださった方
CURAのお客さまはもちろんのこと
本当にありがとうございました。
*****
2013年 10月11日
加筆
薬をやめてから、丸3年と9カ月が経過しました。
顔、頭、腹部のジスキネジアがまだひどい時があります。顔が引きつれて表情が変わりますが
表情を自分で変えることが簡単になりました。全身、特に足のしびれけいれんもまだありますが、気にならない程度です。
私の歪んだ表情を見たことのある方は、とても少ないと思います。
一緒に仕事しているスタッフですら、あまり見たことがないと思います。
なので、つらい症状には変わりありませんが、以前と比べると全然ラクです。
平衡失調もありますが、もう杖をついておらず(2012年5月に杖をやめました)
歩いていて誰も私の症状に気がつきません。見た目にはまったく正常です。
鍼に行ったり整体を受けたり、外部からの刺激で好転反応がおこりやすく
次の日ドカっと具合が悪くなったりがあります。
季節の変化にとても身体が敏感で、一定の時期に皮膚に発疹が出たり、気分がふさいだり、イライラしたりします。
なので、そういう情緒的な部分もただの季節の変化なのだ ということを発見しています。自分の本心ではないということです。
排泄関係はいたって正常。相変わらず多少は食生活に気をつけています。回数もだいたいいつもきまっていて、不便を感じません。
テレビをまったく観なくなって半年くらい経ちます。テレビによって自分の価値観が植え付けられ、無駄な社会通念、常識にとらわれていて、その枠からはみ出すことを恐れ
そのストレスで病んでいったのだと、自分の歩んできた道順がわかりました。
精神的にも相当落ち着いていますが、精神的なある種の修行、訓練を徹底的にしましたので(離脱を乗り越えるために必要不可欠だったからですが)そのために落ち着けている という感覚のほうがまだ強いです。
自然に落ち着いた と言えるのは、あと半年くらいはかかりそうです。(それでも先が見えるだけ相当いいのだと思います。
以前はまったく先が見えなかった)
少しの感情の揺れが、何百倍にも何千倍にもなる感覚はまだあります。感情面ではそれが一番つらいです。
しかしそれも、「この感情の揺れは離脱のせいだ」と簡単に客観視できていますので大丈夫。
ポイントは、そのときの自分の感情を「おかしい」と思ったあとに
「でも、これだって私の自然な感情。だからないがしろにしない。どうしてこんな気持ちになるのかな?もしもし、私、どうしたい?」
と、自分に聞くのです。そして自分でケアする方法を探す。
この方法をいつも試みるようなクセをつけるようになって、かなり生きやすくなりました。
とても頑張って仕事をしています。ほとんど仕事のことしか考えていません。
たまにドカーンと仕事以外のことをしたくなり、気持ちの赴くままに行動しています。
今は、山に車で自分で入れるように、ペーパードライバーの講習を受けています。
山歩きはプロに頼んで、リハビリになるコースをガイドしてもらっています。月1回ペースです。
それが生きる楽しみの大きなひとつになっています。
私の内面を吐き出す場所として、「くらにっき」というブログがあるのですが
しばらくログインしていなかったらパスワードをすっかり忘れてしまい
仕方ないので、最近新しく「くらにっき2」というのを始めました。
よろしければ、こちらもお読みください。(断薬のことにはほとんど触れていません)
くらにっき2
くらにっき
このブログを最後に更新してから、1年半経ちました。
やっと、また向き合えるようになりました。
断薬について向き合うのがきつくて、しばらく見ないで過ごすことにしようと思い、このブログの更新をやめたのでした。
その間、さまざまな変化がありました。
仕事が忙しくなり、鎌倉に引っ越し、仕事を一緒にしてくれる同僚が増え続け、私含めて6人の大所帯になりました。
普通に忙しく仕事をしていて、普通にみんなで笑い合ったり、多少ムカっとしても流しつつ、成長のためにみんなでいるんだということに立ち戻りつつ
お客様にも取引先にも恵まれ、周囲の方にもかわいがられ、とてもいい人生を歩めていると思います。
離脱はものすごく、地獄のように厳しかったけど、そのおかげで私は自分の人生に本当の意味で責任を持ち、いい人生にすることを心から誓い、それができるのは自分だけだということを骨身にしみて自覚するようになれました。
人生とは本当に厳しい、しかし、本当に優しいです。