断薬からの道のり

~長年飲んできた向精神薬を2010年1月3日に全部やめました。断薬初日からまる2年間の離脱症状経過などを記載しています~

諦めて、起き上がり、奮って、闘い、疲れて休む

2011年07月03日 | 向精神薬の離脱症状
おはようございます!


今日は7月3日。薬をやめて、まる一年半経ちました。
18か月でどういう状態になっているかで目安になると、断薬掲示板のだれかが言ってました。

私がなぜ、薬を飲むのをやめようと決意したか
どんどんひどい状況になっていって、頭も体も動かず、社会から取り残されて
気がついたら周りには、そういう人たちしかいなくなって、なりたい自分からとんでもない方向に
遠ざかってしまっていたからです。

薬をやめたらどうなるか と、冷静に客観的に予測することも、調べることも、すでにできなくなっていたからというのもあります。

一時期はすっかり、人生をあきらめました。
うつも不眠も一生治らない。こんなに長く薬を飲んで、こんなに長く養生していてもまったく良くならない と思ってました。

でも、このままじゃいけない。動悸がしたらすぐ薬を飲んで、眠れなくて薬を飲んで、薬でたるくてまた飲んで、薬のせいで頭痛かったらまた薬を飲んでじゃ、薬なしでは私は生きていけなくなる。しまいに薬に殺される
と、立ちあがり

勇気を奮って、薬を減らし、やめました。

そしたらこうなって、いろんなところで闘うことになりました。
病院とか、家族とか、もちろん症状。
誰に言っても理解されずに、理解してもらおうと頑張ることとか。
頑張ることと闘うことは違うし、何より闘うという言葉、好きじゃないんですが、一番わかりやすいので。

へとへとになって、疲れ果てます。
そしてまた、いったんはいろんなことをあきらめます。
歩けないなら外に出なければいいとか
どうせ病院に行っても、不思議な顔されて追い返されるだけ とか
どうせ理解されないなら、いっそずっと一人でいるほうがマシ とか


でも、それじゃあやっぱり困る
どうにかせねばということで、考える。
そして少し変える、起きる。


これの繰り返しで、一年半やってきました。
もちろんこれは、薬に限る話じゃない。

私は今、禁煙しています。

禁煙しよう、もう吸わない、と思ったことが、これまで何度あったことか。
そのたびに挫折してあきらめて、一生やめるのはムリだと思っていたけど

吸うのをコントロールくらいできないもんか?と、やめてみようと起き上がり
吸いたくなってもがんばって、アイスを放り込んだりする。
あんまりガチガチはやめようと思ってゆるめたりするけど
それじゃいつになっても終わらないからと、闘ってみる。

そしたら今度は甘いもの。
アイスがやめられなくなってきた。


全部、どうでもよくなるくらい
日々が明るくて前向きな、人間らしい生活ができるようになりたい。

それには体を整えることだよね?



最初に戻り、あまり無理のないように、少し考え方を変えて、妥協点を見つける。


これの繰り返しで、ゆっくりゆっくり、人生は変わっていくのだと思う。

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