断薬からの道のり

~長年飲んできた向精神薬を2010年1月3日に全部やめました。断薬初日からまる2年間の離脱症状経過などを記載しています~

5大疾病に精神病のわけ

2011年07月15日 | 向精神薬の離脱症状
こんにちは!

毎日暑いですね。
私は昨日鍼に行きましたが、途中から足首から下だけが猛烈に冷えてきて、怖いくらいになりました。凍るんじゃないか?くらい冷たくて、危険を感じたほど…
先生はそれを、典型的な冷えのぼせ、足が凍りそうになったのは本来の姿がそれだとおっしゃり、夜クーラーつけっぱなしで寝るのをなるべくやめて、なにしろ暑ければ頭を冷やすように言われました。
不思議なことに、半身浴を37度でしていると、どんどん体が冷えてきます。それも先生は
「本来の自分の姿が、じわじわ下を温めることによって出てくるからだ」とおっしゃります。
前にも書きましたが、この先生は冷えとりなんて興味がなく、深いことは知りません。それでも体ってそういうものなんだってこと東洋医学じゃあ当たり前のことみたい。
40年も生きてきて、なんで知らなかったのか・・・。



最近ニュースで、「4大疾病あらため、精神病を新たに加えた5大疾病とすることに厚生労働省が決めた」 と言ってました。

いかに精神病患者が多いかがわかりますが、なんでこんなに増えたのか?
私は、「簡単に向精神薬を処方して、やめどきを教えないから」だと思っています。
眠れない とか やる気が起きない とか 落ち込むことは、誰にでもあります。
うつうつすることだって誰にでもあるし、それが長引くことはたくさんの人が経験していることだと思います。

そうなった時にメンタルクリニックや心療内科、精神科を受診することが当たり前になった。ここまではわかるけど
カウンセリングもせずにいきなり投薬、しかもどんどん増やしてやめどきを教えない医者が多すぎる。

薬には必ず、副作用があります。自覚の有無はあるだろうけど、必ずあるから体に悪いのは決まっていることなのに
飲むとどんどん体も脳も動かなくなり、判断力や集中力がにぶり、余計に眠れなくなったり薬が切れるとさらに落ち込みがひどくなり、薬の量がどんどん増える。
そうして薬がさらなる症状を増やすから、患者は悪化したのだと思い医者はさらに薬を出し続ける。これでは1年経っても3年経っても治らないどころか、悪くなっていくのは当たり前です。

だから精神科の患者は増える一方で、私やたまごさんの掲示板に集まっているかたがたのように、どん詰まって自力でやめないと、一生薬を飲み続け、精神病患者でいるしかなくなってしまいます。

だから精神病がここ数年で急増したのだと、私は断言できます。


もちろん、「なんでクリニックや診療内科を受診することが当たり前になったか」の背景にはいろんな理由があげられると思う。
パソコンや携帯電話の普及による24時間労働、電磁波、食生活の変化など、自然を無視した生き方が当たり前になり
誰のためになんのために生きているかがわからなくなってきたり、私が最初に精神科を受診したのもそういう理由からでした。

そこで誰もが、「生活を変えること」よりも、「症状を消して今の生活を続ける」ことを選ぶから、薬に依存するハメになる。
かく言う私もそうでした。早朝の酷夢からはじまって動悸、めまい立ちくらみ、手ががたがた震えてコーヒー運べなくなったのがきっかけです。
なんでそうなったか、治すにはどういう生活をすればいいのか なんて、どこに行っても誰も教えてくれませんでした。


薬と症状のスパイラルに陥るから、こんなに精神病患者と「言われる」人が増えているのに
(本当はもう、もとの症状は治っているのに、薬の副作用でいろんな症状が出てくるからずっと病院に通うことになり、ずっと精神病患者でいされられ続ける、一生治らないと思いこまされる)

この明らかな事実を知ってか知らずか、「日本人の5大疾病」なんて国が肩書きをつけることは、本当に愚かで本当にばかばかしい。

連日のニュースを観ながら、こんなことを考えていました。



薬の離脱症状は相変わらずありますが、睡眠がたぶん、さらにマトモになってきていて
異常な眠気が前ほどじゃなくなっています。
突然おなかがへっ込むこともあり、そうすると全体のジスキネジア(不随意運動)が軽い感じがして、そうすると歩くのが若干ラクな気がする時が出てきました。

気候が夏に入り落ち着いてきたので、大きな症状の変動も梅雨どきと比べたらなくなってきているよな感じです。
暑くてのぼせるのはもう、ハンパじゃないのでひどくこたえますが・・・。
微熱も少し、さがってきた。
お通じが今朝はなんと、薬をやめて初めて「朝食後」にきた!これはかなりすごいことなのです。

今日も一日暑さを乗りきってこう。一歩一歩を確実に・・・。

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