朝鮮日報
政府「谷内事務次官の遺憾表明、受け入れられず」
2005/05/29 12:20
政府は28日、日本の谷内正太郎・外務省事務次官の遺憾表明を受け入れないことにした。
政府はこの日、李揆亨(イ・ギュヒョン)外交通商部スポークスマン名義の論評を発表し、「韓国政府を低評価し、同盟葛藤を助長するとしか見なせない彼の発言に対する日本側の措置が、遺憾表明で締めくくられる問題ではないと考える」と述べた。
続いて、「韓国政府は今回の発言を個別的事案ではなく、最近一連の日本国内の責任ある関係者らの歴史歪曲発言とともに総合的に考慮し、今後の韓日関係の方向について判断して行く考え」とした。
中央日報
政府「谷内発言、遺憾表明ではいけない」
2005.05.29 18:59:17
韓国政府は28日、日本の谷内正太郎外務省事務次官が自身の発言に遺憾を表明したことについて、これを受け入れないと発表した。
政府はこの日、李揆亨(イ・ギュヒョン)外交通商部スポークスマン名の論評で「政府を蔑み、同盟としての葛藤を助長するとしかみられない彼の言葉に対する日本側の措置は遺憾表明で終えるものではないと思う」と明らかにした。
同スポークスマンは「政府は今回の発言を個人的見解ではなく、最近、日本国内の責任ある人々の歴史歪曲(わいきょく)発言とともに総合的に考慮し、今後の韓日関係の方向を見て判断していく」と付け加えた。
朝鮮日報
「谷内事務次官の発言、韓日首脳会談に否定的影響」
2005/05/30 12:27
潘基文(パン・ギムン)外交通商部長官は30日、日本外務省の谷内正太郎事務次官の発言と関連し、「韓日首脳会談の開催に否定的な影響を及ぼすだろう」と述べた。
潘長官はこの日午前11時、ソウル・汝矣島(ヨイド)の63ビルで行われた放送記者クラブ講演会でこのように述べた。
しかし、「韓日首脳会談は両国間の望ましい関係を大局的に話し合う席であるだけに、これとは別途に考えなければならない」と述べた。
潘長官は来月11日に予定された韓米首脳会談と関連しては、「中核の議題は北朝鮮核問題の平和的解決方案を緊密に調整し、韓米同盟をいかに固め、発展させていくか、ということだろう」と述べた。
中央日報
<ニュース分析>谷内次官発言に対する政府の論評は慎重を期した
2005.05.30 12:58:24
政府の論評は谷内次官が羅鐘一(ナ・ジョンイル)駐日大使を呼んで自身の発言を遺憾だと表明し、1日がたって出された。それだけ慎重を期したということだろう。
政府当局者は29日、「政府内の強硬論と現実論をうまく妥協させた結果」と明らかにした。
現実論者は「いったんこの程度にして北朝鮮の核問題に集中しよう」というのがその立場だ。
一方、強硬論者は「至らなかった」と主張する。ある消息筋はこのようなことは1度や2度ではない、対日問題の不信が問題解決に支障をきたしているとしている。
そのためこのような立場の整理は「状況を見守ろう」というメッセージであるといえる。結論を出すというより、まだ検討中だということだ。
◇今後の韓日関係=今後の韓日関係は今後の日本の態度による。日本の今回の発言以外に別の措置がとられれば韓国政府の立場も変わり、事態は収拾されるというものだ。
しかし日本の政府関係者らが再び韓国政府を刺激してくるようなことがあれば両国関係は3月のときよりも深刻な局面に処すとみられる。
問題は日本が追加処置をせず、この状況が続くことである。それは可能性として高い。その場合は緊張関係が続く中、韓日首脳会談をめぐって非公式対話が水面下で続くものとみられる。もちろん、両国の国内政治の必要性により、予想もしない方向に進む可能性も排除できない。
政府「谷内事務次官の遺憾表明、受け入れられず」
2005/05/29 12:20
政府は28日、日本の谷内正太郎・外務省事務次官の遺憾表明を受け入れないことにした。
政府はこの日、李揆亨(イ・ギュヒョン)外交通商部スポークスマン名義の論評を発表し、「韓国政府を低評価し、同盟葛藤を助長するとしか見なせない彼の発言に対する日本側の措置が、遺憾表明で締めくくられる問題ではないと考える」と述べた。
続いて、「韓国政府は今回の発言を個別的事案ではなく、最近一連の日本国内の責任ある関係者らの歴史歪曲発言とともに総合的に考慮し、今後の韓日関係の方向について判断して行く考え」とした。
中央日報
政府「谷内発言、遺憾表明ではいけない」
2005.05.29 18:59:17
韓国政府は28日、日本の谷内正太郎外務省事務次官が自身の発言に遺憾を表明したことについて、これを受け入れないと発表した。
政府はこの日、李揆亨(イ・ギュヒョン)外交通商部スポークスマン名の論評で「政府を蔑み、同盟としての葛藤を助長するとしかみられない彼の言葉に対する日本側の措置は遺憾表明で終えるものではないと思う」と明らかにした。
同スポークスマンは「政府は今回の発言を個人的見解ではなく、最近、日本国内の責任ある人々の歴史歪曲(わいきょく)発言とともに総合的に考慮し、今後の韓日関係の方向を見て判断していく」と付け加えた。
朝鮮日報
「谷内事務次官の発言、韓日首脳会談に否定的影響」
2005/05/30 12:27
潘基文(パン・ギムン)外交通商部長官は30日、日本外務省の谷内正太郎事務次官の発言と関連し、「韓日首脳会談の開催に否定的な影響を及ぼすだろう」と述べた。
潘長官はこの日午前11時、ソウル・汝矣島(ヨイド)の63ビルで行われた放送記者クラブ講演会でこのように述べた。
しかし、「韓日首脳会談は両国間の望ましい関係を大局的に話し合う席であるだけに、これとは別途に考えなければならない」と述べた。
潘長官は来月11日に予定された韓米首脳会談と関連しては、「中核の議題は北朝鮮核問題の平和的解決方案を緊密に調整し、韓米同盟をいかに固め、発展させていくか、ということだろう」と述べた。
中央日報
<ニュース分析>谷内次官発言に対する政府の論評は慎重を期した
2005.05.30 12:58:24
政府の論評は谷内次官が羅鐘一(ナ・ジョンイル)駐日大使を呼んで自身の発言を遺憾だと表明し、1日がたって出された。それだけ慎重を期したということだろう。
政府当局者は29日、「政府内の強硬論と現実論をうまく妥協させた結果」と明らかにした。
現実論者は「いったんこの程度にして北朝鮮の核問題に集中しよう」というのがその立場だ。
一方、強硬論者は「至らなかった」と主張する。ある消息筋はこのようなことは1度や2度ではない、対日問題の不信が問題解決に支障をきたしているとしている。
そのためこのような立場の整理は「状況を見守ろう」というメッセージであるといえる。結論を出すというより、まだ検討中だということだ。
◇今後の韓日関係=今後の韓日関係は今後の日本の態度による。日本の今回の発言以外に別の措置がとられれば韓国政府の立場も変わり、事態は収拾されるというものだ。
しかし日本の政府関係者らが再び韓国政府を刺激してくるようなことがあれば両国関係は3月のときよりも深刻な局面に処すとみられる。
問題は日本が追加処置をせず、この状況が続くことである。それは可能性として高い。その場合は緊張関係が続く中、韓日首脳会談をめぐって非公式対話が水面下で続くものとみられる。もちろん、両国の国内政治の必要性により、予想もしない方向に進む可能性も排除できない。