Takahiko Shirai Blog

記録「白井喬彦」

鄭東泳統一部長官、金正日と会談

2005-06-17 12:54:06 | 国際
中央日報
鄭東泳長官-金正日総書記が電撃面談…北核の進展に注目
2005.06.17 12:40:19

6.15南北共同宣言5周年記念行事のために北朝鮮訪問した鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官が17日、金正日(キム・ジョンイル)国防委員長と電撃面談をした。

韓国側現職統一部長官が金委員長と単独で面談するのは2000年9月の朴在圭(パク・ジェギュ)元長官以後5年ぶりで、1年近く漂流中の北核6者会談と南北関係に突破口が開かれるか注目される。

面談はこの日午前、北朝鮮側の面談決定の通報により鄭長官が金委員長を表敬訪問する形式で行われたと伝えられた。

鄭長官はこれによりこの日午前、宿舎の百花園(ペックファウォン)招待所を出発、某所で金委員長と単独面談を進行中だが、昼食を共にするのかについては確認されていない。

これについては代表団スポークスマンの金弘宰(キム・ホンジェ)統一部広報管理官が午前9時15分ごろ緊急会見を行い「今日、鄭長官と金正日国防委員長の面談がある予定だ」と明らかにした。この日の面談で鄭長官が盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の親書や口頭メッセージを金委員長に伝えるものとみられ、注目されている。

鄭長官は前日、金永南最高人民会議常任委員長との単独面談で11日の韓米首脳会談の結果を説明し、盧大統領の対北朝鮮メッセージを伝達したとされるが、この日、金正日委員長との面談では、さらに具体的な説明と提案などが行われるものとみられている。特に核放棄時、体制安全を保障して朝米間を「より正常な関係(more normal relations)」として改善を推進するという韓米首脳会談の合意内容に対する細部説明と、6者会談に復帰する場合、北朝鮮核問題の解決を実質的に進展させることができる「重要な提案」を用意するという韓国側立場に対する具体的な説明や提案もあり得る。しかし金正日委員長が金永南委員長から韓国方の細部説明や提案をすでに伝達されており、答弁の場をを与えるために面談をすることになった可能性もなくはない。このような場合、金委員長が6者会談復帰の時期など、北核問題に対する北朝鮮側の具体的な立場を明らかにする可能性も排除できないものとみられる。

鄭長官は前日の金永南委員長との面談で、最近の盧大統領の歴訪外交など、これまで韓国方が傾けてきた北核問題の平和的解決に向けた努力と、韓米首脳会談の結果を説明し、双方が有益な方向に核問題解決のための積極的努力をしなければならないという立場を伝えた。金永南委員長はこの席で「米国が北朝鮮の体制と制度を認めれば北朝鮮も米国を友邦国家として対応する」と話している。

鄭長官が率いる当局代表団はこの日午後、チャーター便で平壌順安(スンアン)空港を出発し、ソウルに戻る予定だ。平壌=共同取材団

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