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2016-09-10 19:21:46 | 積丹町
積丹町の中心美国、「美しい国」と書いてビクニと言います。ここもまた、余市町・古平町とともに、慶長年間(1596~1615年)から大正末期まで、ニシン漁で賑わったところです。今は文字通り、「美しい国」積丹の自然を売る観光の町に変身し、近海漁業・酪農・肉牛飼育なども行われています。この美国の漁港には、育てる漁業の一環としてつくられた「水産種苗生産センター」があります。ウニの赤ちゃんを、直径15㎜以上になるまで育て、放流する仕事をしています。ウニの赤ちゃんのエサとして、この辺りの何処にでも生えているオオイタドリの葉を使っていますが、コンブなどの海藻よりも、成長が早いと言う事です。
積丹半島の地名、積丹半島の積丹と言う地名の由来をご紹介します。積丹の字は、なかなか読みにくく、セキタン半島と読む方もいるようです。
これはアイヌ語の「サクコタン」(夏の村)あるいは(夏の集落)からきています。アイヌの人達は狩猟民族で、夏は海岸や川辺・湖のほとりに集落をつくり、海や川の幸をとって食糧をたくわえました。魚介類の豊富なこの辺りの海岸は、アイヌの人達にとって最高の場所だった訳です。そして冬になると、クマや鹿などの多い所に移動しました。此を「冬の村」(マタコタン)と呼びます。この様に季節ごとに移動する生活をしていましたので、アイヌのコタンは、余り大きくなく、5~6軒から多くても20~30軒の集まりだったそうです。