みのもり雑記

旅行関連が多くなるかと思いますが、ふと書きたくなったことを気の向くままに、という感じで。

2024年石見 1日目その5(津和野-津和野町郷土館)

2024-06-02 16:24:50 | 2024年石見旅行
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2024年2月22日(木)14時過ぎ
予定より15分くらいはリードを保てていますね。

続いては津和野町郷土館です。


1942年(太平洋戦争開始後)の開館ですと!?
さすがに開戦翌年だとまだそんな余裕があったんですね。。。


郷土館の門は、江戸末期のものと伝わるものです。


余談ですが郷土館の反対側は、ちょうど梅が見頃でした。


なるほど和洋折衷



……え?
加藤清正、何かゆかりがあるの???



さて、入館します。
なお養老館の入館カードを見せると100円引きとなります。

残念ながら館内(2階建て)はほぼ撮影禁止でした。
が、唯一このコーナーだけは撮影可!!!


なんでも日本で見つかったうちの最古の岩石はここ津和野で産出されたそうです。
約25億年前の、花崗片麻岩です。


この岩石は、「夜久野岩類」という地質帯で見つかったそうですが、いやはや、古い。


余談ですが、この花崗片麻岩が見つかるまでは、日本最古は岐阜県七宗町で見つかった約20.5億年だったそうです。

これまで日本最古の石とされていたのは、岐阜県七宗町(図の右端)の礫岩中の礫で、20.5億年前のものであるが、この礫岩そのものは1.6億年前に堆積したものである。
……いやまあ、そう言うならそうなんでしょうけど、、、
ひょっとして、他者をおとしめることで自分をよく見せようとしてません?


さて、他は撮影できませんので、目をひかれたものをいくつか文字で触れます。

まずは江戸時代。
日本遺産センターでも見ましたが、津和野藩と浜田藩とで支配地の入り乱れっぷりがほんとすごいですね。
最適化したい。。。

津和野騒動というお家騒動(旧尼子系家臣と、亀井家に従いやってきた家臣との対立)の解説がありましたが……
勝利した方の家老家、2代にわたって権力をほしいままにしたことが容易に想像できる。すごい。

さりげな~く「陶晴賢所有の茶釜」が2つもありましたが……え、なに、本物?
(ちなみに1つは、八角釜、もう1つは、ぶんぶく茶釜で私が想像するような茶釜でした)

「西周先生のテーブル」……よくそんなもの残ってますね!?

藩主の和歌がありましたが、「右近衛権中将源茲監」とあります。
源姓を許されてたんですね、すごい。展示品を見た限りですと、少なくとも3代藩主から使用していました。

前回頭で触れた乙女峠(キリシタン弾圧)についても展示がありました。
「三尺牢」の実寸大模型がありますが、なるほど1辺3尺の直方体なので「三尺牢」ですか。
これは狭い。


14:50頃、見物終了です。

予定では郷土館前で15時半発のバスに乗る予定だったのですが……地味に時間がありますね。
せっかくなので、あまり時間的に余裕はありませんが翌日行く予定だった場所を覗いてみましょう。


……絶対この先に何かあるけど、ちょっと向こうに見える登り坂はへこたれます。
(お寺があるようです)


さて、やってきました杜塾美術館!
郷土館からざっくり100mくらいです。


……「本日休館」ですと!?


ここは所要時間が読めていないのでリスク低減のため見ておきたかったですが、仕方ありません。
すごすごと引き返しましょう。

とはいえまだ30分はあります。
せっかくなので、なかば諦めていた神社を回りましょう。


郷土館前の梅
このまま正面の津和野大橋を渡って、左折します。



弥栄神社(裏手)


本殿


おお、すごい木だ!


ご神木ではありますが……中央が完全にうろになってますね。


樹齢600年のケヤキですか。
長生きしてほしいものです。。。


拝殿
ちなみに右手に写っているのは、ちょうど下校時刻だったらしい中学生(推定)です。
地元の人がこんなにいるのは、昼食以来です。


さすがの鷺


弥栄神社(正面)


社殿はそんなに大きくありませんが、かなり歴史のある神社です。


立地としてはお城の真下といいますか。藩庁にも近いです。



さて、まだ15時です。
もうちょっと観光スポットを切り崩しましょう。

ちなみに弥栄神社のすぐ近くには、美松食堂というお店があります。
明日、ランチで使う予定です。


その横は、また別の神社です。


総霊社






「また別の神社です」とした写真に鳥居が2つ写っておりますが、右手が今紹介した総霊社です。
そして左手は、山の中腹にある太皷谷稲荷神社のものです。


ここは明日朝一番に行く予定なので、これ以上深入りはしません。

ご由緒だけ拝見しましょうか。


……あれ、「み」が無い。なんで? この辺の風習?
※正直このとき、「ぎ」が無いのか「み」が無いのか自信がありませんでした。



さて、そろそろ移動しましょう。

……駄菓子屋さんだ!!


鯉だ!



さて……バスに郷土館前から乗っても別に問題は無いのですが、幸い利用するコミュニティバスは定額です。
ちょっと雨がパラついたりやんだりを繰り返していることもありますので、それよりも手前のバス停を狙いましょう。

……といってもバス路線図は正直不明瞭なので、かなりドキドキものですが。
※当然バス会社がホームページ上で路線図を公開していますが、各停留所が地図上のどこにあたるのか分からなかった。

……うん、ちゃんとここに止まるようです。
途中、下校してくる小学生たち(2桁!)が礼儀正しく挨拶してきたので聞いてみようかとも思いましたが、さすがにここで大丈夫でしょうし不審者扱いされてもなんなので、控えました。



今回はここまで


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